どんでん返しが凄い!驚きの結末に目が離せないおすすめ小説 15冊ご紹介!

私生活の中で騙されるというのは本当に味わいたくありません。しかし小説の中だけはそんな騙されることを快く受け取ることができるのです!ハッとさせられるどんでん返しで私たちは小説家にまんまと騙されてしまう!これがなんとも言えない快感につながります。

ただどんでん返しが味わえる小説は意外と多くありません。思わず「嘘だろ?」「騙されたー!」と叫びたくなる小説を読んでみたいと感じませんか?今回はそんな驚かずには言われない大どんでん返しを味わえるおすすめ名作15冊を一挙にご紹介します。

とてもじゃないけど考えつかないどんでん返しを思う存分楽しんでみてください!

騙された!そんな小説が読みたい!

驚く男性

最近みなさんは黙れたという経験はありませんか?騙されたと言ったら人聞き悪く感じますが、小説では悪い意味ではなく素晴らしいということにつながります。作品のトリックにまんまと騙されたからこそ、驚きを抱くことができるのです。

そんな騙された!と感じることができる小説をみなさんも読んでみたいと思いませんか?思わず騙されたのにニヤけてしまう感覚、是非みなさんにも味わってもらいたい。どんでん返しを体験すれば必ず読み返したくなるんです。

本が好きじゃないという方も夢中になれるほど、引き込まれる小説を一挙15冊ご紹介します。「どんでん返しがすごい」と聞いたら身構えちゃって驚かないんじゃないの?そんなことを感じた方、是非そのような気持ちで読んでみてください。きっと騙されますよ!

大どんでん返しを味わうには?

分厚い小説を開く

どんでん返しを味わいたい!でもどうやって味わえばいいのかわからないという方も多いはず。漫画やアニメ、ドラマや映画、舞台などでもどんでん返しを味わうことができますが、やはり一番衝撃を受けるのは小説でしょう。

漫画やアニメのように絵が動くことはありません。自分の頭の中でしか映像が作れないからこそ、小説でどんでん返しを味わうと最高の驚きを味わうことができるのです。作者にまんまとひっかかった時、きっとその才能に嫉妬してしまうでしょう。

やっぱり基本はミステリー!

基本的にどんでん返しを味わうことができるのはミステリー小説でしょう。さまざまな事件を解決する探偵が推理を行っていく中、やっと答えにたどり着いた!しかしその答えはフェイクで…なんて小説を読んでしまったら、驚かざる得ませんよね!

ミステリーと言っても怖いものから、つい笑ってしまうものまでジャンルは幅広いので安心して楽しむことができますよ!ミステリーで大どんでん返しを味わってみましょう!

恋愛小説にも大どんでん返しが!

大どんでん返しが味わえるのはミステリーだけじゃありません。恋愛小説もまた大どんでん返しを味わうことができるジャンルです。長年付き合っていた彼氏に突然フラれてしまい怒る主人公、しかしその別れには理由があり…

そんな物語を読んでしまえばもう涙なしでは読めませんよね!さらに何かもう一つ仕掛けがあれば、大どんでん返しのできあがり。

どんでん返しはさまざまなジャンルで味わえる!

ミステリー小説が基本ではありますが、恋愛小説や社会性の高い小説、青春小説などでも味わうことができます。どんな小説でも起承転結がありますが、この転と結が想像つかない展開ができればどのジャンルでもどんでん返しができるのです。

ただやっぱりミステリーが一番大どんでん返しを味わうことができますね!是非みなさんもミステリー小説以外でもどんでん返しを味わうことができる小説を探し当てましょう!

どんでん返しがすごい小説はメディア化も多い!

どんでん返しがすごい小説はメディア化されることが多いんです!小説で驚かされたどんでん返しがメディアかすれば、どのように描かれるのか気になりますよね?またそれを元にメディア化では少し違うアプローチをしてくる作品もあります。

メディア化された作品はどれも本当に評価されているからメディア化されているのです。つまりメディア化されている小説はハズレがない!と言っても過言ではありません。面白いどんでん返しを味わいたいのであれば、メディア化されていて「どんでん返しがすごい!」などの口説き文句が書かれた小説を読むことをおすすめします。

どんでん返しがすごい!おすすめ小説15冊をご紹介!

どんでん返しが楽しみたいという方には打って付けの作品ばかりを15冊一挙にご紹介させていただきます。きっと読み始めたら止まらない作品ばかり。是非読みたいと思った本は購入してみてください!

【第15位】彼女は存在しない

“彼女は存在しない

著者 浦賀和宏
出版社 幻冬社
発売日 2001年8月
メディア化 -
ページ数 446ページ
驚き度 ★★★
読みやすさ ★★

殺人事件や多重人格など謎を抱える若者群像劇が混じり合う

“彼女は存在しない”

ミステリーが好きな方はきっと傑作と語ってしまうであろう作品『彼女は存在しない』は、青春小説、SF、ミステリーの要素を混ぜ込みながら物語を進めていくことが得意な浦賀和宏が2001年位発表した作品。安藤直樹シリーズや松浦純菜・八木剛士シリーズで脚光を浴びている浦賀和宏が放つ『彼女は存在しない』はミステリーでもあり、人間ドラマあり。

小説を普段あまり読まない方でも難しくない文章で読みやすい作品ですし、主人公の香奈子と根本の二人の視点で書かれていて多くの小説を読んできた方でも楽しめる作品に仕上がっています。性描写やグロい描写も多い今作品。そのような話が苦手な方には読みにくい作品かもしれません。

殺人事件や多重人格などをテーマに謎を抱える若者の物語。香奈子が由子と出会い恋人が殺されてしまったり、根本が多重人格と疑われている妹に振り回されたり。そんな物語がつながっていきます。このようなどんでん返しも是非味わっていただきたい。とにかくミステリー好きにおすすめしたい『彼女は存在しない』を是非読んでみてください!

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【第14位】すべてがFになる

“すべてがFになる

著者 森博嗣
出版社 講談社
発売日 1996年4月
メディア化 漫画化(2002・2015年)
テレビドラマ化(2014年)
テレビアニメ化(2015年)
ページ数 524ページ
驚き度 ★★★★
読みやすさ ★★

累計発行部数78万部突破の話題作

“すべてがFになる

記念すべき第一回メフィスト賞を受賞している『すべてがFになる』は森博嗣が書いたS&Mシリーズの第1巻。漫画家やテレビドラマ化、テレビアニメ化と多くの媒体で映像化されている『すべてがFになる』は、2015年時点でノベルス版や文庫版を合わせて累計発行部数は78万部を記録しています。

天才プログラマーの真賀田四季は研究所で誰とも会わずにプログラミングを開発していました。そんなある日、研究所のメンバーである西園寺萌絵が真賀田にモニター越しではあるものの出会います。今まで絶対誰とも会わなかった真賀田に会えた西園寺はもう一度会いたいと訪れますが…

『すべてがFになる』というタイトル、どんな意味だろうと思った方はきっと読み終えた時に理由が分かり納得できるはず。また真賀田の行動は誰も予想できないような内容で、驚きが隠せないトリックが施されているので、面白いと頷けるはず!

読書が苦手という方はテレビアニメなどでも良いので『すべてがFになる』というタイトルになったのか知ってもらいたい!

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【第13位】スロウハイツの神様

“スロウハイツの神様(上)表紙”

著者 辻村深月
出版社 講談社
発売日 2007年1月
メディア化 漫画化(2016年~)
舞台化(2017年)
ページ数 上:368ページ
下:488ページ
驚き度 ★★★
読みやすさ ★★★

下巻を読んだらもう一度上巻が読みたくなる!

“スロウハイツの神様(下)

『冷たい校舎の時は止まる』や『凍りのくじら』などさまざまなジャンルを書いている辻村深月が『スロウハイツの神様』。人気作家チヨダ・コーキが書いた小説「殺人ゲーム」を熱狂的なファンが真似をしたが起こしてしまい犠牲者を生んでしまったところから物語は始まります。

筆を折ってから10年が経ち、今では復活を遂げた千代田公輝。そんな公輝は、人気脚本家の赤羽環に誘われ「スロウ・ハイツ」と呼ばれる家に住むことに。そこでクリエーターを志す人たちとともに過ごしますが…

空室201号室に新しい住人がやってきてから物語が一気に加速します!『スロウハイツの神様』は上下巻ある小説ですが、下巻を読んだら驚きのあまりもう一度上巻を読み返してしまうほど驚きの連発。しっかり伏線が張られていることに気づいた時の騙された感は圧巻です!

恋愛ネタなども含まれたりとスロースタートで始まる物語。その朗らかな時間を十分楽しみながら、騙されてください!

[wpap service="amazon" type="detail" id="406276556X" locale="JP" tmpl="Small" title=“スロウハイツの神様

【第12位】カラスの親指

“カラスの親指

著者 道尾秀介
出版社 講談社
発売日 2011年7月
メディア化 実写映画化(2012年)
ページ数 520ページ
驚き度 ★★★★
読みやすさ ★★

人生に敗れた中年二人組の詐欺師が見せる企した計画とは?

“カラスの親指

『向日葵のさかない夏』など多くの有名作品を発表し続ける道尾秀介の『カラスの親指』もまたどんでん返しが素晴らしい作品。2008年に『ラットマン』とともに高評価を得て「このミステリーがすごい!」2009年版で作家別投票第1位を獲得しているほど注目を集めた作品です。

またこの作品は道尾秀介が初めて直木賞候補になった作品でもあり、第30回吉川英治文学新人賞候補、第62回日本推理作家協会賞を受賞している作品です。人生に敗れた中年詐欺師2人組がある日、一人の少女とともに暮らすことになり、次第に同居人が増え「他人同士」の生活が始まります。

残酷な過去を持ち合わせる彼らが人生を懸けて企てた計画を実行するという物語。結末が本当に予想をはるかに超える逆転劇で感動を呼び込むこと間違いなしの最高傑作です。500ページ強の『カラスの親指』ですが、きっと早く結末にたどり着きたくてすぐに読み終わってしまうはず!

2012年には阿部寛さん、村上ショージさんで実写映画化している『カラスの親指』。小説を読んだあとに映画もチェックしてみませんか?

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【第11位】異人たちの館

“異人たちの館

著者 折原一
出版社 文芸春秋
発売日 2006年12月
メディア化 -
ページ数 614ページ
驚き度 ★★★★
読みやすさ ★★★

3度にわたって文庫化された人気作品

“異人たちの館

日本推理作家協会、本格ミステリ作家クラブ会員でもある日本を代表する推理小説家・折原一が書いた『異人たちの館』は、どんでん返しが凄まじい作品として評価され続けています。この作品は2016年までに3度にわたって文庫化されているほど人気がある作品。騙されまくる快感は何度味わっても楽しめますよ!

フリーライターを行っている主人公は、新人賞を過去に獲得している実力者であるものの、それ以降芽が出ずゴーストライターとして仕事を行い生活をしていました。そんなある時、行方不明になった子供の一生を本にしてほしいという依頼があり…

次第に子供のことを調べていくことで、主人公の周辺では奇妙な出来事が起きていきます。物語ではしっかり巧妙なトリックを見せ読者を驚かせてくれるのです。「叙述トリックの名手」である折原一ですが、ただの叙述トリックで終わらないところが『偉人たちの館』の凄まじいところ。

是非騙されまくって「あー!」と声をあげてみませんか?

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【第10位】交換殺人には向かない夜

“交換殺人には向かない夜

著者 東川篤哉
出版社 光文社
発売日 2005年9月
メディア化 -
ページ数 384ページ
驚き度 ★★★
読みやすさ ★★★★

笑えるのに多数のトリックを複合し驚きが待っている作品

“密室の鍵貸します

面白いユーモラスが広がるのに、アッと驚くどんでん返しが味わいたいという方には「烏賊川市」シリーズの4作目である『交換殺人には向かない夜』がおすすめです。著者はテレビドラマ化もされ話題になった『謎解きはディナーのあとで』、『もう誘拐なんてしない』の東川篤哉。

東川篤哉ならではのギャグやユーモアがふんだんに詰め込んだ作品。そして今回ご紹介する『交換殺人には向かない夜』では多数のトリックを複合したマニアックな作品と言われています。交換殺人を行うことがタイトルでも分かってしまいますが、最後の結末で驚かない人はいないのでは?と思うほど衝撃が訪れるよう書かれているのでご注意ください。

この作品は「烏賊川市」シリーズの4作目ということで、1作目の『密室の鍵貸します』から読まないといけないのか?と考えてしまうはず。そんなことはなく、今作から読み始めてもかなりどんでん返しが楽しめます。しかし1作目から順に読むことで、凄まじい楽しいインパクトを味わうことができるでしょう。

思わず笑ってしまうミステリーを是非読んでみませんか?ミステリー小説初心者の方も楽しく読めること間違いなし!

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【第9位】名も無き世界のエンドロール

“名も無き世界のエンドロール

著者 行成薫
出版社 集英社
発売日 2013年
メディア化 -
ページ数 365ページ
驚き度 ★★★
読みやすさ ★★★★

腐れ縁の青年たちが見せる「プロポーズ大作戦」とは?

“名も無き世界のエンドロール”

2012年に第25回小説すばる新人賞に輝いた行成薫が書いた『名も無き世界のエンドロール』は幼なじみの二人の男性の物語を描いた作品。この小説の文体がとにかくエンターテインメント性が富んでいて魅了されてしまうことでしょう。

主人公とマコトは小学生の頃から付き合う腐れ縁。そんなマコトにドッキリを仕掛けることが生き甲斐で、主人公が社長になっても変わらずドッキリをかけ続けていました。そんな時、主人公は史上最大の「プロポーズ大作戦」が実行されることに。一体どのように実行するのでしょうか?

過去と現在をうまく行き来しながら物語は進み、徐々に小学生時代に同級生だった女の子だったり、マコトの彼女が物語に混ざり合っていくのも面白いところ。読み応え抜群の『名も無き世界のエンドロール』はまさに30歳過ぎにはとっても力になるような物語が楽しめます。

登場人物がみんな魅力的な小説『名も無き世界のエンドロール』を是非読んでみてください!

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【第8位】ハサミ男

“ハサミ男

著者 殊能将之
出版社 講談社
発売日 1999年
メディア化 実写映画化(2005年)
ページ数 520ページ
驚き度 ★★★★
読みやすさ ★★★★

残忍な殺人鬼が主人公のミステリー小説

“ハサミ男

殊能将之のデビュー作『ハサミ男』は1999年に第13回メフィスト賞を受賞、そして同年発表された「このミステリーがすごい!」では第9位に輝いた作品です。この小説のすごいところは読者をミスリードへと誘い込むことで、驚きの結末に引き込みます。思わず手を口に当ててしまうような驚き、してみたくありませんか?

主人公のハサミ男は女子高生2人を同じ手口で殺害した残忍な殺人鬼。次にターゲットにしたのは頭脳明晰な美少女。しかしそんな美少女は殺害のチャンスをうかがっている際に何者かに殺されてしまいます。そしてその殺害の仕方は自分と同じ手口でした。真犯人を捜すため調査に乗り出すハサミ男。

この物語はハサミ男、いわゆる殺人犯の視点から、また警察側の視点からを交互に繰り返される表現されていくのも面白いところ。また作品に散りばめられた罠にまんまとはまっていく物語担っているので、読み終えた後もう一度はじめから読み返したくなる作品です。

どんでん返しを味わいたい方は必ず読んでおくべき作品でしょう。

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【第7位】イニシエーション・ラブ

“イニシエーション・ラブ

著者 乾くるみ
出版社 原書房
発売日 2004年4月
メディア化 実写映画化(2015年)
ページ数 272ページ
驚き度 ★★★★★
読みやすさ ★★★

最後の二行が最高にしびれる!恋愛が一気にミステリーに!

“イニシエーション・ラブ

物語の最後から二行目を読めば、全く違う物語に変貌するという、まさにこの記事に最適などんでん返しが味わえる小説『イニシエーション・ラブ』は乾くるみの作品。タロットカードの6番「恋人」をテーマにしたタロットシリーズ第一弾の本作は、誰もが驚いた小説と語り続かれるであろう小説です。

主人公は合コンの席でマユに出会い、やがて恋に落ちていく姿を描いた作品で、ほろ苦い青春小説に仕上がっています。しかしそれだけで終わらないのが『イニシエーション・ラブ』の恐ろしいところ。ウブな恋愛日記が最後の最後に驚きがまっているミステリー作品に切り替わります。誰も死ぬことのないミステリーを体験できる作品は本当に珍しい。

累計発行部数は2015年時点で驚異の130万部を超えるミリオンセラーになっています。それほど評価されている『イニシエーション・ラブ』は2015年に松田翔太さん、前田敦子さんで実写映画化されているので、是非一度読破してから映画でも騙されてみませんか?

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【第6位】葉桜の季節に君を想うということ

“葉桜の季節に君を想うということ

著者 歌野晶午
出版社 文芸春秋
発売日 2003年3月
メディア化 -
ページ数 477ページ
驚き度 ★★★★
読みやすさ ★★★★

究極の恋愛小説でありミステリー小説である物語

感動するどんでん返しが味わいたい方は『葉桜の季節に君を想うということ』を是非読んでみてください!この小説は至高とも呼べる恋愛小説であり、また日本推理作家協会賞や本格ミステリ大賞を受賞したミステリー小説でもある本作。

成瀬将虎は何でもやってやろう屋の性格でさまざまな仕事を転々としています。そんな中、後輩の清から思いを寄せる愛子の相談に乗って欲しいと頼まれました。その内容は保険金詐欺に巻き込まれていた証拠を掴んで欲しいということ。そして同じ時期に地下鉄に飛び込み自殺をしようとするさくらを助けます。保険金詐欺事件の真相究明、そして恋模様が混じり合っていく物語。

『葉桜の季節に君を想うということ』は『密室殺人ゲームシリーズ』など多くのミステリー小説を書いてきた歌野晶午の代表作。すべてのトリックが明かされた時に見える美しい物語は、オシャレなタイトルにひも付きます。その時、もう涙なしでは読めないと言っても過言ではない作品に仕上がっています。

2004年のミステリー賞を総なめした最高峰の恋愛ミステリー小説を是非みなさんも読んでみてください!

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【第5位】噂

“噂

著者 萩原浩
出版社 新潮社
発売日 2006年2月
メディア化 -
ページ数 492ページ
驚き度 ★★★★
読みやすさ ★★★★★

最後の一行で大どんでん返し!

『明日の記憶』で山本周五郎賞を受賞したことで有名な萩原浩ですが、作品の傾向としては推理小説寄りの作品も多数存在します。その中で『噂』はラスト一行がとてつもない衝撃を与えるとして話題になった作品。

殺した女の子の足首を切り持ち去るレインマンに狙われたくなければ、ミリエルの香水をつけること。そんな噂が女子高生の間で話題になりました。ただその噂は企画会社が新ブランドを売り出すためのデマ。そんなデマである噂が、現実で起こるようになります。

この事件を追い求める刑事が困惑しながらも解決へと導き出しますが…驚きの結末が待っているので、最後の最後まで目が離せない小説です。現実でも起きそうな恐ろしい事件ですが、これほどの衝撃を受けることができる作品には滅多にお目にかかれません。

きっと読後、人間の恐ろしさに背筋が凍ってしまうでしょう。みなさんも是非このミステリアスな作品を読んでみてください!

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【第4位】レベル7(セブン)

“レベル7(セブン)

著者 宮部みゆき
出版社 新潮社
発売日 1990年9月
メディア化 テレビドラマ化(1994・2012年)
ページ数 665ページ
驚き度 ★★★★
読みやすさ ★★★★★

レベル7とはなにか?若者が追いかけたその先にあるものは?

“レベル7(セブン)

現在ミステリー作家の第一人者と言っても過言ではない宮部みゆきが書いた『レベル7(セブン)』は本当に二転三転する面白い作品。『模倣犯』や『ソロモンの偽証』などさまざまな文学賞にノミネート、受賞している宮部みゆきですが、ここまでどんでん返しがすごい作品はなかなか巡り会えないと思います。

謎の言葉「レベル7まで行ったら戻れない」を残して失踪してしまった女子高生。そして記憶を全て失い目覚めた若い男女の腕に浮かび上がった「Level7」の文字。そして凶悪な殺人事件。自分たちがどんな人間だったのかを突き止めていく中で思いがけないことに巻き込まれてしまいます。

緊迫の4日間をここまで面白く引き込まれるように書かれた小説、サスペンス好きには是非読んでいただきたい作品。もう20年以上も前に書かれた作品とは思えないほど、驚かされることばかりの傑作。

この作品を読んだら宮部みゆきの魅力にどっぷり浸かってしまうこと間違いありません!

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【第3位】最後のトリック

“最後のトリック”

著者 深水黎一郎
出版社 河出書房
発売日 2014年10月
メディア化 -
ページ数 362ページ
驚き度 ★★★★★
読みやすさ ★★★★

犯人は読者!究極のトリックを描いた話題作!

“ウルチモ・トルッコ

読者の誰もが驚かされてしまう大どんでん返しが待っている『最後のトリック』は、深水黎一郎が書いたミステリー小説。今作は2007年に発表した『ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ!』の改題版。改題前の作品名に「犯人はあなただ!」と描かれているように読者が犯人というトリックが描かれています。

この作品に大して島田荘司は「この被害者を殺した犯人は、ぼくだった」と激賞していて、誰もが挑戦したかったけどできなかったトリックが書かれています。改題前の「ウルチモ・トルッコ」という言葉はみなさん聞きなれないと思いますが、これはイタリア語・スペイン語で「究極のトリック」を表す言葉。

まさに誰も成し遂げていない「犯人が読者」というトリックを見事書き上げた深水黎一郎。今作が作家デビュー作というのがまた素晴らしいところ。今では「週刊文春ミステリーベスト10」や「このミステリーがすごい!」など名高いランキングで上位に食い込むミステリー作家のひとり。

まさしく『最後のトリック』をみなさんも是非味わってみてください!

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【第2位】ロートレック荘事件

“ロートレック荘事件

著者 筒井康隆
出版社 新潮社
発売日 1990年1月
メディア化 -
ページ数 222ページ
驚き度 ★★★★★
読みやすさ ★★★★★

「映像化不可能」と言われているミステリー小説

“ロートレック荘事件

小説好きなら誰もが一度は読んだことがあるSF作家・筒井康隆が書いた『ロートレック荘事件』。みなさんが知っている筒井康隆の作品は『時をかける少女』などSF作品だと思いますが、この作品は歴とした推理小説。そして「映像化不可能」と長年言われ続け、今もなお映像化されていない作品でもある『ロートレック荘事件』。

ロートレックの作品に囲まれた洋館であるロートレック荘に集まった青年たちと美貌の女性たち。楽しくバカンスを楽しんでいたある時、2発の銃声が聞こえてきて…。ひとりの美女の死体が発見されたのをきっかけに次々と美女ばかりが殺されてしまいます。

筒井康隆だからこそ書けたミステリー小説。「ミステリ・ベスト201日本編」では「作者ならではの趣向と娯楽性に満ちた本格ミステリの傑作」と評価されるほどの作品で、多くの方が「面白い」「驚いた」と感じることができます。きっと予想だにしないどんでん返しがあなたを驚かせるでしょう。是非読んでみてください!

[wpap service="amazon" type="detail" id="4101171335" locale="JP" tmpl="Small" title=“ロートレック荘事件

【第1位】アヒルと鴨のコインロッカー

“アヒルと鴨のコインロッカー

著者 伊坂幸太郎
出版社 東京創元社
発売日 2003年12月
メディア化 実写映画化(2007年)
朗読舞台化(2014年)
舞台化(2016年)
ページ数 384ページ
驚き度 ★★★★★
読みやすさ ★★★★★

どんでん返しの真骨頂である小説

“アヒルと鴨のコインロッカー”

近年のミステリー小説を語る上で伊坂幸太郎を外すわけにはいきません。そんな伊坂幸太郎が書いた『アヒルと鴨のコインロッカー』がまさにどんでん返しのミステリー小説で、ページをめくるごとに世界観に引き込まれ、最後には驚きと涙が待っています。

本作は第25回吉川英治文学新人賞を受賞した作品で多くの人に伊坂幸太郎を認知させた作品。2007年には実写映画化濱田岳さん、瑛太さん、松田龍平さんといった今第一線で活躍する俳優陣が出演しているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

椎名は引っ越し先のアパートの隣人である河崎から「本屋で広辞苑を盗まないか?」と誘われ、断れきれず窃盗の手伝いをしてしまうところから物語は始まります。この小説は2年前のある事件と本屋襲撃が繋がっており、読み終えた時『アヒルと鴨のコインロッカー』のタイトルの意味が分かります。

読後の燃え尽き感や振り返りたくなる感覚が強い『アヒルと鴨のコインロッカー』は何度も読んでしまう最高のミステリー小説です。是非みなさんもドキドキとした、切ないミステリー小説を読んでみてください。

[wpap service="amazon" type="detail" id="4488464017" locale="JP" tmpl="Small" title=“アヒルと鴨のコインロッカー

まとめ

みなさんどんでん返しが楽しめる小説はいかがでしたか?きっとミステリー小説が好きな方は読んだことがあるものもあったかと思います。しかし一度読んだことがあるミステリー小説でも、今一度読んでみると違った視点で楽しめるので、是非今回ご紹介した15冊を全て読破してみてください!

また今回紹介したどんでん返しするミステリー小説意外にもストーリー仕立てが本当にすごい小説はたくさんあります。東野圭吾の作品や湊かなえの作品など数え切れないミステリー小説が山ほど!是非どんでん返しだけじゃなくミステリー小説全般読んでみてはいかがでしょうか?