新幹線の過ごし方に悩みがちな全ての人へ!タイプ別に新幹線の過ごし方をまとめました

今や、仕事や旅行などで移動する際に必須の移動手段になっている新幹線ですが、長距離の移動に使うこともあり、移動時間が退屈になりがちです。
また、新幹線の座席のスペースは限られるため、その時間の過ごし方に困る人も多いでしょう。
そこで、ここからは新幹線の過ごし方について様々な角度から、お勧めの方法やアイテムを紹介していきます。
ぜひ、退屈になりやすい移動時間の参考にしてください。

新幹線の過ごし方「ビジネスパーソン編」

新幹線の過ごし方「ビジネスパーソン編」

日本で最も新幹線を使用する機会が多いのは、出張などで利用する機会が頻繁にあるビジネスパーソンではないでしょうか?

中には、週に一度は利用するという人や最近では通勤に利用しているという人もいるでしょう。

乗車券や特急券にもすっかり見慣れ、発着時刻も時刻表を見ずにだいたい分かるという人も少なくないかもしれません。

そんなビジネスパーソンたちにとって、移動の度に発生してしまう1時間以上の時間はどうにかして有意義に使いたいものです。

ここでは、「眠り方」「仕事」の二つの観点から、新幹線での移動における有効的な時間の使い方を紹介します。

忙しいビジネスパーソンにお勧めな新幹線座席での眠り方

新幹線はその構造上座席を大きく倒すわけにもいかず、眠るにしても不自然な姿勢で眠らざるを得ず、結果的にただただ疲れるだけになってしまいがちです。

しかし、新幹線の移動時間はある程度まとまった時間が取れることから、この時間を睡眠にあてられれば、忙しいビジネスパーソンにとってまさに至福の時間になるでしょう。

そこで、ここからは新幹線での移動中により快眠できる方法を紹介していきます。

窓側?通路側?眠りに適した席はどちら

新幹線の座席を選ぶ際、窓側と通路側のどちらを選びますか?

人との接触を減らせることから窓側が好きという人もいるでしょうし、移動や買い物がしやすいため通路側の方が好きという人もいるでしょう。

一方で、睡眠を考えれば、やはり人との接点が少ない窓側の方が眠る環境として良いという事実があることは否めません。

これは自由席を利用する場合も、予約を入れて予約席を利用する場合もぜひ意識して欲しいところです。

乗る新幹線の種類によって、座席周りの環境に多少違いが生じますが、窓際を使うことには大きなメリットがあります。

  • カーテンを閉めることができる
  • 車両によってコンセントがある

主にこの2点ですが、やはり眠る上で光を遮断できるというのは大きく、またコンセントが使えれば、イヤホンなどをつけることでスマートフォンによるアラームを利用でき、寝過ごすという状況を回避できます。

新幹線で眠ることの最大の問題は、降りる駅を寝過ごしてしまうことであり、その恐怖によって満足に眠れないことがしばしばあります。

車両やグリーン車かどうかにもよりますが、窓際の座席であれば、電池の消耗を気にすることなく、スマートフォンが利用できるため、そのストレスから解放された状態で眠ることが可能です。

快眠するために使いたい道具

快眠するためには、快眠グッズをぜひとも活用して欲しいところです。

どれだけ眠りやすい環境の座席を確保できたとしても、新幹線の座席が眠りにくいという事実それ自体に変化はありません。

そうなってくると、やはり快眠できる環境を自分の手で作り出せる道具の活用が重要になってきます。

ここからは、新幹線で快眠するために、とても役立つアイテムをいくつか紹介します。

ホット アイマスク
新幹線で眠る際に気になるのは、なんと言っても車内を隅々まで照らしている光です。

窓際を確保することで、カーテンを閉めることに成功したとしても、天上から降り注ぐ眩しいまでの光はどうしようもありません。

そこで役立つのが、アイマスクです。

アイマスクというと、目を覆う物というイメージが根強いですが、昨今のアイマスクは目の疲れを癒やすことに注力されていて、この商品も心地よい温度で目をしっかりと休ませてくれます。

タイマーがついているため、時間を決めて利用できるのも嬉しいところ。

サラリーマンやOLといったビジネスパーソンにとって、目は常日頃から酷使している部位であり、中にはドライアイなどに悩んでいる人も少なくないでしょうから、新幹線に乗っている間だけでも温かなアイマスクで快眠できるとより仕事にも精が出るようになるでしょう。

Heat Warm&マイクロファイバー あったか2枚合わせひざ掛け
意外と失念しがちなのが、足の冷え対策です。

新幹線の車内は冷房が強く効きすぎていて、あまりの肌寒さに体調を崩してしまったという経験のある人もいるのではないでしょうか。

オフィスだと足の冷えを気にして膝掛けをする人も、新幹線の車内となると案外見落としてしまい、そういった失敗をしてしまうものです。
足の冷えは誰にとっても不快なものであり、健康上もあまり好ましいものではありません。

そのため、出張などで新幹線を利用する頻度が多い人は、移動用にも一枚膝掛けを用意しておきたいところです。

膝掛けとしては、この「Heat Warm&マイクロファイバー あったか2枚合わせひざ掛け」が役に立ちます。
保温を重点に作られたこの商品は、2枚合わせの構造になっていることから、保温力が抜群であり、冷房が辛い季節も本格的な寒さに震える季節も頼もしい存在になります。

また、膝掛けを使う際に気になることとして静電気が発生することがあげられますが、製造段階で静電気防止加工が施されているため、静電気が気にならない一品です。

Purefly ネックピロー U型 手動プレス式膨らませる 旅行用
新幹線の座席のように、横になることが難しい場所で眠る際に必須とも言えるのがネックピローです。

この商品は、人間工学に基づいた設計で、眠りやすさを追求したデザインになっており、首を適度な角度に維持しながら眠ることを可能にしています。

また、ボタンによって膨らませられるため、自分に合った膨らみを調節することができるだけでなく、空気を抜くのも容易にできる設計です。

専用ポーチがついているため、持ち運びにも便利と言えるでしょう。

移動時間だからこそ捗る仕事もある

新幹線の車内は、常に不特定多数の人が在席していることから、仕事をするのに向かないと考える人もいるかもしれませんが、その一方で、会社から離れ、社内の人や電話などに悩まされずに仕事ができる時間として重宝するという人もいます。

とくに車内ではできることが限られるため、普段後回しにしがちな雑務に目がいきやすい環境と言えることから、選択肢を絞ったタスク管理がしやすく、新幹線を一つのワークスペースと考える人も少なくはないでしょう。

ここでは、新幹線を使った仕事の進め方として、とくに考えやすい方法を紹介していきます。

普段できない学習を進める

新幹線での過ごし方について、せっかくまとまった時間が取れるのだから、仕事に使いたいという人が少なくないとはいえ、とくに情報管理が徹底された仕事を行っている人にとって、公共の場で仕事をするのは、多少はばかるものもあるでしょう。

そういう人にとって最も考えやすいのは、普段中々時間の取れない学習に時間をあてることです。

転職業界大手のエン・ジャパンの調査によれば、自己研鑽として学習に取り組んでいるビジネスパーソンは全体の56%に及び、資格取得の勉強や情報収集など、多くの人が学習に取り組んでいることが分かっています。
(出展:1万人に聞いた「自己研鑽」意識調査―『エン転職』ユーザーアンケート集計結果―

しかし、過重労働が社会問題とされる現代において、ビジネスパーソンの多くは抱えている業務をこなすだけでも相当の時間を使わざるを得ません。

そこで、新幹線での移動のようにある程度まとまった時間が取れて、社内の人からの連絡なども遮断できるタイミングというのは、まさに学習にあてるのは最適の時間と言えます。

そのため、この移動時間を活用して、普段中々時間を割くことができない業務に関する知識の学習や将来的に自分にとって必要だと感じているスキルの習得などを行うのは、非常に有効的な過ごし方に違いないでしょう。

自分の時間だからこそ捗る事務処理を片付ける

どれだけ重い責任のある仕事を任されたり、上級の役職になったりしても、雑務というのは次から次へと出てくるものです。

たとえば、メールの管理やスケジュール管理、資料作成、データ入力、書類整理など。

他人に任せてしまえれば楽な作業ですが、それらも自分の仕事の一部として管理しておく必要があるのであれば、中々他人に任せてしまうのもし難いということはあるでしょう。

加えて、会社にいるとまた新たな仕事を振られたり、何かしら問題が発生してその対処に追われたりと、一向に作業が進められないということは誰にでもあるものです。

そういった中で、プライベートな空間ではないものの、ある程度会社から隔離された環境に身を置くことのできる新幹線での移動時間は、日々溜まりに溜まった雑務を処理するには最適な時間と言えます。

最近では、多くの車両で無料Wi-Fiの設置が進んできたこともあり、メールの確認ができますし、クラウドサービスを使えばデータ入力やスケジュール管理なども進めることが可能です。

注意したいのは、セキュリティ対策や他人に見られて困るデータは可能な限り扱わない点ですが、それさえ注意できれば、まとまった時間が確保できる新幹線での移動時間は貴重な仕事時間に変えられます。

同僚がいれば情報交換がスムーズ

多くのビジネスパーソンにとって、同僚や上司、部下とのコミュニケーションは最も重要なものです。

コミュニケーションが適切に取れているかどうかで、仕事全体の進捗やクオリティーに大きな差が出ることは明白であり、これを疎かにしては日々の仕事は円滑に進められません。

しかし、コミュニケーションを取るにも社内では周囲に気を遣って話せないということや特定の人と内密な情報を交換したいということが、組織の中で働いているとどうしても生じてきます。

そういったとき、新幹線はうってつけの場所になりますし、移動中というのはどこか話が弾みやすくなるため、普段話せないことやきけないことを聞き出すのに丁度良い時間になります。

もちろん、プライベートな場所ではありませんし、大声を上げると周囲の迷惑になるため、ある程度控える必要はありますが、それでも普段交わせない言葉を交わせる空間として利用するには最適な場所であり、時間と言えるでしょう。

新幹線の過ごし方「カップル編」

新幹線の過ごし方「カップル編」

旅行にレジャー、デートなど、カップルでの利用も多いのが新幹線です。

一方で、カップルの時間の過ごし方として、新幹線での移動時間を退屈に感じることが破局の原因になるなど悪い話があるのも一定の事実であり、中にはそれを恐れて新幹線をあまり使わないようにしている人も少なくないでしょう。

せっかく旅行プランを立てて、とびきり楽しそうなツアーを利用し、長距離旅行を計画しても、移動時間で不興を買ってしまっては、全てが水の泡というわけです。

しかし、新幹線での時間は、お互いの新たな一面を見ることのできる貴重な時間にすることができますし、何より二人の仲をより親密にするのに役立てることもできます。

そこで、ここからはカップルにとって新幹線での過ごし方をより良いものにできる方法を紹介していきます。

退屈な時間だからこそ会話が弾む

当たり前に感じるかもしれませんが、新幹線での移動時間で関係を悪化させるカップルの多くが、会話の少なさやコミュニケーションの不調による退屈感を原因としているのは一定の事実です。

とくに車内で感じた退屈がイコールで交際相手の退屈さに結びつけてしまうのは、人間の悲しいサガですので、避けようがありません。

そうならないようにするには、やはり会話をするしかないわけです。

とはいえ、普段から色々と会話をしているカップルにとって、改まって新幹線の車内でするような会話なんて思いつかないかもしれませんし、景色をネタに会話をするにしても新幹線の窓から見える景色は多くの場合緑色が広がっているか、都市部のビル群が見えるだけです。

そこで、お勧めなのが「カップル・コミュニケーション―夫婦、恋人、友だち 男女の会話の高級テクニック」という本です。

カップル・コミュニケーション―夫婦、恋人、友だち 男女の会話の高級テクニック
よく他人との会話に困る人が、ネタ本を読んで、会話を途切れないようにするという話がありますが、実のところそれだと相手によっては反応が鈍かったり、そもそも興味を持ってもらえなかったりと上手くいかないことが多いものです。

それは何故かといえば、単純な話、一般的にウケるネタというのは無難なネタというだけで、自分が話したい相手は、そういった本のターゲットになるその他大勢とは異なるからです。

そもそも、ネタ本に書かれているネタの多くは、ちょっとした雑学やいくらか笑いが取れるようなものが多く、一瞬の繋ぎに使えても、自分自身がそのネタについて背景知識を持っていなければ、話し続けることのできないものばかり。

会話というのは、本来相手と話しながら、先へ先へとお互いの言葉を繋いでいく行為であるため、一瞬ウケるだけのネタを放ったところで、結局すぐに途切れてしまいます。

ところが、この本は会話のネタではなく、話す相手である人間そのものに焦点を当てた1冊になっているため、相手に合わせた話ができるスキルを身につけるのに役立つのです。

これであれば、会話本来の、目的なくお互いが楽しみながら話し続けるということを成功させやすくなりますし、何より相手の機微を感じ取るスキルを知ることができるため、会話だけでなく、相手を心から楽しませるということが可能になります。

一人の人間としての相手を知るための術を学べることから、新幹線での移動時間だけでなく、ありとあらゆる時間に活用でき、様々な状況に応じて、より相手と親密な関係になるのに大いに役立つ1冊と言えるでしょう。

二人でできるゲームを楽しむ

退屈な時間を作らない方法として、オーソドックスなのはゲームでしょう。

ゲームといってもテレビを使ったゲームや体を大きく動かすようなゲームはできないため、座席で遊ぶことのできるゲームに限られます。

スマートフォン・ゲーム機で楽しむ

ゲームといえば、なんといってもスマートフォンアプリを使ったゲームや携帯ゲーム機を使ったゲームが主流でしょう。

一昔前はゲームといえば、一人で遊ぶ道具というイメージがありましたが、今は複数人で協力して遊ぶゲームが多く出ています。

ロードモバイル

全世界6000万DLを記録したゲームアプリ。

いわゆる戦略ゲームとRPGを組み合わせたゲームで、自分が王様として個性豊かなヒーローを駆使して冒険を進めていく内容になっています。

同じギルドに入ることで、仲間とともに世界中のプレイヤーと戦うことができるだけでなく、同時翻訳チャット機能でグローバルにコミュニケーションを取りながら、遊ぶことができます。

カップルで同じギルドの仲間として遊べば、互いにアドバイスし合いながら、楽しい時間を過ごせること間違いなしです。

ファンタジーライフ LINK!・3DS
任天堂3DSで遊ぶことのできるほのぼのしたゲーム。

妖怪ウォッチなどを手がけたレベルファイブによる作品なので、優しい世界を恋人と一緒に楽しむことができます。

内容としてはRPGに近く、職業を選んで、クエストと呼ばれる任務をクリアして、冒険を進めていくという内容です。

新幹線の移動時間だけでクリアすることは難しいですが、その後の会話のネタにもなるため話題作りのためのゲームとしても役立つことでしょう。

機械を使わないゲームで楽しむ

せっかくの恋人との移動時間に、ゲームアプリやゲームソフトで遊ぶのはなんだか味気ないという人もいるでしょう。

そういうときはやはり定番のゲームなどでコミュニケーションを取りながら移動時間を愉しむという方法がお勧めです。

意外と盛り上がる「しりとり」

小学生みたいだと感じるかもしれませんが、カップルが何気ない時間を過ごすときに楽しめるのがしりとりです。

しりとりの役立つところは、ルールを設定しやすい応用力の高さで、「お互いの好きなところ」や「食べ物」など特定のテーマを決めて競い合ったり、最近ではお絵描きアプリなどもあるので、絵しりとりをしてみたりと、思いのほか楽しい時間を過ごすことができます。

お互いの読みを高め合う「トランプ」

定番中の定番ですが、やはりトランプは新幹線での移動時間を楽しく過ごせるようにできます。

トランプで行えるゲームの特徴は読み合いなので、たとえば大富豪などお互いの考えを読み合いながら進め、相手の知られざる一面を覗いてみたり、記憶力の高さなどに感心したりと、お互いのことをより深く知るツールとして活用できるのもポイントです。

二人で音楽を共有する

移動時間に穏やかな時間を過ごしたいというカップルにとっては、ゲームよりも音楽の方が良いかもしれません。

二人でイヤホンを片側ずつ使って、お互いの好きな音楽を聴きながら、落ち着いた時間を過ごすというのは、女子ならずとも多くの人が憧れることでしょう。

新幹線での移動時間ならば、そのような共有は自然にしやすいことから、普段気恥ずかしくてできないというカップルならば、尚更お互いの「好き」や「時間」を共有することで仲を深めるのも良いかもしれません。

新幹線の過ごし方「子供・小学生編」

新幹線の過ごし方「子供・小学生編」

自分の家族がいる人にとっては、新幹線は悩みの種になるかもしれません。

とくに、数時間単位でとくに何もない座席に子供を座らせておくのは至難の業であり、子供連れで利用する人にとって、苦労の絶えない時間と言えるでしょう。

そこで、ここからは子連れで新幹線を利用する際に役立つ情報を紹介していきます。

長期休暇や連休の度に、旅行などで毎度毎度頭を抱えている人にとっては、知っておくに越したことはないでしょう。

子連れのときの席の選び方

子連れで新幹線を利用する場合、指定席を確保するのは必須と言えます。

中には、ずっと膝の上に乗せておけば大丈夫といった考えを持つ人もいますが、それは座席に比べて座り続ける上でお尻などに負担が大きいことから子供に酷ですし、乗せている親にとっても血行不良の原因になることからお勧めできる方法ではありません。

また、指定席を確保する場合ですが、可能であればトイレや多目的スペース付近の座席を確保するのが良いでしょう。

子供は大人と比べて、尿意や便意に対する忍耐力が高くありませんし、何より飽きっぽいため、必要に応じて移動しやすく、かつ距離がなるべく短い方が、子供にとっても親にとっても良い結果を生みます。

また、座席の場所ですが、これは最前列か最後列がお勧めです。

頻繁に利用する人にとっては既知のことかもしれませんが、利用頻度が少ない人にあまり知られていないこととして、最前列は座席と壁までの距離が短く、最後列は座席の後ろに荷物を置けることから広い空間を確保しやすいという事実があります。

子連れで新幹線を利用する場合、この2つのポイントは押さえておいた方が良いでしょう。

とくに子供はよく足をバタバタさせ、前の座席の人に迷惑をかけてしまうということが多いため、もし取れるのであれば、最前列を確保することで、無用な心配をせずに済むことに繋げられます。

さて、ここからは、子供の成長フェーズごとに注意したいことをお伝えします。

乳幼児の場合

乳児の場合は、可能な限り出入り口までの距離が1から3列以内の座席を選びましょう。

これは何故かというと、乳児の場合、突然泣き出すことが多く、あやすときに周囲への迷惑を嫌ってデッキまで行く場合が多いためです。

デッキまでの距離が長い位置に座ってしまうと、子供を抱えた状態で歩く距離が増えるだけでなく、周囲への気遣いから精神的に負担を感じてしまいかねません。

もちろん、社会的に子供の泣き声に対して寛容になることが求められるのですが、残念なことに今はまだそうなっていないため、こういった負担は避けられないというのが現実です。

そのため、なるべくデッキまでの移動距離が少なく済み、子供が泣いてもあまり周囲に気を遣わずに済む、出入り口までの距離が短い座席がお勧めと言えます。

また、多くの車両では11号車の車両デッキに授乳室が設置されているため、そこに近い車両の座席を確保するのがより良い座席選びになります。

小児・児童の場合

小児・児童の場合は、前述したように、可能な限り最前列の席を確保することで、暴れても前の座席の人に迷惑がかからないようにしましょう。

また、子供は好奇心が旺盛であるため、暴れ回る他にも目の前のテーブルを開閉して遊ぶなど、気苦労が絶えません。

そのため、なるべく前に人がいない状態を作るのが気疲れしないためにも重要です。

もし最前列の席が確保できなかったとしても、可能な限り、親子で座席を交換するなどして、前の座席に人が座っていない状態を作ることも視野に入れておく必要があると言えるでしょう。

時間のかかる遊びに注意を向ける

子連れで新幹線を利用するときに注意が必要になるのは、座席選びだけではありません。

むしろ、座席に座ってからが勝負といえます。

子供の多くは飽きやすく、落ち着きがないことから、移動時間の全てが親にとって気の抜けない時間となることは有名です。

新幹線は公共交通機関の一つである以上、他にも不特定多数の乗客が存在するため、いくら子供が飽き足り、落ち着きなく動いたりしても、なるべく周囲に迷惑をかけないようにしたいというのが人情。

だからこそ親はへとへとになってしまうのですが、こればかりはどれだけ注意したところで、それを守ってもらえるわけもなく、いっそ開き直ろうかとさえ思えてくるほど、子供はじっとしていてくれません。

そこで、ここではなるべく子供が暴れたり、動き回ったりしないように、静かに過ごしてくれるための方法を紹介していきます。

電子機器を使った過ごし方

子供を座席でじっとさせておくには、彼らの注意をより興味のあるものに向かせることが必要です。

最も簡単なのは、スマートフォンアプリやゲーム機などを利用して、意識をそちらに集中させる方法でしょう。

最近では、スマートフォンやタブレットのアプリで、教育関係の会社などが様々な知育アプリやゲームアプリを提供しています。

また、小学校に通う年齢であれば、一般的なゲームアプリが、子供を楽しませてくれるでしょう。

そのため、親としていささか抵抗はあるかもしれませんが、騒がれるよりは良いと考えて、潔くスマートフォンやタブレットを子供に預けて、その様子を伺うことが、快適な移動時間を過ごす上で最適解になることは少なくありません。

また、少し変わり種として、子供を寝かしつけるアプリもあるので、それを利用しても良いでしょう。

絵本スタジオ

絵本の読み聞かせができるアプリです。

有名な声優の声で絵本の読み聞かせができるほか、録音機能を使って家族の声による読み聞かせをすることもできます。

画面の明暗を調節できることから、音声の再生中に子供の睡眠を阻害する心配もありません。

1冊200円程度で利用できるだけでなく、子供がご操作して購入してしまわない仕組みになっていることから、安心して利用できるのが嬉しいアプリです。

電子機器を使わない過ごし方

旅行やレジャーの移動時間までスマートフォンやタブレットを触れさせるのには抵抗があるという親も多いでしょう。

そういった場合に使えるのは、やはり従来の遊び道具。

新幹線の車内では、音が出るものを使うのは避けるべきですが、音が出ないものでも子供の注意を引くことのできるものは存外多い物です

1000シールブックもじ・かず・ABC
移動時に子供の注意を引くことのできるものとして、定番になりつつあるのがシールブックです。

文字通り、子供がシールを貼って遊ぶことのできる絵本ですが、ぺたぺたとシールを貼るのが好きな子供は多いもので、これがとても役立ちます。

シールブックには人気のキャラクターや有名なアニメ作品をモチーフにしたものも数多く登場しており、子供の好みに合ったものを与えれば、これだけでも結構な時間、子供の注意を引くことができます。

シールブックは、知育玩具としても役立ち、とくにこの「1000シールブックもじ・かず・ABC」は、遊びながら文字を学習できる教材としても大いに活躍することでしょう。

また、すぐ飽きてしまわないように、2~3冊用意しておいたり、雑誌など他の書籍を挟んだりすると、長い時間退屈を感じさせずに済みます。

こどもマンダラ塗り絵
新幹線の移動中に子供の注意を引くならば、なるべく長い時間引きたいものです。

そこで役立つのが塗り絵。

最近では大人にとっても塗り絵が注目されているため、様々なものが登場しています。

さすがに大人向けの塗り絵は、子供にとって難しすぎて楽しさを通りこしてすぐに飽きてしまいかねませんが、子供向けの塗り絵の中でも、それなりに難易度と量が詰まっているものであれば、多くの時間子供を釘付けにすることができるでしょう。

この「こどもマンダラ塗り絵」は、塗り絵を楽しみながら、子供の集中力や想像力を鍛えることのできる優れもので、動物や乗り物、かわいらしい模様など男女問わず楽しめるような作りになっています。

また、塗った後で記録をつけられるようになっているので、旅行の思い出を記録させる面でも役立つ一品と言えるでしょう。

エヒメ紙工 徳用おりがみ
いつの時代になっても、折り紙は子供の心を掴みます。

やはり、自分の手で何かを作る楽しみや完成させることによる達成感というのは、子供の興味関心を捉えて離さないのです。

「折り紙なんて……」

そう思う親もいるかもしれませんが、折り紙ほど安価で持ち運びもしやすく、保存がきくものはそうそうありません。

また、折り紙を折るということは、創造力を育むだけでなく、指を動かすため、脳の活性化にも良い影響をもたらします。

これは、埼玉県立大学の准教授である林弘之氏によって説明されており、指を使うことは大脳の多くの部分を使うことであり、脳の活性化に役立つということはもちろん、体性感覚野にとっても良い刺激を与えることにつながるとのこと。
(出展:解剖学から見た脳の活性化

つまり、折り紙で遊ばせることは、子供の注意を引きつけるだけでなく、子供の発達を促す上でも非常に良い効果を発揮するということなのです。

新幹線の過ごし方は対策するだけで貴重な時間に!

新幹線の過ごし方は対策するだけで貴重な時間に!

いかがでしたか?

新幹線での移動時間はともすればただの長い退屈なだけの時間になりかねませんが、このように道具を使ったり、遊び方を考えたりすれば、誰にとっても有意義な時間に早変わりします。

ぜひ、ここで得た知識を使って、まとまった時間の取れる新幹線での過ごし方をより良いものにしてみてください。