【高温蒸気の力で強力洗浄】スチームクリーナーの選び方とおすすめ製品

スチームクリーナーというのは、高温の蒸気によって汚れを落とす掃除器具のことです。テレビの通販番組などでご覧になったことがある方も多いと思います。メーカーとしては、ドイツのケルヒャーが有名ですが、国内ではアイリスオーヤマが多くの製品をラインナップしています。

一台持っていると何かと便利な製品ですから、これを機会に自分に合った製品がないか探してみてください。

スチームクリーナーの特徴

スチームクリーナーは、高温の蒸気を使うので、油汚れを浮かして落とすことができ、ヌメリやカビを落としたり、シミ抜きに使ったりすることもできます。ただし、高温の蒸気を使うことから、水気や熱を嫌う材質のものを掃除するためには使えないので、この点には注意する必要があります。

また蒸気だけでもかなり汚れが落ちるので、赤ちゃんやペットがいる家庭でも安心して使えるというメリットもあります。ただし、頑固な汚れには洗剤を使った方が汚れ落ちが良くなります。高温の蒸気による除菌効果も期待できるのもスチームクリーナーならではのメリットです。

スチームクリーナーの選び方

ここからはスチームクリーナーの選び方についてご説明します。自分に合った製品を選ぶための参考にしてください。

【用途に応じて選ぼう!】スチームクリーナーの3つのタイプ

スチームクリーナーには大きく分けて3つのタイプがあります。手軽に使えるハンディタイプ、床掃除に便利なモップタイプ、大きなタンクを搭載できるキャニスタータイプの3つです。この3つは掃除をする場所や用途に応じて選びましょう。

ハンディタイプの特徴と向いている用途

ハンディタイプは、持ち運んで使うのに便利です。台所やお風呂場、トイレなど色々な場所で使うには、ハンディタイプのスチームクリーナーが向いています。

モップタイプの特徴と向いている用途

モップタイプは、その名の通り、床掃除に便利な形状をしています。逆に床掃除以外の用途には使いにくいタイプですが、このタイプのクリーナーには本体を分離してハンディタイプのクリーナーとして使えるものもあります。床以外の場所の掃除にも使いたい人は、こういった製品を選ぶようにしましょう。

キャニスタータイプの特徴と向いている用途

キャニスタータイプは、普通の掃除機と同じように車輪の付いた本体を床に置いて使います。ハンディタイプのような手軽さはありませんが、長時間安定して蒸気を噴射できます。外見からは床掃除がメインになるように思えるかもしれませんが、ホースを使ってその他の場所を掃除することも可能です。ただ、お風呂やトイレに持ち込むのはサイズ的にやや不便です。

【効果とスピードどちらを選ぶ?】ボイラー式とパネル式

スチームクリーナには、蒸気の作り方に2つの方式があります。タンクの水を沸騰させるボイラー式と、加熱したヒーター部分に水を通過させ沸騰させるパネル式です。

ボイラー式のメリット・デメリット

ボイラー式は、タンクの水を沸騰させます。タンク内の水が残っている間は安定して蒸気を噴出することができるので、効果的に汚れを落とすことができます。汚れ落ちの点だけ見ればボイラー式の方が勝っています。

ただし、ボイラー式はタンク内の水がなくなると使用できなくなります。比較的新しい一部の機種ではタンクを分離式にして途中給水を可能にしているものもありますが、基本的にはボイラー式は安全のため使用中にタンクを開けて水を足すことはできないようになっています。

また、ボイラー式はタンク内の水が十分に加熱されるまで蒸気が出ません。準備時間が長くなるというのもボイラー式のデメリットです。

パネル式のメリット・デメリット

パネル式は、過熱したパネル部分を通過する際に順次水が蒸気に変わります。タンク内の水全体を沸騰させる必要があるボイラー式に比べて、短い時間で蒸気を発生させることができます。ボイラー式が最低でも数分間の時間がかかるのに対して、パネル式は30秒ほどしか準備時間がありません。

また、使用中でも給水が可能なので、連続して使用することが可能です。パネル式のスチームクリーナーは便利なのですが、タンク内で加熱・加圧された蒸気が噴出するボイラー式に比べて噴射圧が低く、汚れ落ちの点では若干見劣りします。

【連続使用時間に影響】タンクの容量

これは特にボイラー式の性能を左右するものです。上にも書いたように、ボイラー式のクリーナーは、タンクの中の水がなくなると機能しなくなります。「ボイラータンク容量が多い=連続使用時間が長い」ということになりますから、どのくらいタンクの容量があるかは使い勝手に直結します。

ただし、タンクの容量が大きいクリーナーは、それだけ大きく重くなります。また、タンクの容量が大きいものは、タンク内の水が沸騰するまで時間がかかり、待ち時間が長くなる傾向にあります。これら点を考えると、タンク容量は大きければ良いというものではないといえます。連続使用時間などもチェックして、自分に合った大きさのものを選んでください。

【できるだけ短いものを】噴射待ち時間

スチームクリーナーを日常的に使う場合は、噴射待ち時間が長いとかなり面倒に感じます。パネル式の場合はあまり問題になりませんが、ボイラー式では製品によって待ち時間の長さがかなり違います。

噴射待ち時間はできるだけ短いものの方が使いやすいのですが、先ほども書いたようにタンクの容量とも関係しますので、他の要素も勘案して選ぶようにしてください。

スチームクリーナーのおすすめランキング

ここからはおすすめのスチームクリーナーをランキング形式でご紹介します。自分に合った製品を見つけてください。

第10位 Ancii 高温・高圧蒸気スチームクリーナー

蒸気作成方式 ボイラー式
タンク容量 -
噴射待ち時間 -
連続使用時間 -

レビューの評価も高い、売れ筋商品

Amazonの売れ筋ランキングで1位に輝いている製品です(2017年10月現在)。スチームクリーナーは全体的にレビューの評価が辛口になりやすい商品なのですが、この製品に関してはかなり高評価を獲得しています。

初期不良があったらしいレビューが数件あるのが少し気になりますが、コンパクトなサイズで軽量、使いやすいといった評価が多いクリーナーです。

第9位 VERSOS スチームジェットクリーナー

蒸気作成方式 ボイラー式
タンク容量 -
噴射待ち時間 -
連続使用時間 -

低価格が魅力のスチームクリーナー

VERSOS(ベルソス)は、いわゆるジェネリック家電などの企画、開発や輸入を行っている、広島に本社を置く会社です。低価格で品質の良い製品を数多く販売しています。

この製品もかなり安価に購入することができるのが魅力です。欠点としてタンクの容量が小さいので、長時間の使用はできないという点があります。ちょっとした掃除に使うには便利な製品です。

第8位 SteamFast スチームファーストスチームクリーナー

蒸気作成方式 ボイラー式
タンク容量 1,420ml
噴射待ち時間 約7分
連続使用時間 約45分

アメリカで人気を集める製品

米アマゾンで人気の製品です。キャニスタータイプで連続45分の噴射が可能です。水道水に含まれるカルキを除去して製品を長持ちさせるカルキ除去パウダーと専用洗剤スチームマジックが付いてきます。

機能的には悪くないのですが、大きくて重たいのが難点です。6位でご紹介するアイリスオーヤマの製品と比べると、アイリスオーヤマの製品が大きさが35cm×22cm×24cm、本体重量が約3.5kgであるのに対して、この製品は44cm×28.2cm×33cm、4.6kgです。日本の住宅事情を考えると、この点はちょっと気になるかもしれません。

第7位 Comforday ハンディスチームクリーナー

蒸気作成方式 ボイラー式
タンク容量 350ml
噴射待ち時間 約7分
連続使用時間 15分~20分

コストパフォーマンスがいい人気商品

タンク容量は350mlで、噴射時間は15分~20分、コンパクトタイプのスチームクリーナーとしては十分な性能を備えています。

電源コードの長さも2.9mありますから、途中でコードを繋ぎなおすことなく、家中の様々な場所を掃除することができます。機能の割りに価格も安めですから、コスパの良い製品でもあります。噴射までの準備時間が5分程度かかり、やや長めなのが難点です。

第6位 アイリスオーヤマ スチームクリーナーキャニスタータイプ STM-410E

蒸気作成方式 ボイラー式
タンク容量 1,000ml
噴射待ち時間 約8分
連続使用時間 約30分

使用時間が長いキャニスタータイプ

アイリスオーヤマSTM-410Eは、キャニスタータイプのスチームクリーナーです。使用時間が限られるのは、ボイラー式のスチームクリーナーの宿命のようなものですが、この製品は約30分間の連続使用が可能です。

こうした長時間の使用が可能なのは、タンク容量を大きくすることができるキャニスタータイプならではです。床用フロアノズルを使った床掃除はもちろん、コンパクトノズルやポイントブラシに付け替えることで様々な場所の掃除に使えます。キャニスタータイプでありながら1万円を切る価格も魅力です。

第5位 KARCHER スチームクリーナーSC4

蒸気作成方式 ボイラー式
タンク容量 500ml(ボイラータンク)、800ml(給水タンク)
噴射待ち時間 4分
連続使用時間 約25分(給水による連続使用可能)

給水による連続使用が可能

KARCHER(ケルヒャー)は、100年以上の歴史を持つドイツのメーカーで、世界最大手の清掃機器メーカーでもあります。高圧洗浄機の分野では特に優れた業績があり、家庭用高圧洗浄機を世界で始めて販売したのはケルヒャーです。

このようにケルヒャーは技術力に定評があるメーカーで、スチームクリーナーは同社の主力製品の一つですから、高い信頼性があります。

この製品は、給水タンクを取り外せるようにしたことで連続使用が可能になったことが最大の特徴です。キャニスタータイプですから、途中給水をしなくても25分の噴射時間がありますが、給水をした場合の最大連続使用時間は2時間です。

長時間使用できるので、広い面積を掃除したいときはもちろん、台所の油汚れや、浴室のカビや水垢などを一気に掃除したいというときにも非常に便利です。ただかなり高価なので、気軽に購入することができないのが欠点です。

第4位 アイリスオーヤマ スチームクリーナーハンディタイプ パネル式

蒸気作成方式 パネル式
タンク容量 約250ml
噴射待ち時間 約30秒
連続使用時間 約10分(給水による連続使用可能)

水を入れてすぐに使えるパネル式

パネル式を採用した製品です。パネル式なので噴射待ち時間が短く、スタートボタンを押して約30秒後には使用が可能になります。タンク容量は約250mlで連続使用時間は約10分ですが、使用中であっても給水ができる連続使用タイプです。

広い場所の掃除や窓掃除に使えるフラットノズルなどの付属品も充実していて、ちょっとした掃除に手軽に使えるスチームクリーナーです。

第3位 KARCHER スティックスチームクリーナーSC1クラシック

蒸気作成方式 ボイラー式
タンク容量 200ml
噴射待ち時間 3分
連続使用時間 6分

毎日の掃除に手軽に使えるスティックタイプ

ケルヒャーSC1クラシックは、スティックタイプのスチームクリーナーです。パイプとフロアノズルを付ければ床の掃除に、ハンドブラシやノズルヘッドをつければ、ガスコンロやシンク、お風呂の掃除に使えます。

ボイラー式で、コンパクトながらボイラータンク加熱温度は約143度、安定して蒸気を噴出することができます。タンク容量が200mlなので、長時間の使用はできませんが、タンクが小さい分、準備時間は3分で済みます。毎日の掃除に短時間使うのに便利な製品です。

第2位 アイリスオーヤマ スチームクリーナーコンパクトタイプ STM-304W

蒸気作成方式 ボイラー式
タンク容量 約300ml
噴射待ち時間 約5分
連続使用時間 約12分

ロングホースで、様々な場所の掃除に使える

ボイラー式のコンパクトタイプスチームクリーナーです。本体を持っての作業はもちろん、ホース式でホース先の手元にもスイッチがあるので、本体を置いて身軽に作業することもできます。ホースは120cmの長さがあるので、本体から多少離れた場所、例えばレンジフードや家具の隙間などにも簡単に届きます。

ブラシヘッドは3本付属していて、キッチン掃除用とその他の場所用に使い分けることができたり、角度が付いたアングルノズルが付属していて便器の裏などを掃除しやすかったりと、色々な場所で便利に使えるように配慮がなされています。

タンクの圧力が下がるまでフタが開かないセーフティキャップや、子どものいたずらを防ぐチャイルドロックなど、安全性についても十分に配慮された製品です。一方で、内部の圧力が下がるまでキャップが開かないので、使用中に給水して連続で使用するといった使い方はできません。

第1位 アイリスオーヤマ 2WAYスチームクリーナー STP-202W

蒸気作成方式 パネル式
タンク容量 約300ml
噴射待ち時間 約30秒
連続使用時間 約20分

2WAYで使える便利なクリーナー

アイリスオーヤマSTP-202は、モップタイプとハンディタイプを使い分けることができる2wayスチームクリーナーです。フロア床掃除はもちろん、本体部分を取り外し、ハンディタイプのクリーナーとして様々な場所の掃除に使えます。

この製品の特徴して、スイッチにセンサーを採用していることがあります。フロア掃除用のモップタイプとして使うときは、本体が斜めになると自動的にオン、垂直に立てるとオフになります。スイッチを操作するためにかがむ必要がありませんし、立てた状態ではスイッチがオンにならないので安全です。

ハンディタイプのときは、タッチセンサーに触れ続けることでオンになり、はなすとオフになります。スチームクリーナーは一部の機種を除いて使用中はスイッチを押し続ける必要があるのですが、この製品の場合は使用中に指が疲れることはありません。

モップ機能をサポートするアタッチメントとして、カーペットの上でもすべらせて使えるカーペットグライダーが付属していたり、ハンディ用のアタッチメントしては延長ホースやポイントブラシが付属したりと、付属品も充実していて買ったその日から便利に使えます。

まとめ

スチームクリーナーの選び方とおすすめ製品をご紹介しました。スチームクリーナーがあると、頑固な油汚れなど普通に掃除をしたのでは大変な労力がかかる汚れも簡単に落とせます。色々な汚れに使える製品ですし、価格を抑えたコスパの良い製品もありますから、一度試されてみてはいかがでしょうか。スチームクリーナーがあれば、掃除がグッと楽になること間違いなしです。