初心者でも簡単に本場のカレーが作れちゃう!失敗しないカレー スパイスの選び方と、おすすめスパイス15種類

カレーは簡単にできる料理として知られており、子供はもちろん、大人でもカレー好きの人は多いですよね。甘口や辛口が選べ、栄養価が高い食事としても人気があります。しかし、カレーの本場であるインドでは、鳥もも肉やじゃがいもの入った日本と全く違ったカレーを食べているんです。インド料理屋さんに行くとわかりますが、カレーの種類や香り、味付け、食感など、何もかもが日本のカレーと違います。

これは、いろいろなスパイスを使ってカレーを作っているからであり、カレー好きの人のほとんどはこのスパイスの隠し味に魅了されるものなんですね。そこで今回は、おすすめのカレースパイスについて紹介していきたいと思います!

スパイスと言ってもたくさんの種類があり、非常に奥が深いもの。数種類のスパイスが調合された「ガラムマサラ」や、高級スパイスで知られる「ガラムマサラ」などはレストランでもよく使われるスパイスでですが、輸入食材を販売している”KALDI(カルディ)”や”COSTCO(コストコ)”、インターネット通販などで買うことができるので、自宅でも本場のカレーを作ることができますよ。

さらに、カレースパイスには健康効果も期待できますから、カレー好きの人はもちろん、健康に気を使っている人もぜひカレースパイスを使ってみてくださいね!

そもそも、カレースパイスってどんなもの?

唐辛子の粉末

もともとカレーはインドが発祥となる食べ物で、小麦粉などは使わずスパイスだけを調合して作られていました。そのため、日本のカレーと比べてサラッと水分が多く、スープ感覚で食べることができるんですね。

日本には明治時代の初め頃にカレーが上陸し、その当時は今のように自宅で作るのではなく、洋食屋さんで食べるものとされていましたが、1923年頃から日本人好みの味に仕上がるカレー粉が開発されたんです。そこからは”格安で手軽に食べられる食材”として、どの家庭でもカレールウが使われるようになったんですね。

しかし、本来は複数のスパイスから作るもので、直物を乾燥させスパイス類やハーブ類が原料となっています。つまり、素材そのものの味や香りを混ぜ合わせて作るのがカレーということ。それぞれのスパイスの配合を変えるだけで全く違う風味になりますから、考えただけでも奥深いというのがわかりますよね!

日本では食文化が発達していることもあり、なんでも簡易化がされていますが、そういった技術が発達していないインドだからこそ、素材の特徴を活かした健康的な料理が国民食となっていると言えるでしょう。

カレースパイスを使う魅力とは

インド人女性

スパイスには独特の香りや味があるため、あまり馴染みのない日本人では好き嫌いがはっきりと別れますが、スパイス好きな人にとっては多くの魅力を持ち合わせた食材となっています。最近では家庭で作るカレーにスパイスを使用する人も増えており、カレールウでは決して味わえない奥深さを楽しむことができるんですよ!

ここでは、そんなカレースパイスの主な魅力をまとめてみましたので、皆さんのスパイスに対する興味をもっと掻き立ててみてくださいね☆

スパイス特有の香り

スパイスの最大の魅力となるのは、なんといってもその香りでしょう。スパイス特有の香りで食材の生臭さを消したり、逆に心地よい香りを付けたりすることができます。

例えば、私たちが普段食べているスイーツや紅茶にも香り付としてスパイスが使われていて、シナモンやローズマリーなどは有名ですよね。他にも、家庭でよく使われるものには唐辛子や生姜、最近ブームになったパクチーなどもスパイスの原料となる食材です。

どれも独特な香りを持っており、これらのスパイスを好みの分量で混ぜ合わせることで、香り豊かで奥深い味が表現されます。

自分好みの味にできる

最近では、市販のカレーソースも種類が増え、いろいろな風味のカレーを作れるようになりましたね。しかし、大量生産する都合上、やはり日本人受けする味が優先されてしまうのが現状。そのため、どれも大きな違いはなく、「これだ!」という味に巡り会えないという人は多いはずです。

しかし、カレースパイスを使えば格段に味が変わりますし、自分だけのオリジナルカレーに仕上げることができるんです。カレールウを使わず、スパイスを使って一からカレーを作ればさらに本格的な味わいが楽しめますから、インドカレーや香りの強い食べ物が好きな人なんかは、一度カレースパイスを使ったらカレールウに戻れなくなるでしょう。

また、辛いものが苦手な人や小さい子供がいる家庭では甘口のカレールウを選ぶことが多いと思いますが、甘口ではなかなかカレー特有の刺激が感じられず、物足りなさを感じることでしょう。そんな時こそ、カレースパイスを使えば好みの辛味に調節ができるので、辛味がなくてもカレーの旨味や香りを実感することができますよ。

健康効果

もともとスパイスは、インドの伝統医学であるアーユルヴェーダの中で薬として使われていたもの。この薬効を日常生活の中に取り入れれば病気を予防できるとし、料理に使われるようになったんですね。そして、家族の健康状態や気候を考慮しながら、その時に合ったスパイスを使って調理をしているんです。

そんなスパイスは”機能性食品”とも呼ばれるほど優れた整理調整機能を持っていて、主にガン予防効果や代謝促進、免疫・生体防御作用、抗血栓作用、抗酸化作用があるとされています。もちろん、どのスパイスを使うかによって得られる効能も違ってきますが、カレーの場合はバランス良くスパイスが調合されるので、全般的な健康効果を期待することができるのです。

美容・ダイエット効果

スパイスには代謝促進や抗酸化作用があると紹介しましたが、こういった効果が得られるということは、美容やダイエットにも効果的ということになりますよね!ですので女性は積極的にスパイスを取り入れたいものです。

スパイスはカレーはもちろんのこと、それ以外の食事にも使うことができますから、代謝促進や抗酸化作用のあるスパイスを積極的に取り入れることで、基礎代謝が上がって脂肪が燃焼されやすくなったり、加齢による肌細胞の酸化を食い止め肌に弾力が出るなど、嬉しい効果が期待できます。

また、便秘解消や冷え性改善にも効果的ですから、スパイスそれぞれの効能というのをしっかり覚えておくと良いですね♪

カレー好きなら知っておきたい!カレースパイスの種類と効能一覧

いろいろなスパイス

スパイスには健康促進や美容効果があるということで、ここでは、それぞれのスパイスにどんな効能があるのかをまとめてみました!カレーを作る際に良く使われるスパイスは主に6種類となっていますが、特に正解というものはないので、自分の好みで他のスパイスを調合するのも良し。いろいろなスパイスを組み合わせて、本場の味を楽しみながら健康的な体を作っていきましょう。

また、スパイス初心者の人も、ここで紹介するスパイスの特徴や効能をチェックすれば基本的なカレーは作れますから、難しく考えず自分好みのスパイスを見つけてみてくださいね♪

6種類の基本カレースパイス

まずはカレースパイスの基本と言われる6種類のスパイスから紹介しますね。普段の料理でも使われるスパイスが多いので、初心者でも取り入れやすいと思いますよ。

クミン(うまぜり)

スパイスの中でも特に香りが強く、カレーでは一番重要なスパイスです。

加熱すると一層香りが強調されますから、最初の段階で鍋やフライパンに入れ、じっくりと火を通すのが一般的。カレーの他には、ひき肉料理やコロッケに使われることが多いですよ。

《効能》

腹痛・胃痛の緩和、食欲増進、抗酸化作用、免疫力アップ、ガン・循環器系の病気予防

コリアンダー (こずいし)

クミンと並んでカレーには必須となるスパイス。香菜(パクチー)と勘違いしている人も多いですが、コリアンダーは香菜(パクチー)の実の部分を使用しており、柑橘系とスパイシーさが合わさったような香りが特徴です。

《効能》

消化促進、体内の重金属・ガスの排出、頭痛改善、鎮静作用など

カルダモン(しゅくさ)

ほんのり甘く、清涼感のある香りが特徴の”香りの王様”と呼ばれているスパイス。

その香りとは裏腹に、刺激のある辛味と苦味を持ち合わせており、少量でもしっかり効果があります。サフランやバニラのように値段が高く、高価なスパイスとしても知られていますよ。

《効能》

喉の痛み・咳の緩和、冷え性改善、脂肪除去、滋養強壮、精神安定など

オールスパイス(百味胡椒)

”オールスパイス”と言っても複数のスパイスを合わせたものではなく、ひとつの調味料の名前です。

ナツメグやシナモン、クローブなどを掛け合わせたような香りからそう名付けられており、どんな食材とも相性が良いのが特徴と言えます。

《効能》

消化機能促進、防腐・抗菌作用、リラックス効果など

ターメリック(ウコン)

日本では二日酔い予防のドリンクなどで用いられていますが、鮮やかな黄色の色付けに使用されるスパイスです。味はほろ苦く、少々土臭いような香りもします。

カレーを作る際には必ず使われますが、サフランライスの”サフラン”の代わりとして使われることも多いです。

《効能》

胆汁・唾液・胃液分泌促進、強心作用、抗酸化作用、抗炎症作用など

チリペッパー・チリパウダー(唐辛子)

刺激的で強い辛さが特徴で、スパイシーな香りも特徴となっているスパイス。粉末の唐辛子にオレガノやニンニク、ハーブのスパイスを混ぜて作られるのが一般的です。

日本では”一味唐辛子”や”鷹の爪”として馴染みがあり、これもいろいろな食材に合うので使いやすいですよね。

《効能》

脂肪燃焼、食欲増進など

その他のカレースパイス

今度は、基本スパイス以外のものを紹介していきますが、これらも普段から馴染みのあるものが多いですから、意外と気軽に取り入れることができちゃいますよ。中にはクセの強いスパイスもありますが、日本離れした料理に仕上げることができますから、その日の気分によってスパイスを選んでみるのも良いですね。

ガーリック(にんにく)

世界的な最古のスパイスと言われるガーリックは、滋養強壮として多くの料理に使われている食材ですよね。

味にパンチを付けたり、コクを出したいときに使われますが、食べた後に匂いが残ってしまうということで避ける人も少なくありません。しかし、その分栄養価が高いですから、こちらも積極的に取り入れたいスパイスと言えるでしょう。

《効能》

免疫力アップ、滋養強壮、抗菌作用、動脈硬化予防、冷え性改善、疲労回復など

ジンジャー(しょうが)

爽やかな香りと刺激的な味が特徴のスパイスです。こちらもガーリック同様、古くから世界的に使われてきたスパイスで、日本でも”体を温める食材”として知られていますよね。

タンパク質分解酵素や自家ジアスターゼを含んでいるため、調整作用が抜群で、風邪症状を緩和する漢方薬にも応用されています。

《効能》

頭痛・鼻づまり・嘔吐・腹痛・咳の緩和、冷え性改善など

フェンネル(ういきょう)

独特の甘い香りが特徴で、セリ科の多年草を原料としているスパイス。インドでは、食後の口臭を消すために飲むという習慣があり、日本のインド料理店でも見かけることがあります。

また、香り付としてリキュールなどにも使用されていますよ。

《効能》

母乳分泌、月経促進、利尿作用、腎臓・膀胱疾患予防、解毒作用、視力強化など

スターアニス(はっかく)

中華料理に使われることが多いスパイスで、独特の香りとクセのある味が特徴です。

かなり強めの香りがするため苦手な人も少なくありませんが、東南アジア系の料理が好きな人にはたまらないスパイスだと言えますよ。星型の変わった形をしており、香りの強さから1粒も使わないのが一般的。

《効能》

嘔吐・風邪・咳の緩和、鎮痛効果、抗インフルエンザなど

クローブ(ちょうじ)

甘く刺激的で、薔薇のような香りが特徴のスパイスです。単品で使用するよりも、クミンや品物と一緒に使うことで、さらに香りを引き立たせることができます。

主に肉料理で多く使われますが、紅茶やウィスキー、カクテルなどにもピッタリ。

《効能》

抗酸化作用、消毒・鎮痛・鎮静作用、血行促進、歯痛・傷口の痛み止めなど

ローリエ(月桂樹)

ほのかで爽やかな香りと、少し苦味があるのが特徴。主に肉の臭みを消す時に使用されるスパイスです。

”ベイリーフ”とも呼ばれていて、折って使うとさらに香りが増します。しかし、長時間煮込むと苦味が強くなってしまうので、ある程度香りがついたら取り除くのが一般的。

《効能》

整腸作用、神経痛の緩和、虫除け、防腐作用など

初心者でも失敗しないカレースパイス3つの選び方

男性シェフ

ここまで良く知られているスパイスを紹介しましたが、実際にはもっとたくさんのスパイスが存在していて、本場インドにしかない貴重なスパイスや、一種のカレーにしか使われないマニアックなスパイスなどもあります。ですので、カレースパイスと言っても非常に奥が深いんですね。

そうなると初心者の場合は”何のスパイスを使ったら良いのか、良くわからない”と思ってしまうのがほとんど。そこで、初心者でも失敗しないスパイスの選び方を紹介したいと思います。まずは基本的なカレースパイスを選ぶようにし、それぞれの特徴を自分の味覚や嗅覚で実感しながら、徐々にいろいろなスパイスにチャレンジしていくと、失敗せずに自分に合うスパイスが見つけやすくなりますよ☆

1.エスニックな香りを楽しむには”クミンパウダー”

クミンパウダーは、”世界で一番使われているスパイス”なんて言われるほど汎用性が高いスパイス。ですので、インド料理だけではなく、さまざまなスパイシー料理に使われているんです。もちろん、カレーには必ず使われるスパイスで、これがないとカレーの香りが感じられないくらい必要不可欠なものなんですね。

スパイスを使って一からカレーを作る場合でなくても、クミンと一緒にご飯を炊けばカレーに良く合う”クミンライス”が出来上がりますし、生野菜と和えればエスニック風のサラダも簡単に作れちゃいます。ホイールタイプもありますが、初心者の場合は手軽に使えるパウダータイプがおすすめ!

2.鮮やかな黄色を出すなら”ターメリック”と”サフラン”

良く考えると、インド料理は鮮やかな赤や黄色のものが多いですよね。それは、スパイスを使うだけで簡単に色をつけることができるからなんです。その中でも特に着色に優れているのがターメリックとサフラン。

ミックス系のスパイスで知られる”ガラムマサラ”や”カレー粉”にも、たいてい着色系のスパイスが1つは含まれているもので、ピラフやたくあんの着色にも使うことができます。

ただ、スパイスというだけあって独特の香りがしますから、香りが気になる場合はしっかりと火を通すと、香りがとんでもっと使いやすくなりますよ。

3.スパイシーに仕上げるなら”ペッパー系”

カレーに辛味を出したい場合はペッパー系のスパイスを使うのが基本です。市販で売っているスパイスでは”ブラックペッパー”や”グリーンペッパー”など、パッパーが付くものも多いですが、カレーに使うのであれば”ホットペッパー”や”レッドペッパー”がおすすめ。

これらは、辛味を引き出すのと同時に、食材を赤く色付けてくれますから、見た目の鮮やかさも一緒に演出できるのが特徴なんですね。

香りづけにおすすめのカレースパイス5つ

では、ここからはさっそくおすすめのカレースパイスを紹介していきましょう!まずは香り付けにおすすめのスパイスを5つ取り上げてみました。基本となるクミンはもちろんのこと、他にも香りが特徴的なスパイスがありますので、1種類ではなく何種類か揃えておくといろいろな料理にも使えて便利ですよ♪

No.5 マスコット クミンシードパウダー

マスコット クミンシードパウダー

おすすめ度 ★★★★★
内容量 22g
原材料 クミン
種類 セリ科
販売元・メーカー マスコット

独特で強めの香りで、ほのかな辛味と苦味を持ち合わせテイルスパイスです。カレーには欠かせないスパイスの一つとされており、調理中ではなく仕上げに一振りするだけでも、しっかりと風味を楽しむことができますよ。ですので、カレールーで作ったカレーの仕上げに使うのもおすすめです。

そして、クミンパウダーが大活躍するのでチリコンカン。インゲン豆や牛ひき肉で作るチリコンカンとは相性がバッチリなので、カレー好きなら一度はチャレンジしてみましょう!

No.4 S&B ORGANIC SPICE 有機クローブ(ホール)

S&B ORGANIC SPICE 有機クローブ(ホール)

おすすめ度 ★★★★★
内容量 17g
原材料 有機クローブ
種類 フトモモ科
販売元・メーカー S&B(エスビー)食品

こちらは肉料理によく合うクローブのホールタイプ。肉にしっかり香りを付けるために、差し込んで使うのが一般的で、肉の臭みを消しつつほのかに甘く、そしてどこか刺激的な香りを楽しむことができます。ですので、カレー以外ではシチュー、ホットワインなどにのよく合うんです。

また、この商品は有機栽培の原料を使用した有機JAS認定スパイスですので、輸入による品質の心配がなく、安心して使えますね!

No.3 ユウキ MC GL コリアンダーパウダー

ユウキ MC GL コリアンダーパウダー

おすすめ度 ★★★★★
内容量 14g
原材料 コリアンダー
種類 セリ科
販売元・メーカー ユウキ食品

コリアンダーは、香草(シャンツァイ)やパクチーとも呼ばれる馴染みのあるスパイスですよね。独特な香りが特徴のハーブで、バミーナムやフォー、トムヤムクンなどにも必ず使われています。

粉状なので溶けやすく、どんな料理にも馴染みやすいのですが、パクチーとはちょっと違った香りであることをしっかり認識して使用しましょう。スープカレーの香りづけにもピッタリですよ♪

No.2 TOMIZ(富澤商店)オーガニック カルダモンシード

TOMIZ(富澤商店)オーガニック カルダモンシード

おすすめ度 ★★★★☆
内容量 15g
原材料 オーガニックカルダモンシード
種類 ショウガ科
販売元・メーカー TOMIZ(富澤商店)

清涼感のある強い香りと、わずかな刺激があるカルダモンは、ホールをそのまま使っても、種子をパウダーにして使ってもOK。肉や魚、野菜などの全般に合わせやすいですが、特に間バーグやミートローフにはピッタリなんです。

ただし、入れ過ぎてしまうと薬臭くなりますから、使う量には気をつけたいところ。ミントとはまた違った清涼感と、強い香りには少々クセがあり、苦手という人も少なくありません。

No.1 ベイリーブスホール(月桂樹、ローリエ、ローレル)

ベイリーブスホール(月桂樹、ローリエ、ローレル)

おすすめ度 ★★★★★
内容量 100g
原材料 ベイリーブス
種類 クスノキ科
販売元・メーカー KooBeeプロフード

こちらはトルコ産のベイリーブスを使用したスパイスで、ローリエとして使われるものです。保存しやすいジッパー付きなので、容器を移し替える必要がなく便利。開封後は密閉して冷暗所保管をしましょう。

透き通るような香りが特徴で、肉や魚の臭み消しとしても多々利用されていますよ。本場インドだけでなく、フランス料理のブーケガルニにも必ず使われるスパイスなんです。カレーのような煮込み料理に最適で、ブイヨンや水で煮込む前に入れるのが基本。長時間煮込むと独特の苦味が出てしまうので、煮上がった段階で取り出す必要があります。

しっかりと辛味を出すおすすめカレースパイス5つ

今度は辛味を引き立ててくれるスパイス5種類を紹介します。基本となるのは唐辛子を原料とするスパイスですが、辛味の他に酸味があるものや、爽やかな香りが楽しめるものなどもあって、その日の気分でスパイスを変えてみるのも楽しいものです。普段から良く使うスパイスが多いですから、持っているとカレー以外の料理にも気軽に使えるので便利ですよ。

また、代謝アップや血行促進効果も期待できますので、ぜひ自分好みの辛さが表現できるスパイスを見つけてみましょう!

No.5 神戸スパイス カイエンペッパーパウダー

神戸スパイス カイエンペッパーパウダー

おすすめ度 ★★★★★
内容量 25g
原材料 カイエンペッパー
種類 ナス科
販売元・メーカー 神戸スパイス

辛さの元となる定番スパイス

神戸スパイス カイエンペッパーパウダー
鮮やかな赤が辛そうなイメージを膨らませますが、実際の辛さは中辛程度のカイエンペッパー。そのため、どんな料理にも使いやすく、カレー以外の料理でも馴染みがあることでしょう。

カレーでも辛さを調節するために使用されますが、たくさん入れすぎると他のスパイスの味が消されてしまうので注意が必要です。また、辛味をつけたくない場合でも、ほんの少し加えることによって味のバランスを整えることができますよ。

No.4 GABAN マスタードパウダー

GABAN マスタードパウダー

おすすめ度 ★★★★☆☆
内容量 400g
原材料 マスタード
種類 アブラナ科
販売元・メーカー GABAN(ギャバン)

マスタードはペースト状のものがよく使われていますが、こちらはパウダータイプのスパイス。ツンと鼻を透けるような香りと少し酸味のある辛さが特徴で、ペッパー系や唐辛子に並ぶ辛味の代表的存在です。

少量のぬるま湯で溶き、マヨネーズやドレッシングに混ぜて使うのもおすすめで、少し時間を置くと辛味が増すため、解いた後5分ほど置いてから使うのがポイントですよ。ただし、熱に弱いので、煮込み料理には向いていないと言えます。

No.3 S&B チリペッパー パウダー

S&B チリペッパー パウダー

おすすめ度 ★★★★★
内容量 12g
原材料 赤唐辛子
種類 ナス科
販売元・メーカー S&B(エスビー)食品

チリペッパーは赤唐辛子を粉末にしたスパイスで、ホットな辛さが特徴的。香りはあまりありませんが、ビタミンが豊富なので健康的にもおすすめです。熱に強いスパイスなので、長時間煮込んでも辛味を損なうことがありません。

また、こちらの容器は鮮度をしっかり保てるよう考慮されており、突起があって開け閉めしやすいスクリュー式となっています。調理中でも片手で簡単に使うことができておすすめです!

No.2 スパイスアップ ブラックペッパー ミル付き

スパイスアップ ブラックペッパー ミル付き

おすすめ度 ★★★★☆
内容量 50g
原材料 ブラックペッパー
種類 コショウ科
販売元・メーカー オーバーシーズ

黒コショウとしても知られるこちらのブラックペッパーは、厳選された黒コショウをグラインドフレッシュミルで粗挽きにしたもの。使うときにミルで挽くようになるため、挽きたての香りを存分に楽しむことができるでしょう。

爽やかな香りと強烈な辛味が特徴で、粒子が細かいほど強くなります。ストレートな辛さや、ちょっと風味が欲しい時などには最適なスパイスなんですよ。

No.1 ホワイトペッパー(パウダー) 瓶

ホワイトペッパー(パウダー) 瓶

おすすめ度 ★★★★☆
内容量 15g
原材料 ホワイトペッパー
種類 コショウ科
販売元・メーカー TOMIZ(富澤商店)

ブラックペッパーに比べてまろやかな香りで、辛味もマイルドなのが特徴のスパイスです。こちらも粒子が細かくなるほど辛味が強くなりますが、ブラックペッパーほどの強い刺激はありませんから、ホワイトシチューやポタージュといった色の薄い料理に使用されることが多いです。

カレーなどの味がしっかりしている食材に使用すると、他のスパイスに消されてしまう場合がありますが、黒コショウとは違った味わいが楽しめるので持っておくと便利ですよ。

独特の色付けにおすすめのカレースパイス3つ

次は、鮮やかな発色が特徴となるスパイスを3種類紹介します。本場インドのカレーはさまざまなスパイスが使われていることもあり、非常に色豊かなカレーを楽しむことができますよね。着色料を使ったような鮮やかさですが、素材そのものの発色なので体への害もありません。

ですので、色付けのスパイスも何種類か持っておくと、目でも料理が楽しめて良いかもしれませんね。

No.3 ハラール・有機JAS ターメリックパウダー

ハラール・有機JAS ターメリックパウダー

おすすめ度 ★★★★★
内容量 50g
原材料 有機ターメリック
種類 ショウガ科
販売元・メーカー インディアスパイス&マサラカンパニー

こちは本場インドが原産国となる、カレーには欠かせないスパイス。ショウガ科にはなるものの辛味はなく、どちらかというと苦味が特徴といえます。オーガニックならではのほんのりした甘さがありますが、どこか土臭いような香りがあるのも事実。土臭さが木になる場合は、よく炒ってから使うと土臭さが抜けますよ。

また、少し加えるだけでも鮮やかな黄色に色づけることができるので、お米3合に小さじ1弱ほどでご飯を炊くと、カレー店で出てくるような黄色いライスが出来上がります。

No.2 マスコット 袋入 サフラン

マスコット 袋入 サフラン

おすすめ度 ★★★★☆
内容量 0.3g
原材料 サフラン
種類 アヤメ科
販売元・メーカー マスコット

現物は真っ赤な色をしていますが、水に浸すと鮮やかな黄金色が出るサフラン。高級スパイスなため少量でも金額が高くなりますが、鮮度の良いものほど独特の香りが楽しめます。

サフランは油に溶けないため、色を出すためには水がお湯に浸して時間を置く必要があります。カレーにも使われますが、サフランライスやパエリア、中東のスイーツなどにも良く使われていますよ。

No.1 ギャバン パプリカ パウダー

ギャバン パプリカ パウダー

おすすめ度 ★★★★☆
内容量 90g
原材料 パプリカ パウダー
種類 ナス科
販売元・メーカー ギャバン

パプリカには赤や黄色がありますが、こちらはきれいな赤色が特徴的なスパイス。唐辛子が原料となるもののパプリカには辛味がなく、わずかな甘みと苦味を持ち合わせています。熱に強いためカレーにも最適ですし、もともと香りが少ないため、たくさん入れても他のスパイスの邪魔をすることがありません。

また、香りが少ないということで、焼き菓子やスイーツなどの色付けのためだけに使用されることも多々あるくらいです。

カレーを作るなら買っておきたいおすすめスパイス2つ!

最後に、カレーを作るなら絶対持っておきたいスパイスを2つ紹介します。これらはいろいろなスパイスが混ざり合わさったものや、よく使うスパイスがセットになっているものなので、特に初心者におすすめ。どのスパイスを使うべきかいまいちよく分からないという人は、このスパイスを選んでおけば安心だと言えますよ!

No.2 GABAN ガラムマサラ

GABAN ガラムマサラ

おすすめ度 ★★★★★
内容量 200g
原材料 コリアンダー・クミン・スターアニス・ターメリック・カルダモン・クローブス・唐辛子・その他香辛料
種類 ミックス
販売元・メーカー GABAN(ギャバン)

ガラムマサラはインド料理に良く使われる混合スパイスで、カレー粉に似た香りと辛味が特徴的。フライドチキンの下味や、サワークリーム、ドレッシングの仕上げとして使っても美味しく取り入れることができます。

カレースパイスの基本となるスパイスがミックスされているので、初心者には非常に心強いアイテムとなってくれるでしょう。また、各スパイスが絶妙なバランスで配合されていますので、失敗したくない人はとりあえず持っておくべきアイテムと言えますよ!

No.1 神戸アールティー スパイス 5点セット

神戸アールティー スパイス 5点セット

おすすめ度 ★★★★★
内容量 各100g
原材料 ターメリックパウダー・クミンシード・カイエンペッパー・コリアンダー・ガラムマサラ
種類 ミックス
販売元・メーカー 神戸アールティー

初心者にピッタリな基本スパイス5点セット!

神戸アールティー スパイス 5点セット
スパイス選びに迷ったらこのセットがおすすめ!カレースパイスの基本となる「ターメリックパウダー」、「クミンシード」、「カイエンペッパー」、「コリアンダー」、そして複数のスパイスがブレンドされた「ガラムマサラ」がセットになったこちらは、単品で購入するよりもずっとお得。

詰め替えて使用する必要がありますが、いろいろなスパイスが気兼ねなく楽しめますから、カレールウではできない応用が思う存分楽しめるでしょう。また、販売元となる”神戸アールティー”は関東・神戸・大阪に店舗を構えるインド料理店。ですので、料理歴のあるレストランが使っている新鮮で香り高いスパイスを自宅で使用できるんですね!

カレースパイスマニアが教える極秘レシピを紹介!

インドカレー

スパイスが手に入ると”一からカレーを作ってみようかな!”と思うのですが、ただ混ぜるだけとは言え何をどのくらい混ぜれば良いかわからないものですよね。まして初心者となれば、どのタイミングでなんのスパイスを入れるのかイメージがしにくいのではないでしょうか。

ここでは、そんな初心者でも美味しく仕上がるカレーのレシピを紹介したいと思います!しかし、スパイスの量や種類はその人の好みによって違いますから、まずはレシピ通りに作ってみて、そこから少しずつアレンジを加えていけば、食材を無駄にすることなく味を変えることができるでしょう。

また、ここで紹介するレシピはカレースパイスを知り尽くした人が考案したものなので、しっかりと本場の味を出すことができます。ですので、友人や家族との食事やホームパーティーなどにもおすすめですよ♪

いろいろな使い回しができちゃう!カレーベースの作り方

一見難しそうなスパイスカレーですが、基本の方程式を応用して作れば、誰が食べても美味しいカレーが作れちゃうんです。その方程式というのがこちら。

《失敗しないスパイス比率》

  • クミンシード:4
  • ターメリック:1
  • カイエンペッパー:4
  • コリアンダー:8
  • クミンパウダー:4
  • ガラムマサラ:2

そして、この方程式を応用して作るカレーベースのレシピがこちら。賞味期限は冷蔵保存で1週間ほどですが、香りを楽しみたい場合は早めに使い切るようにしましょう。

■材料

  • スライス玉ねぎ・・・1個
  • ★生姜(すりおろし)・・・大さじ1/2
  • ★ニンニク(すりおろし)・・・大さじ1/2
  • ★ししとう・・・4本
  • ★パクチー(みじん切り)・・・大さじ2
  • ★カットトマト缶・・・1/4カップ
  • ★塩・・・小さじ1と1/2
  • ★サラダ油・・・大さじ3
  • ★水・・・1カップ
  • ◉クミンシード・・・小さじ1
  • ◉ターメリック・・・小さじ1/4
  • ◉カイエンペッパー・・・小さじ1
  • ◉コリアンダーパウダー・・・小さじ2
  • ◉クミンパウダー・・・小さじ1
  • ガラムマサラ・・・小さじ1/2

■作り方

  1. 鍋にサラダ油とクミンシードを入れ中火にかける
  2. 良い香りがしてきたらスライス玉ねぎを入れ、きつね色になるまで炒める
  3. 弱火にして生姜とニンニクのすりおろしを加えて良く混ぜる
  4. ししとう、パクチー、トマトを加えさっと混ぜてから、ほんの少しヨーグルトを入れて1分ほど炒める
  5. 火を弱火に戻し、◉のパウサースパイスと塩を加える
  6. 全体を軽く混ぜたら水を加え、中火で沸騰させる
  7. 油分が分離してきたらガラムマサラを加え、そのまま一煮立ちさせたら出来上がり♪

本格チキンカレーの作り方

今度は、方程式を応用したカレーベースを使った本格チキンカレーのレシピを紹介します。ベースさえできて入れば、あとは具材とほんの少しのスパイスでできちゃうので、意外と難しくないというのがわかりますよね!

■材料

  • カレーベース・・・500g
  • 皮なし鶏モモ(一口大にカットしたもの)・・・500g
  • ホールトマト缶(大きめ角切り)・・・1/2個
  • パクチー・・・大さじ2
  • ガラムマサラ・・・小さじ1

■作り方

  1. カレーベースを鍋に入れ中火で温める
  2. カレーベースが温まったら鶏モモを加えて馴染ませ、弱火にして蓋をする(焦げないように注意)
  3. トマトが馴染んできたらガラムマサラを加え、さっと混ぜる
  4. 火を止めてパクチーを混ぜれば出来上がり♪(後がけでもOK)

アレルギー体質の人は要注意!スパイスはアレルギー症状が出現する!?

FOOD ALLERGY

漢方薬としても使用されているスパイスなので一見体に良さそうなイメージがありますが、その一方でカレースパイスによるアレルギー症状の報告があるのを知っていますか?

アレルギー原因としては、スパイス自体がアレルゲンとなるケースと、花粉るいとの交差反応交差反応のケースがあると言われていて、野菜や果物にアレルギー症状がある人は、同じ科内のスパイスでアレルギー症状が出る場合が考えられるんです。

また、輸入スパイスの中には、アフラトキシンやサルモネラ、大腸菌などの真菌や細菌に汚染しているものやカビが繁殖しているものがあったりするため、微生物数を減らす目的で放射線照射されたスパイスも流通していますから、価格が安いものには注意が必要。

とは言え、日本では放射線照射されたスパイスの輸入が原則禁止とされていますし、アレルギー表示についてもかなり細かく表記されていますから、自分でしっかりと気をつけて入ればトラブルになる可能性は極めて少ないと言えるでしょう。

カレースパイスを上手に使って、本場カレーを楽しみながら健康になっちゃおう♪

インド人の食事風景

さて、今回はかカレースパイスの魅力やおすすめレシピを紹介しましたが、意外と簡単に本格カレーが作れるということがわかってもらえたでしょうか?確かにスパイスの配分や比率というのは難しいものですが、今回紹介したスパイス比率をしっかり応用すれば、誰でも美味しいカレーを作ることができるんです。ですので、カレー好きな人はもちろん、エスニック料理やインド料理が好きな人は、ぜひ一度作ってみてくださいね!

スパイスには健康や美容効果も期待ができますから、カレーだけでなくいろいろな食材に使って、積極的に取り入れていきたいものですが、カレースパイスによるアレルギー症状の報告があるのも事実です。ですので、心配な人は原材料やアレルギー表示をしっかりチェックして、安全にスパイスを楽しむようにしましょう。