【自宅で美味しいパンを焼こう!】パン作りにおすすめの小麦粉15選

みなさんはパン作りをしたことはありますか?粉から手捏ねして、発酵して、成形して、オーブンで焼く…ちょっと大変ですけど、自分の手で作った焼き立てパンは格別です。中には趣味でスタートしたのに、教室などに通ったりして、まるでパン屋さんのようなパンを作れるようになる方もいらっしゃいますよね。

最近はホームベーカリーをお持ちの方も多く、小麦粉・イースト・塩・水などの材料を入れるだけで焼き上がりまで完成したり、作業が大変な捏ね・発酵までをおまかせしたりすることもできるようになっています。ホームベーカリーはタイマー機能も付いているので、夜にセットすれば朝に焼きたてパンが食べられるようにすることも可能。手捏ねパンのレシピを検索するとたくさん出てくるほど、パン作りはかなり身近な料理のひとつとなっています。

ただ、パン作りにハマりだすと、こだわりたいのが「小麦粉」選び。もちろんどんな小麦粉でもパンを焼くことはできますが、小麦粉によってどんなパンの味や風味になるかはさまざまです。とはいえ、プロのパン屋さんではないので、どんな小麦粉を選べばいいのか決めるのも難しいものですよね。

そこで今回は、パン作りにおすすめの小麦粉の選び方をご紹介します。小麦粉の種類、国産小麦と外国産小麦の違い、また作るパンの種類に合わせて選びたい小麦粉の種類などを詳しくお伝えします。これからパン作りをしてみたい方も、もっとおいしいパンを作ってみたいと思っている方も、ぜひ小麦粉選びの参考にしてみてくださいね。

小麦粉の種類を知ろう

いろんな小麦粉

一般的に「小麦粉」と呼ばれていますが、小麦粉は主に4種類に分けられ、それぞれ向いている食材が異なります。

強力粉

まずは強力粉。タンパク含有量が11.5〜13.0と多いものを指します。この強力粉こそがパン作りに最適の小麦粉。タンパク含有量が多ければ多いほどグルテンの力が強いため、より膨らみやすく、ふわふわでキメの細かいパンが焼き上がります。強力粉の中でもかなりタンパク含有量が多い「最強力粉」というものもあります。

逆に、強力粉よりもタンパク含有量が少ない(10.5〜12.5)ものは「準強力粉」と呼ばれ、フランスパンやバゲットのような、パリッとした硬めのパンに仕上がります。

中力粉

タンパク含有量が7.5〜10.5のものは「中力粉」と呼ばれています。こちらはパンよりも、麺類やお菓子作りによく用いられます。代表的なものが「うどん」で、中力粉はうどん粉と呼ばれることもあります。その他、お好み焼きやドーナツ、かりんとうなどを作る時に用いられます。

薄力粉

タンパク含有量が6.5〜9.0、粒度がとても細かいものが「薄力粉」です。最も日常的に用いられる小麦粉ですね。こちらはクッキーやケーキなどのお菓子作り、てんぷらの衣などを作る時に使われます。

どんなパンを作る?国内産がいいの?パン作りの小麦粉の選び方

パン作り
続いては、パン作りの際、どのような小麦粉を選んだら良いのかを、 つのポイントに分けてご紹介します。

国内産or外国産

料理をする上で、材料を選ぶ際には、どちらかというと国内産の方が良い…と思いがちですが、小麦粉に関しては良し悪しはなく、特徴が変わってきます。

基本的に、外国産の小麦粉のほうが、タンパク含有量が多いものが多くなっています。ということは、ふっくら膨らみやすく、キメの細かいパンに仕上がります。また、手捏ねや成形の際、外国産の小麦粉のパン生地のほうが扱いやすいというのもポイント。初心者さんは外国産の小麦粉の方が、最初はやりやすいかもしれません。

一方、国内産の小麦粉は、グルテン含有量が少なめなので、しっかりとした噛みごたえのある、もっちりした仕上がりになります。ボリュームが出にくい点がありますが、小麦の風味が高く、味わい深いパンになりますよ。

保存がしやすい袋を選ぶ

小麦粉はどうしても湿気に弱いもの。低温で保存すると、ダニの侵入や繁殖のリスクを減らすことができるので、冷蔵庫内での保存がおすすめです。密封できる容器に詰め替えるか、はじめから袋の口にジッパーがついているものがおすすめ。

量を決める

毎日パンを焼こう!と大袋で購入したものの、忙しくなってなかなか作れない…そんな場合だと、とにかく置き場所に困りますよね。一般的なホームベーカリーで、食パンを一斤作るのに使う小麦粉は200~250g程度。あまりパン作りをする機会がないのであれば、500gほどの小袋で購入するといいですね。

食パンか、菓子パンか?作るパンのタイプで決める

国内産と外国産の小麦粉で焼き上がるパンの味わいや質が変わるように、食パンに向いている粉、菓子パンに向いている粉など、それぞれ小麦粉の商品によってタイプが異なります。もちろんひとつの種類の小麦粉でいろんなパンを作ることもできるのですが、そこを使い分けられるようになると、パン作りの楽しさがさらに広がりそうですよね。毎朝のトースト用の食パンはこの粉で、たまに作るバターロールはこの粉で…など、パンの種類で選んでみましょう。

「灰分」とは?

小麦粉選びをする際に見るポイントは、前述の通り「タンパク質含有量」なのですが、もうひとつ小麦粉の成分表示には「灰分(かいぶん)」というものもあります。灰分とは、外皮や胚芽部分に含まれるミネラル分の量のことを指します。ミネラル分が多いほど、パン生地が黄色くなりますが、小麦の風味が豊かになります。

菓子パンや調理パンなど甘みがあったほうがいい場合や、デニッシュやクロワッサンなどバターの風味を活かしたい場合には気にする必要はありませんが、バゲットやフランスパンなど、小麦の風味がダイレクトに表れるパン作りをする際には、ぜひこの「灰分」にも注目してみましょう。

【食パンに最適】パン作りにおすすめの小麦粉ベスト5

もっちり食パン
それではまずは、食パン作りにおすすめの小麦粉を5点、ランキング形式でご紹介します。食パン作りには、山食パンのように高さとボリュームが出る小麦粉や、ふっくらもちもちの食感になる小麦粉を選ぶのがポイントです。

No.5 煉瓦

煉瓦

メーカー ママパン
内容量 2.5kg
原産地 北海道
タンパク含有量 11.0±0.5%

パンの内層がきれいな仕上がりに

煉瓦
「煉瓦(れんが)」は、北海道産のきたほなみ、はるきらり、ゆめちからの3種類の強力粉をブレンドした国産強力粉です。タンパク含有量が11%と強力粉の中では少なめなので、基本的にどんなパン作りにも向いている小麦粉です。袋がチャック付きなので密封できて便利です。

No.4 ゴールデンヨット

ゴールデンヨット

メーカー cotta
内容量 2.5kg
原産地 外国産(カナダ・アメリカ・ドイツなど)
タンパク含有量 13.5%

弾力があるふわふわのパンに

タンパク含有量が13.5%と多い強力粉なので、ふわふわに膨らみやすく、耳までやわらかい、弾力がある食パンを焼くのにぴったりです。一流ホテルでも使われている品質。米粉や全粒粉など、膨らみにくい粉を使ってパンを作る時に、少しブレンドしてあげることで膨らみを助ける働きもあります。

No.3 はるゆたかブレンド

はるゆたかブレンド

メーカー TOMIZ
内容量 1kg
原産地 国産
タンパク含有量 11.3±0.5%

初心者にも扱いやすい生地に

北海道産・はるゆたかを主体とした、ブレンドパン用の国産強力粉です。もちもち感、ふっくら感のあるパンに仕上がります。天然酵母との相性もよく、扱いやすいパン生地になります。小麦本来の味を楽しめるのが特徴です。

No.2 スーパーノヴァ

スーパーノヴァ

メーカー ママパン
内容量 2.5kg
原産地 カナダ
タンパク含有量 12.2±0.3%

カナダの1CWを100%使用

カナダ産の小麦「1CW」を100%使用した贅沢な強力粉です。タンパクが多いので、初心者でも扱いやすいパン生地になります。小麦の香り・味も良く、もっちり・さっくりとした食パンを焼くことができますよ。こちらもチャック付きの袋に入っています。

No.1 スーパーキング

スーパーキング

メーカー TOMIZ
内容量 3kg
原産地 カナダ・アメリカ
タンパク含有量 13.8±0.5%

ボリュームのあるしっかりしたパンに

タンパク質含有量が13.8%とかなり多いので、ふわふわ・もちもちのボリュームのあるパンが焼けます。すべての食パン作りにおすすめですが、特に高さがほしい山食パンを作るのに最適です。また、手捏ねではなく、ホームベーカリーを使ってパンを焼くのも、他の強力粉とは違ったみっしり感を楽しむことができますよ。

【菓子パンに最適】パン作りにおすすめの小麦粉ベスト5

菓子パン
続いては、菓子パンや調理パンを作るのにおすすめの小麦粉を5点ご紹介します。小麦の風味をしっかり感じられ、もっちりというよりも、具材の邪魔にならないようなさっくりとした食感になる小麦粉が良いでしょう。

No.5 ベル・ムーラン

ベル・ムーラン

メーカー TOMIZ
内容量 2.5kg
原産地 カナダ、アメリカ
タンパク含有量 11.8±0.5%

しっとりもっちりの生地に

保水性が高く、小麦の味もしっかり感じられる小麦粉です。菓子パン、惣菜パン、テーブルロール、パイなどを作るのに向いています。もっちりとした生地なので、もちろん食パンにも。

No.4 ビリオン

ビリオン

メーカー ママパン
内容量 2.5kg
原産地 アメリカ、カナダ 他
タンパク含有量 12.8%

美味しさを厳選した小麦粉

ビリオン
良質の小麦1種類からさらに素材を厳選し、本当の美味しさを追及して配合された強力粉です。小麦の香りが優れており、噛むほどに味わい深いパンを焼くことができます。

No.3 ブリリアント

ブリリアント

メーカー ママパン
内容量 2.5kg
原産地 カナダ、アメリカ、他
タンパク含有量 11.8±0.5%

しっとり・もっちりしたパンが焼ける

ブリリアント
保水性が高く、焼き立てはもちろん翌日でもしっとりとしたままのパンを焼くことができます。小麦の甘さも感じられるので、菓子パンや調理パンにおすすめ。特にベーグル作りにもぴったりです。

No.2 ゆきちから

ゆきちから

メーカー TOMIZ
内容量 1kg
原産地 岩手県
タンパク含有量 11.0%

香りがよく甘みのあるパンに

岩手県で作られたゆきちからは、香りが非常によく、奥深い味わいを感じることができます。パンの歯切れも良く、しっとりもっちり、小麦の甘味が感じられるので、菓子パンや調理パンにぴったり。

No.1 春よ恋

春よ恋

メーカー TOMIZ
内容量 3kg
原産地 北海道
タンパク含有量 12.0±1.0%

しっとり、香ばしく、扱いやすい強力粉

春よ恋
「春よ恋」はパン作りが好きな方の中でも人気のある強力粉で、口コミ評価も高いものとなっています。シンプルなパンも、凝った菓子パンや調理パンも、どんなテイストのパンを作るのにも向いている、美味しくてオールマイティーな強力粉。

【ハードパンに最適】パン作りにおすすめの小麦粉ベスト5

フランスパン
最後に、フランスパンやバゲットなどのハードパンにおすすめの小麦粉を5点ご紹介します。ハードパンには、中力粉レベルのタンパク質含有量が少ないものを選ぶと、パリッと仕上がります。

No.5 ソレドォル

ソレドォル

メーカー cotta
内容量 2.5kg
原産地 アメリカ
タンパク含有量 12.0±0.4%

外側はカリッと、中はソフトに

アメリカ産、ハードパン用の中ではタンパク質含有量が12%と多めのフランスパン用準強力粉です。外側はカリッとしますが、中はボリュームのあるソフトなフランスパンに仕上がります。

No.4 レジャンデール

レジャンデール

メーカー cotta
内容量 2.5kg
原産地 アメリカ、カナダ他
タンパク含有量 12.2±1.0%

食事パンにぴったりのバランス

「レジャンデール」はフランス語で「伝説の」という意味があるそう。小麦の味わい・香りがともに良く、糖質の低いライ麦などの穀粉との相性も良いので、ハード系だけでなく食パンなどの食事パンを作るのにおすすめの小麦粉です。

No.3 リスドォル

リスドォル

メーカー パイオニア企画
内容量 0.8kg
原産地 アメリカ、カナダ
タンパク含有量 10.7±0.5%

業務用としても使われているハードパン用小麦粉

リスドォル
フランスパン、バゲット、クロワッサンなど、パリッとしたハードパンならオールマイティーに作ることができる強力粉です。日本のパン屋さんで最も使われている粉だそう。ハードパン作りに挑戦してみよう、と思ったら、まずはこの粉からスタートするのがおすすめです。

No.2 ラ・トラディションフランセーズ

ラ・トラディションフランセーズ

メーカー 奥本製粉
内容量 1kg
原産地 フランス
タンパク含有量 10.5±2.0%

厳選されたフランス産小麦粉

フランスの小麦メーカー「MINOTERIES VIRON社」で作られた小麦を製粉したものです。硬く香ばしいクラスト、弾力のあるクラムが特徴のバゲットを焼くことができます。ハードパンの他にも、ガレット、サブレなどの焼き菓子を作るのにもおすすめです。

No.1 メルベイユ

メルベイユ

メーカー TOMIZ
内容量 1kg
原産地 フランス
タンパク含有量 10.0±1.0%

タンパク質含有量がかなり少ないのでパリッと仕上がる

「メルベイユ」はフランス語で「素晴らしい」という意味。フランス産の小麦を100%使用、豊かな味わい・香りを最大限に引き出した強力粉です。パリッとしたフランスパンやバゲットから、サクッ、ホロッとしたクロワッサンやサブレなどの焼き菓子まで、幅広く使うことができます。

まとめ

強力粉

パン作りをする際に大切なポイントとなる強力粉の選び方と、パンの種類別におすすめの強力粉について詳しくご紹介しました。市販のパンも美味しいけれど、添加物などが気になるから手づくりしてみようかな…と思っている方も多いかと思います。パン作りは、一度はじめてみるとその美味しさと奥深さにハマってしまう人も多いもの。ぜひ小麦粉選びを参考にして、みなさんも自宅でパン作りをしてみてはいかがでしょうか?