留学にも就職にも、海外移住にも使える!世界中で通用する6つの英語資格

海外での留学や就職だけでなく、国内の就職や推薦入試でも使われることが多い英語資格。種類も増えているので、「TOEFLは聞いたことあるけど、TOEICと何が違うの?そもそもIELTSって?」と迷う方も多いと思います。

今回はそんな方のために、役に立つ英語資格の違いや受験概要、使われる場所などを紹介します!

日本で受けられる資格の種類は増加傾向

日本で受けられる資格の種類は増加傾向

日本独自の資格としては実用英語技能検定(以下:英検)や英検を主催している公益財団法人 日本英語検定協会が基礎開発しているオンラインテストのCASEC、ほかにも日商ビジネス英語検定試験や教育業界の大手・ベネッセコーポレーションが実施しているGTECなどが有名どころです。英検は下の級だと日本語の問題文があるため、主に小中学生に人気の英語資格です。

ご存知の通り、近年は海外の英語資格の人気が高まっています。特に通訳技能検定や通訳案内士といった通訳・翻訳系の資格が人気です。これは、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催による外国人観光客の増加が予想されているためです。それに伴い、日本でも受験可能な資格や、本屋さんに積まれる海外資格の対策本も日に日に多くなっています。

もちろん、英検や日商ビジネス英語検定でも英語力を測定するのに問題ありません。ですが、同じ受験料や勉強の労力を払うなら、日本だけでなく海外でも使える資格を取ったほうがお得です。日本の資格を海外で使うことはできませんが、海外の資格なら日本の学校や企業でも評価の対象になることが多いからです。

そこで、今回はメジャーな資格からマイナーな資格まで、日本で受験可能な6つの海外英語資格を紹介します!英語資格にもターゲットや対象としている国や地域があるので、もし留学や海外企業を目指していて特定の国を想定しているのであれば、その国でメジャーな資格に照準を合わせましょう。また、外資系企業に就職希望の人は、本社がある国でメジャーな資格をチェックしておくといいと思います。

日本の三大海外英語資格・TOEIC、TOEFL、IELTS

日本の三大海外英語資格・TOEIC、TOEFL、IELTS

日本で受験できる海外の英語資格はたくさんありますが、最もメジャーなのがTOEIC(トーイック)、TOEFL(トーフル)、IELTS(アイエルツ)の3つです。この3つの資格に共通しているのは、英検のような級ごとの問題ではなく、全員が同じ問題を受験して、その試験結果によってスコアが付与されることです。

日本で一番ポピュラーな英語資格・TOEIC

toeic

日本で英語と並んでよく用いられる資格がTOEICです。プレゼンテーションやビジネスレターなど、ビジネスシーンで用いる英語が多く出題されています。TOEIC対策で学習した英語が実務経験に活かしやすいため、就職活動や昇進条件などでも必須とされる資格です。

メリットは日本での受験者母数の多さ

メリットは日本では非常にメジャーな資格なので、今回紹介する資格の中では断トツで参考書や対策サイトが充実していること。また、大学の英語の講義のレベル分けテストや就活で企業に提出する履歴書の資格欄などに使われることが多く、受験生集団の中での英語力がかなり正確に測れるのもメリットといえます。

対するデメリットは、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能すべてを測れないことです。一般的にTOEICと呼ぶものはリスニングとリーディングの試験のことを指すため、ライティングとスピーキングの能力を測るには、それ用の試験を受ける必要があります。

また、TOEICは日本や韓国といったアジアの受験者が大半を占めていると言われていることもあり、本当に国際基準の英語資格なのかという疑問の声もあります。そうした意見によると、ヨーロッパや英語圏のTOEIC受験者はMBA(経営学修士)の出願に必要で受験するため、受験者は少数でもかなり優秀な人たちばかりが集まるので、平均点がかなり高いそうです。

しかし、TOEICのプレスリリースなど、主催団体によって公式発表されているものを日本語版、英語版ともに確認しましたが、国別受験者数は公表されていませんでした。そのため、上記の説も決して鵜呑みにはできません。それに、英語力があれば国際基準かどうかに関係なく高スコアを取ることはできるので、あまり気にしないほうがいいでしょう。

出題形式が変わったので、情報入手は要注意!

TOEICは2016年5月から出題形式が変更されました。簡単に変更点をまとめると、難しい問題の比率が増え、試験中に読み聞きする英語の量もかなり増えます。

具体的には、リーディングでは問題の選択肢が語句から文章になったり、3つの文章を読んで答える問題が追加されたりしました。またリスニングでは、会話に登場するのが2人から3人に増える問題や、聞いた英語と問題用紙の地図や絵を組み合わせて解く問題が追加されました。

もし参考書を探す場合、中古の本だと現在のTOEIC出題形式と異なる場合があります。中古で安く本を買えたところで、対策したところが出題されなければせっかくの努力が水の泡になってしまいます。必要なスコアに足りなくて再受験するとなると結局新品の本を買うよりも高くつくことになるので、ケチらず問題集は新品を本屋さんで買ってください。また、TOEIC経験者ですでに旧テストの過去問を持っているけど新しい本を買えないという場合にインターネットで情報収集する際も、記事の最終更新日が2016年以降か、きちんと確認しましょう。

TOEICの受験について

受験日:2月と8月以外、毎月受験可能(地域によって異なります)
受験料:5725円
試験時間:120分(リスニング45分、リーディング75分)
出題:200問(リスニング100問、リーディング100問)。すべて4択のマークシート式。
結果:リスニングとリーディングそれぞれ5点~495点ずつ、合計10点~990点を5点刻みで表示

アメリカの大学に留学する人にオススメ!TOEFL

TOEFL

次に紹介するのは、日本ではすっかりメジャーになったTOELFです。

ノン・ネイティブが受験

TOEFLの定義については、TOEFL公式サイトのFAQページで以下の通り説明されています。

TOEFLテストは、英語を母語としない人が、大学の授業で聞き、話し、読み、書く英語を使用し、理解する能力を測定するものです。

つまり、TOEFLの主な目的は大学の講義についていけるレベルの語学力があるかどうかを測定することです。そのため、出題内容も大学レベルの教科書からの引用や講義についての質問など、大学生活を念頭に置いたものが多くなります。

世界3000万人の受験者、10,000以上の大学や機関、その他の団体で認められているため、非ネイティブの集団の中ではかなり正確に自分の英語力を測ることができます。

TOEFLの受験について

受験日:年間50回以上
受験料:235米ドル(2018年1月20日現在、111円/米ドル換算で26085円)
試験時間:最大4時間(リーディング60分~80分、リスニング60分~90分、スピーキング20分、ライティング50分)
出題:最大107問+8課題(リーディング36問~56問、リスニング34問~51問、スピーキング6課題、ライティング2課題)
結果:リーディング、リスニング、スピーキング、ライティング各0点~30点の、合計0点~120点

英語圏ではTOEFL以上にメジャー!? IELTS

IELTS

TOEIC、TOEFLに比べるとIELTSは耳慣れない人も多いかもしれませんが、日本では2008年から2015年の8年間で受験者が約140万人から約260万人にほぼ倍増していて、メジャーになりつつあります。

日本でも人気爆発中、これからのスタンダード

IELTSは”International English Language Testing System”の頭文字の略称で、海外留学や研修のために英語力を証明する必要のある方、およびイギリス、オーストラリア、カナダなどへの海外移住申請に最適なテストです。以下の通り、グローバルスタンダードの英語資格として世界中から注目を集めています。

イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドのほぼ全ての高等教育機関で認められており、アメリカでも TOEFLに代わる試験として入学審査の際に採用する教育機関が3,000を超え、英語力証明のグローバルスタンダードテストとして世界中で受験者が増え続けています。
引用:IELTS 公式サイトの”特徴とメリット”ページ

IELTSは元々アメリカ以外の英語圏でメジャーな試験でしたが、ようやく日本でもIELTS向けの参考書や単語帳を多く見かけるようになりました。これからは、ますますIELTSの対策本が本屋さんの英語本のスペースを拡大していくことになりそうです。

出題される英語はブリティッシュ・イングリッシュ

IELTSの特徴ですが、主催がブリティッシュ・カウンシル、IDP:IELTS オーストラリア、ケンブリッジ大学英語検定機構の3団体で、うち2つがイギリスの団体であることからもわかる通り、出題される英語はイギリス英語です。

現在日本の学校教育で教わる英語はアメリカ英語です。イギリス英語との違いは発音とスペルで、例えば”色”を意味する英単語をアメリカ英語では”color”と書きますが、イギリス英語では”colour”と書きます。IELTSでは、英米でスペルや発音が異なる単語は、基本的にイギリス英語で出題されると思ってください。ただし、ライティングやスピーキングでアメリカ英語のスペルや発音で回答しても、減点されたり誤答扱いされたりすることはありません。

目的に合わせて”ACADEMIC”と”GENERAL TRAINING”のどちらかを選んで受験

日本の三大海外英語資格の紹介の前にTOEIC、TOEFL、IELTSの共通点として”全員が同じ問題を解くこと”を挙げました。ですが、IELTSは少し違います。IELTSを受ける人は、受験目的に合わせて”ACADEMIC””GENERAL TRAINING”のどちらかを選ぶ必要があります。出題内容が変わるので、受験目的を考慮してどちらを受験するかを選択しましょう。

“ACADEMIC”:英語圏の大学or大学院に留学したい人向け

“ACADEMIC”は、英語で授業を行う大学や大学院に入学できるレベルに達しているかどうかを評価するためのもので、出題内容もTOEFLに近いアカデミックなものが多くなります。イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドといったアメリカ以外の英語圏の大学や大学院入試では、IELTSで一定のスコアを満たさないと出願すらできません。

IELTSではリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングそれぞれのスコアと4技能全体のスコアの、合計5つのスコアが出ます。大学や大学院の受験では、全体スコアの基準と、例えば「リーディングは6.5以上あること」のような、特定の技能の下限が設けられる場合がほとんどです。出願に必要なスコアの条件は急に変更される場合もあるので、志望校の出願情報はこまめに確認しましょう。

“GENERAL TRAINING”:学業以外の研修や移住が目的の人向け

また、”GENERAL TRAINING”は英語圏での学業以外の研修や、移住を目標とする人が受験します。出題内容も”ACADEMIC”に比べると身近になり、問題の難易度もやや下がると言われています。ただ、その分”ACADEMIC”よりは高スコアを取るための正解数などの基準は高くなっているので、「易しいなら”GENERAL TRAINING”」という安易な考えはやめましょう。

パスポートが受験に必須

最後に大事なことですが、IELTSを受験するためには、パスポートが必須です。受験当日に有効なパスポートが必要で、受験当日は原本を持参する必要があります。

ただし、受験当日にパスポートが必要とはいえ、出願時点でパスポート番号を申請しなくてはいけません。そのため、もしIELTSの受験を考えているけどパスポートを持っていないという人は、早めにパスポートの申請手続きをしましょう。パスポートは申請から受け取りまでに時間がかかるので、受験日を早めに決め、いつまでにパスポートが取れればいいのか逆算してください。

IELTSの受験について

受験日:全国14都市でほぼ毎週開催。東日本と西日本で受験日程が異なる
東日本のテスト会場:札幌、仙台、埼玉、東京、横浜、松本、金沢
西日本のテスト会場:名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡
受験料:25,380円
試験時間:最大174分(リスニング40分、リーディング60分、ライティング60分、スピーキング11分~14分)
出題:80問、2課題、3パート(リスニング40問、リーディング40問、ライティング2課題(150words、250words各1問)、スピーキング3パート)
結果:リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの各バンドスコアと、総合(オーバーオール・バンド・スコア)を1.0~9.0で表示

これからメジャーになるかも!?ケンブリッジ英語検定、PTEアカデミック、GRE

これからメジャーになるかも!?ケンブリッジ英語検定、PTEアカデミック、GRE

TOEIC、TOEFLに続いてIELTSが日本でメジャーになりつつありますが、他にも国際的には有名でも日本でまだ知られていない英語資格はあります。今回は、ケンブリッジ英語検定PTEアカデミック(ピーティーイー)、GRE(ジーアールイー)の3つを紹介します。

一度受ければ生涯有効!ケンブリッジ英語検定

cambridge english assesment

ケンブリッジ英語検定は、イギリスのケンブリッジ大学が実施している英語試験です。日本ではマイナーですが、世界130カ国以上で年間250万人以上が受験しています。"IELTSのスコアは2年間有効"といったようにスコアに期限がある資格も多い中、ケンブリッジ英語検定の認定証は生涯有効です。

デメリットとしては、試験会場が東京都中野区の中野サンプラザ1か所ということ。また、KETとPETは学生向けで、一般受験はできません。

5段階のレベル別テスト

ケンブリッジ英語検定はTOEIC、TOEFL、IELTSと異なり、英検のようにレベル別の問題を受験します。ほかの試験とのスコア比較も発表されていますが、それを見る限りではケンブリッジ英語検定は上級者か初心者向けで、中間層に向けたテストではありません。

レベル TOEIC TOEFL IELTS 英検
KET 300点~350点 350点~380点 4.0 3級
PET 350点~500点 380点~430点 4.5 準2級~3級
FCE 800点~900点 500点 6.0~6.5 準1級
CAE 900点~950点 525点~550点 6.5~7.5 1級
CPE 950点~ 600点~ 8.0~ 1級以上

引用:ケンブリッジ英語検定日本語版公式サイト

基礎レベル:KET(Key English Test)

KETは初心者向けのテストで、簡単な状況でコミュニケーションをとれる英語力が必要です。文部科学省発表の2015年の資料によると、KETはもともと日本の高校生を対象に1988年に作られた日本生まれのテストだそうです。つまり、KETは高校生レベルの英語力を測るテストといえます。

初級レベル:PET(Preliminary English Test)

PETは基本的な英語が使え、日常生活を送ることができる英語スキルが求められています。PETもKETと同様に学生向けのテストで、一般の受験スケジュールには含まれていません。

中級レベル:FCE(First Certificate in English)

FCEは英語圏で英語を使って働いたり、英語での講義を受けられるレベルの英語力の証明です。”中級レベルの英語力が必要”と言いたいところですが、上に記載されている他の資格との相関表を見る限りでは、FCEからレベルがぐっと上がります。

上級レベル:CAT(Certificate in Advanced English)

世界中の8000以上の教育機関や企業、政府がハイレベルな英語能力を証明する資格として認めているのが、CATです。上級レベルの英語力が求められます。

超上級レベル:CPE(Certificate of Proficiency in English)

流暢に英語でコミュニケーションでき、教養あるネイティブスピーカーと同等の英語力があることの証明になるのがCPEです。上級以上の英語力が必要になります。英語の専門家や特定分野の専門翻訳を仕事にするような、英語のプロフェッショナルが受験するような難易度です。

他の受験者とペアで受験するスピーキングテスト

ケンブリッジ英語検定はリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4技能を試験します。その中でも特徴的なのが、受験者2名のペアで対面式テストを実施するスピーキングです。会話の相手が面接官ではないため、他の試験以上に実際の会話の場面と近くなります。

もちろん、”より英語が上手い方だけが受かる”とか、”英語が相手より下手だから落ちる”ということはありません。下手だとしても会話を途切れさせずに続ける努力をしたり、相手が答えに詰まっていたら助け舟を出したりするなど、”相手を蹴落とす”のではなく、”一緒に合格を目指す”イメージの方が合格に近づけるはずです。

ケンブリッジ英語検定の受験について

受験日:年4回(※CPEのみ年3回)
受験料:27000円+税
試験時間:最長で約4時間(リーディング90分、リスニング90分、ライティング100分、スピーキング19分)
出題:リーディング53問、リスニング30問、ライティング2課題、スピーキング3課題
結果:各レベルで合格/不合格で判定。合格の場合、A判定、B判定、C判定でさらに細分化(最上位がA判定。また、KETとPETは上からDistinction、Merit、Passの3段階)

コンピューターで受験する、新時代の試験・PTEアカデミック

PTE ACADEMIC

PTEアカデミックは、世界最大規模の教育サービス企業・ピアソンPCLが主催している、英語を母国語としない人が対象のコンピューターで受験可能な英語検定試験です。オーストラリアのビザ申請書類や英語圏の教育機関に入学するための語学証明として認定されている実績もあります。

コンピューターによる試験で、受験しやすさは圧倒的

PTEアカデミックの特徴は、何といってもリスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの4技能全てをコンピューターによって測定するということ。コンピューターによって一律の基準で採点されるため、試験官によってスピーキングのスコアが変わることがありません。また、コンピューターでの分析によって、発音や英語の流暢さも測定してくれるというのも大きなポイントです。

試験会場によって異なりますが、仕切りで区切られたスペースで他の受験者と一緒に受験する場合、一人ひとり違う問題が出場されます。そのため、周囲と比べて進捗が遅くても気にすることはありません。

ただ、注意することが1つあります。画面下の「NEXT(N)」をクリックすると次の問題へ進めるのですが、一度次のページに進むと前のページに戻って答えを修正することはできません。ここが紙の問題冊子で解く試験と大きく異なる点です。

また、世界200か所の試験会場で受験可能で、日本では東京・銀座と大阪・梅田で受験できます。他にも、受験申し込みは受験の48時間前まで可能。さらに、受験結果は最短で受験2日後、5営業以内に結果を見ることができるのも、すべてをコンピューターで管理しているテストだからこそできることです。

PTEアカデミックの受験について

受験日:会場による
受験料:220米ドル(2018年1月20日現在、111円/米ドル換算で24420円)
試験時間:最大約3時間(スピーキング&ライティング、リーディング77分~93分、リスニング45分~75分)
出題:試験問題は人によって異なる
結果:GSEという英語力指標によって10点~90点で算出

大学院・MBA進学希望者向けのGRE

GRE

GREは"The Graduate Record Examinations"の略で、大学院やMBAに入学申請をする人が受験します。そのため、学部卒の英語力を持つことが受験者の前提とされています。

独自の3つのセクションと、スコアに反映されない2つのセクション

GREの試験はリーディングとライティングです。そのセクションは独特で、Analytical Writing、Verbal Reasoning、Quantitative Reasoningの3セクションと、スコアには反映されないUnscoredまたはResearchの2セクションのどちらか、計4セクションを受験します。

Analytical Writing

2題のエッセイを書く問題で、1題のエッセイにかけられる時間は30分です。文法のやスペルの正しさ以上に、論理的思考や自分の主張を効果的に述べるための英語力が評価対象になります。

スコアは各エッセイを6.0点満点、0.5点間隔で採点し、両エッセイの平均点が最終スコアになります。2題のエッセイはそれぞれ次のような特徴を持っています。

  • Analyze an Issue … ある問題を分析し、自分の意見を述べます。
  • Analyze an Argument … 主張されたArgumentを分析し、それに対する批評を述べます。
Verbal Reasoning

2つのセクション20問を30分で解きます。パッセージを読んで問いに答えたり、文中の空欄補充をしたりという、比較的オーソドックスなリーディング問題です。スコアは130~170点の範囲で、1点ずつ採点されます。

Quantitative Reasoning

2つのセクション20問を30分で解きます。数学能力を問う問題が出題されますが、そのほとんどが中学数学レベルの問題です。スコアは130~170点の範囲で、1点ずつ採点されます。

Unscored

Analytical Writingの後に、スコアに換算されない問題が順不同で問題に含まれることがあります。スコアに換算されない旨は特に明記されておらず、今後の参考または新しい出題形式の妥当性を図る目的で出題されます。

Research

Unscoredの代わりに出題されることがあります。Researchは必ず試験の最後に出題され、Researchセクションであることも明記されます。主催団体ETSのリサーチ目的で出題されます。

GREの受験について

受験日:祝日を除く毎日、午前と午後の各1回開催
受験料:205米ドル(2018年1月20日現在、111円/米ドル換算で22755円)
試験時間:3時間45分(Analytical Writing、Verbal Reasoning各60分、Quantitative Reasoning70分、UnscoredとResearch合計35分)
出題:エッセイ2題、Verbal Reasoning、Quantitative Reasoning各40問、UnscoredとResearchは詳細不明)
結果:Analytical Writingは0点~6.0点、Verbal ReasoningとQuantitative Reasoningは各130点~170点で算出

最後に:語学ができて損することは何一つない

最後に:語学ができて損することは何一つない

今回紹介したTOEIC以外の資格は受験料が20000円オーバーと、決して安くありません。そのため、何度も受け直して何万も受験料を払うよりは、参考書を新品で購入したり、多少高額でも公式問題集を買って対策をしたりすして、少ない受験回数で結果を残すほうが得策です。

また、今回は純粋に英語能力を問う試験だけを紹介しましたが、"英語×会計"の国際会計検定国際秘書検定(CBS)のような、より業務に活かせそうな英語資格もまだまだあります。

英語の受験資格を取る目的は留学や移住、働く上で必要になるなど様々ですが、語学ができて損することは何一つありません。英語ができるようになれば、世界は何十倍にも広がります。旅行英語程度の知識だけでも、翻訳アプリに頼るのと自分の言葉で話すのとでは、全然違うのです。なので、資格試験で必要なスコアを取得したあとも継続して勉強を続けましょう!