除湿機

夏のジメジメや冬の結露の対策に有効な除湿器ですが、実はいくつかのタイプがあり、向いている用途が違います。正しく除湿器を選んで、快適な生活を送るためのポイントをご説明します。

シャープやパナソニック、コロナ、アイリスオーヤマといったメーカーから、特色のある製品が販売されています。最近では部屋干しの衣類を乾燥させることに重点を置いた製品も多いので、この点にも注目です。

【あなたに合った製品はどれ?】除湿機の賢い選び方

ここでは除湿機の賢い選び方をご説明します。自分の用途に合った製品を選ぶための参考にしてください。

【夏用か冬用か】除湿方式が違えば用途も違う!

除湿器の除湿方式にはいくつかの種類があり、向いている用途が違います。まずこの点を把握するのが正しい除湿機選びのポイントです。

≪夏向き≫コンプレッサー方式のメリット・デメリット

このコンプレッサー方式は、次にご紹介するデシカント方式と並んで除湿機の除湿方式の主要なもので、冷却器を使って空気を冷やすことで空気中の水分を結露させて湿気を取り除きます。冷却に使う冷媒をコンプレッサーで圧縮するため、コンプレッサー方式と呼ばれます。冷却器によって冷えた空気は放熱器を通り、乾燥した空気になって放出されます。エアコンの除湿と基本的に同じ仕組みです。

コンプレッサー方式の除湿機の中には、放熱器を通さない冷たい空気を吹き出すことで、スポットクーラーとして使えるタイプの除湿機もあります。ただし、エアコンと違って、熱を室外に放出する役割を果たす室外機を備えていないので、室内には温かい空気も同時に放出されます。このタイプの製品は、風が当たっているところは涼しくなりますが、部屋全体を冷やすことはできず、室温全体はむしろ上がります。

コンプレッサー方式の除湿機は夏場の除湿能力は高いのですが、室温が低い冬場には除湿能力が下がります。夏のジメジメ対策に有効なタイプです。次にご紹介するデシカント方式よりも消費電力が小さいというメリットがあります。デメリットとしては、冬に除湿能力が下がること、コンプレッサーを備えているため動作音が大きく、本体の重量が重くなることなどがあります。

≪冬に強い≫デシカント方式のメリット・デメリット

デシカント方式のデシカントは、乾燥剤という意味です。使われている乾燥剤がゼオライトという物質であるため、セオライト方式とも呼ばれます。デシカント方式の除湿機は、乾燥剤に湿気を吸わせることで除湿します。乾燥剤に吸着した水分は、ヒーターを使って加熱することで取り除きます。

デシカント方式は、コンプレッサー方式と違って、冬場でも除湿能力が落ちないのがメリットです。ただ、ヒーターを使うため室温の上昇が大きく、夏場の使用に向きません。コンプレッサー方式よりも消費電力が大きいのもデメリットです。

≪良いとこ取り≫ハイブリッド方式のメリット・デメリット

ハイブリッド方式は、コンプレッサー方式とデシカント方式を組み合わせたものです。夏場はコンプレッサー方式で低コストで除湿し、冬場はデシカント方式で効率よく除湿するといった使い方ができます。

一年を通じて使用でき、便利なハイブリッド方式ですが、本体が大きく重くなること、価格が高いことなどがデメリットとなります。

≪小型で静音≫ペルチェ方式のメリット・デメリット

除湿機の除湿方式というと、基本的には上の3つを指します。ペルチェ方式はやや特殊なもので、パソコンのCPUの冷却などにも使われているペルチェ素子という半導体が用いられています。ペルチェ方式は、主にコンパクトサイズの除湿機に採用されています。

ペルチェ方式の除湿機は、小型化が可能で動作音も小さいというメリットがありますが、除湿能力が低いのがデメリットです。クローゼットや押入れといった狭い空間の除湿に使うには便利なタイプですが、部屋全体の除湿に使うにはパワー不足になる場合が多いといえます。

【除湿機の基本性能をチェック!】やっぱり重要な除湿能力

除湿機の除湿能力は、一日に除湿することができる水分量(○○L/日)で示されています。この数字が高いものほど除湿能力が高いということになります。

除湿可能な面積の目安も表示されているので、これも参考になります。除湿能力は、建物が木造住宅か鉄筋コンクリート住宅かによって大きく左右され、両者では倍くらいの違いがあります。除湿可能面積目安が「○畳~○畳」あるいは「○㎡~○㎡」という形で示されているときは、小さい方の数字が木造の場合、大きい方の数字が鉄筋の場合ということになります。

除湿能力については、できるだけ高いものを選びましょう。特に部屋干し乾燥に使うのがメインという人は、除湿能力が高めのものを選ぶことをおすすめします。ただし、除湿能力は消費電力などにも関わってきますから、除湿可能面積なども参考にして、自分が使う環境にあったものを選ぶようにしてください。

タンクの容量は、大きいものほど便利?

除湿機を使うと本体内部のタンクに集めた水がたまっていきます。排水タンク容量が大きめの製品は、度々タンクの水を捨てに行く必要なく、基本的には便利です。もっとも、タンクが大きいということは、水を捨てに行くときには重いということになりますから、重いのが嫌な人はあまりタンクが大きすぎる製品は避けるようにしましょう。

選択の幅は限られてしまいますが、製品によってはホースなどを接続して連続排水ができるものもあります。長時間使用したい人には、水を捨てる手間がないこういった製品もおすすめです。

【部屋干し乾燥に効果絶大!】衣類乾燥除湿機とは?

日中は家に人がいないとか防犯対策のために洗濯物は外に干さないといった理由で、洗濯物はもっぱら部屋干しという方も多いのではないでしょうか。部屋干しの洗濯物を乾かしたいというニーズが多いのか、最近では「衣類乾燥除湿機」といったカテゴリーで除湿機を販売するメーカーも増えてきました。

この衣類乾燥除湿機ですが、除湿そのものの機能は従来のものと基本的には変わりません。違いは主に送風機能です。洗濯物を乾かすには、乾いた空気を当て続けることが重要なので、送風機能が重視されているのです。例えば、洗濯物を早く乾かすために風量を多くしたり、並べて干してある洗濯物を乾かすために風向を工夫したりといった形で、より部屋干し乾燥に適した製品が開発・販売されています。

さらに、衣類乾燥を重視した製品の中には、センサーで洗濯物の乾き具合を判断して風量や風向を変えたりといった機能を持ったものもあります。部屋干し乾燥を主な用途として考えている人は、こういった製品を選ぶと良いでしょう。部屋干しの匂いが気になる人は、シャープのプラズマクラスターやパナソニックのナノイーのような除菌・脱臭機能を備えた製品を選ぶのもおすすめです。

ただし、衣類乾燥除湿機という名称は必ずしも全てのメーカーが用いているものではありませんから、こういった名称を用いていないメーカーの製品であっても、部屋干し乾燥に適した機能を搭載した製品はあります。この点には注意しましょう。

サイズや重さも忘れずにチェック!

除湿機というのは、比較的持ち運ぶことが多い家電です。コンプレッサー方式の除湿機のように季節によって十分な性能を発揮できない製品もありますから、シーズンが終わったらしまっておくという使い方も多くなります。普段は居間で使っていても、衣類乾燥に使うときには、他の部屋に持って行くということもあるかもしれません。

除湿機を選ぶときは、実際に使うときのことをイメージして、頻繁に移動させる必要があるのかどうか見極めてから製品を選ぶようにしましょう。移動させる必要があるのであれば、できるだけ小さく軽いもの、持ち運びのためのハンドルなどが付いているものを選ぶと便利です。

【ランニングコストも考えて】消費電力で選ぶ

除湿機の消費電力は、除湿方式をコンプレッサー方式にするかデシカント方式にするかによって大きく左右されます。先ほどもお伝えしたように、この両方式は向いている用途が異なりますから、消費電力だけを比較して製品を選ぶわけにはいきません。もっとも欲しい製品のタイプがある程度決まったら、消費電力も選択基準の一つになります。もちろん、同じ除湿能力なら、消費電力が小さいものを選ぶ方がランニングコストが安くなりますからおすすめです。

なお、消費電力を比較する場合には、住んでいる地域の電気の周波数によって同じ製品でも消費電力は変わりますから、自分が住んでいる地域の周波数(50Hzまたは60Hz)に応じた数値で比較するように気をつけてください。製品によっては、周波数による消費電力の違いがないものもあります。

除湿機のおすすめ製品ランキング

ここからは、おすすめの除湿機をランキング形式でご紹介します。

第15位 hysure コンパクト除湿器

hysureコンパクト除湿器700ml

除湿方式 ペルチェ方式
除湿能力 300ml/日
除湿可能面積 6~12畳
タンク容量 700ml
消費電力 23W
サイズ(幅×奥行×高さ 163×107×267mm
重さ 約1.2kg

コンパクトな除湿機

hysureコンパクト除湿器700mlコンパクトな除湿機

小型軽量なコンパクト除湿機です。除湿能力はそれほど大きなものではありませんが、持ち運んだり、通常サイズの除湿機が使いにくい、狭い場所で使うのに便利です。

トイレや脱衣所、クローゼット、押入れなど、あまり広くないスペースで使用する除湿機としては大いに役立ってくれます。価格が安めなのも嬉しいポイントです。

第14位 HITACHI 衣類乾燥除湿機 HJS-D562

HITACHI衣類乾燥除湿機HJS-D562

除湿方式 デシカント方式
除湿能力 5.6L/日
除湿可能面積 7~14畳(12~14㎡)
タンク容量 1.8L
消費電力 290W
サイズ(幅×奥行×高さ 269×174×445mm
重さ 5.3kg

軽量で持ち運びに便利なデシカント方式

気温が低い冬でも高い除湿能力を発揮できるデシカント方式の除湿機です。デシカント方式のもう一つのメリットとして、コンプレッサー方式よりも軽量であるということがあるのですが、この製品はデシカント方式の除湿機の中でも軽めです。持ち運んで使いたい人におすすめです。

また、前方向や上方向に集中的に風を送るスポット乾燥、洗濯物が多いときには150度の角度で広く風を当てるワイド乾燥を使い分けることができて、部屋干し乾燥にも適した製品です。

第13位 hysure 大容量除湿機

hysure大容量除湿機

除湿方式 ペルチェ方式
除湿能力 1.5L/日
除湿可能面積
タンク容量 3L
消費電力
サイズ(幅×奥行×高さ 260×180×405mm
重さ 約5.1kg

コンパクトサイズの除湿機

hysure大容量除湿機クローゼット

3Lのタンク容量がある割りにコンパクトな除湿機です。ペルチェ方式なので、同程度のサイズの他の方式の除湿機と比べて高い除湿能力があるわけではありませんが、コンパクトでどこにでも置きやすい製品です。比較的安価なのも魅力です。

ちなみに、この製品の除湿能力は、室温30度・湿度80%の条件下で測定されたもののようです。国産の場合、室温27度・湿度60%の条件で計測されていますから、国産のものよりも有利な条件です。一日1.5Lの除湿能力は、国産のものと同じ基準で比較すれば、もっと低い数値になる可能性がありますから、この点は注意してください。

第12位 三菱 衣類乾燥除湿機 MJ-100MX

三菱衣類乾燥除湿機MJ100MX

除湿方式 コンプレッサー方式
除湿能力 9L/日 / 10L/日
除湿可能面積 11~23畳(19~38㎡)/13~25畳(21~42㎡)
タンク容量 3L
消費電力 245W/275W
サイズ(幅×奥行×高さ 360×210×534mm
重さ 12.7kg

「全体乾燥+集中乾燥」で乾き残りを防ぐ

衣類乾燥に優れた機能を備えた除湿機です。まず全体乾燥は、赤外線・温度・湿度の各センサーが洗濯物の位置や量、状態を把握して、ワイドな送風で一気に乾かします。そして、集中乾燥は、3Dムーブアイ(赤外線センサー)が細かく乾き具合をチェックして、湿っている衣類だけにピンポイントで風を送ります。

例えば、生地が厚い服を一緒に干しても、乾いていない服に集中して風を送ることで、徹底的に乾かすことができます。袖や襟など生地が厚い部分の乾き残りも防いでくれるので、生乾きによる嫌な臭いの発生も防げます。

ピンポイントに送風することで、乾燥時間も短縮され、電気代も節約することができる、衣類乾燥に強みを発揮する製品です。

第11位 コロナ 除湿機 CD-S6317

コロナ除湿機CDS6317

除湿方式 コンプレッサー方式
除湿能力 5.6L/日 / 6.3L/日
除湿可能面積 7~14畳(12~23㎡)/8~16畳(13~26㎡)
タンク容量 3L
消費電力
サイズ(幅×奥行×高さ 170×365×533mm
重さ 8.3kg

2つの除湿・衣類乾燥モードで便利に使える

この製品には、除湿と衣類乾燥にそれぞれ2つのモードがあります。除湿は、標準モードと節電モード。節電モードにすると電気代を約40%節約できます。節電モード時には除湿能力も若干下がりますが、長時間運転する場合におすすめです。

衣類乾燥には、速乾モードと夜干しモードがあります。速乾モードは、強風の連続運転で素早く洗濯物を乾かします。夜干しモードは、弱風運転を約6時間その後は送風運転に切り換わります。夜間でも静かに洗濯物を乾かすことができるモードです。シーンに応じて使い分けができる便利な除湿機です。

第10位 アイリスオーヤマ 除湿機(デシカント式) EDJ-70N

アイリスオーヤマ除湿機EJD70N

除湿方式 デシカント方式
除湿能力 6.8L/日(運転モード「中」時)
除湿可能面積 9~18畳(15~30㎡)
タンク容量 約2.5L
消費電力 610W(運転モード「中」時)
サイズ(幅×奥行×高さ 約349×189×513mm
重さ 約7kg

安定した除湿能力を発揮するデシカント方式

アイリスオーヤマ除湿機EJD70N衣類乾燥

年間通じて除湿能力を発揮するデシカント方式の除湿機です。この製品は、今回ご紹介しているデシカント方式の製品の中では最もパワフルなものです。その分、消費電力も大きいのが難点です。

消費電力の大きい機種ですが、「強・衣類乾燥」「中」「弱」の風量設定が可能で、中・弱運転時には、湿度を設定できます。「40%」「50%」「60%」「連続」の設定が可能なので、上手に使うと電気代を節約できます。なお、強・衣類乾燥の設定の時は、連続運転のみです。

第9位 コロナ 冷風・衣類乾燥除湿機 CDM-1017

コロナ冷風衣類乾燥除湿機CDM1017

除湿方式 コンプレッサー方式
除湿能力 9L/日 / 10L/日
除湿可能面積 11~23畳(19~38㎡)/13~25畳(21~42㎡)
タンク容量 5.8L
消費電力 205W/215W
サイズ(幅×奥行×高さ 250×386×600mm
重さ 13kg

除湿・衣類乾燥・冷風の1台3役で使える

コロナ冷風衣類乾燥除湿機CDM10171台3役

選び方のところでも簡単にご紹介した、冷風が出せるタイプの除湿機です。温度差-10度の風を吹き出すことができます。選び方のところでは、スポットクーラーは部屋全体を冷やすことはできないとご説明しましたが、この製品には排熱ダクトが付属しているので、これを取り付けて排熱を屋外に逃がすようにすれば、冷房効果を発揮させることもできます。ただし、窓に取り付けるダクトパネルは別売りです。

除湿・部屋干し乾燥・冷風の3役に利用することができる便利な製品です。底面にキャスターが付いているので、移動がしやすいのもポイントです。

第8位 パナソニック ハイブリッド方式衣類乾燥除湿機 F-YHPX120

パナソニックハイブリッド式衣類乾燥除湿機FYHPX120

除湿方式 ハイブリッド方式
除湿能力 9L/日 / 10L/日
除湿可能面積 11~23畳(19~38㎡)/13~25畳(21~42㎡)
タンク容量 約3.2L
消費電力 225W/245W(衣類乾燥おまかせモード時)
サイズ(幅×奥行×高さ 370×225×580mm
重さ 13.9kg

オールシーズン使えて、除菌・脱臭も

パナソニックハイブリッド式衣類乾燥除湿機FYHPX120エコナビ

コンプレッサー方式とデシカント方式の両方を備えたハイブリッド方式の除湿機です。2つの方式は自動で切り換わります。オールシーズンで使える便利な除湿機ですが、価格も高くなるのが欠点です。

もっとも、高価であるだけの機能は備えています。洗濯物の量や干し方に合わせて、ワイド送風、ウェーブ送風、スポット送風、下向き送風から風向が選べるだけでなく、急ぎの洗濯物を素早く乾かす「少量速乾モード」も備えています。

また、雑菌の繁殖を抑える「ナノイー」を放出する空気清浄機能も搭載しているので、部屋干しの臭いを抑えることもできます。価格よりも機能面を重視して選ぶ人にはイチオシといってもいい製品です。

第7位 コロナ 除湿機 CD-H1817

コロナ除湿機CDH1817

除湿方式 コンプレッサー方式
除湿能力 16L/日 / 18L/日
除湿可能面積 20~40畳(33~67㎡)/23~45畳(38~75㎡)
タンク容量 4.5L
消費電力 280W/310W
サイズ(幅×奥行×高さ 365×202×570mm
重さ 12.5kg

4つのモードで、衣類乾燥に便利

業界トップクラスの除湿能力がある、パワフルな除湿機です。コンプレッサー方式の除湿機は室温が低いと十分な性能が発揮できないという欠点があるのですが、この製品はヒーターを併用する「冬モード」を搭載しているため、冬でも強力に除湿することができます。

衣類乾燥用の機能としては「標準モード」「ecoモード」「夜干しモード」「厚物モード」の4つのモードを搭載していて、用途に合わせて選べます。ecoモードの節電効果は約40%、夜干しモードの運転音は39dBと、高い性能を誇っています。

また、「サーキュレーターモード(送風モード)」も搭載しているので、冷暖房時の温度ムラを解消したりといった使い方もできます。やや高価ですが、ハイブリッド方式のものよりもお買い得なので、オールシーズン使いたい人におすすめです。

第6位 シャープ プラズマクラスター除湿機 CV-G120

シャーププラズマクラスター除湿機CVG120

除湿方式 コンプレッサー方式
除湿能力 11L/日 / 12L/日
除湿可能面積 14~28畳(23~46㎡)/15~30畳(25~50㎡)
タンク容量 約3.1L
消費電力 235W/275W
サイズ(幅×奥行×高さ 360×260×565mm
重さ 13.3kg

広い範囲に送風。広範囲に乾燥

シャーププラズマクラスター除湿機CVG120広い範囲に送風

シャープの独自技術プラズマクラスター採用機種です。プラズマクラスターというのは、プラズマ放電によって発生させたプラスとマイナスのイオンが浮遊カビ菌・浮遊菌に作用して除菌する技術のことです。

プラズマクラスター搭載機種は1位にもランキングしているのですが、この製品はそれよりも大きくてパワフルなタイプです。適応面積も最大30畳までと、かなりの広さに対応できます。

スイングルーバーが上下最大180度の角度で送風して、2段干しにした衣類でもしっかり乾かせますし、床に置いた靴などを乾燥させたいときは下向きに噴射させることも可能です。ホースを繋いでの連続排水も可能ですから、長時間の使用にも対応します。沢山の洗濯物を乾かしたい、広い部屋を除湿したいといった人に向いている製品です。

第5位 三菱 衣類乾燥除湿機 MJ-180MX

三菱衣類乾燥除湿機MJ180MX

除湿方式 コンプレッサー方式
除湿能力 15.5L/日 / 18L/日
除湿可能面積 19~39畳(32~64㎡)/23~45畳(38~75㎡)
タンク容量 約4.7L
消費電力 330W/390W
サイズ(幅×奥行×高さ 372×281×594mm
重さ 14.9kg

高い除湿力のハイパワー除湿機

大容量・ハイパワーの除湿機です。1日18Lという高い除湿能力(周波数50Hzの地域では15.5L)は、今回ご紹介している製品の中でもトップクラスです。除湿能力が落ちる冬場の対策として、「冬モード」も搭載されていて、低温時の除湿能力が約10%アップしています。

5段階の湿度設定が可能(50・55・60・65・70%)で、静音性が高い「夜干しモード」も搭載していますから、除湿機としての基本性能には十分なものがあります。

ハイパワーの除湿機としては安価なので、コストパフォーマンスも良い製品です。パワフルな除湿機をお得に購入したいという方におすすめです。

第4位 パナソニック デシカント方式衣類乾燥除湿機 F-YZP60

パナソニックデシカント方式衣類乾燥除湿機FYZP60

除湿方式 デシカント方式
除湿能力 5.4L/日 / 5.6L/日
除湿可能面積 7~14畳(12~23㎡)/7~14畳(12~23㎡)
タンク容量 約2.0L
消費電力 280W/280W
サイズ(幅×奥行×高さ 194(+脚部16)×352×458mm
重さ 5.8kg

「カラッとキープ」で湿気戻りを防ぐ

パナソニックデシカント方式衣類乾燥除湿機FYZP60エコナビ

「カラッとセンサー」や「カラッとキープ」といった衣類乾燥に便利な機能が充実したデシカント方式の製品です。「カラッとセンサー」は、洗濯物の乾き具合をチェックするセンサーの働きで、衣類が乾燥したら自動的に運転を停止します。節電に効果的な機能です。

「カラッとキープ」は、「カラッとセンサー」による運転停止後、自動的に除湿運転を開始するというものです。除湿機で衣類を乾燥させた場合、その後で部屋の湿度が上がってしまうと、また洗濯物が湿ってしまう「湿気戻り」が起こります。「カラッとキープ」なら、部屋湿度を約55%にキープするので、湿気戻りを防いで洗濯物のカラッとした状態を保てます。

約100cmのワイド送風で、大量の洗濯物も効果的に乾かすことができる、部屋干しで洗濯する人の強い味方です。

第3位 アイリスオーヤマ 衣類乾燥除湿機(コンプレッサー式) DCE-6515

アイリスオーヤマ衣類乾燥除湿機DCE6515

除湿方式 コンプレッサー方式
除湿能力 5.5L/日 / 6.5L/日
除湿可能面積 7~14畳(12~23㎡)/8~16畳(13~26㎡)
タンク容量 約1.8L
消費電力 155W/175W
サイズ(幅×奥行×高さ 約290×約190×約477mm
重さ 約9.3kg

高コスパ。湿度設定が可能で好みの湿度を維持できる

アイリスオーヤマ衣類乾燥除湿機DCE6515操作パネル

アイリスオーヤマの除湿機。アイリスオーヤマは、機能を絞って低価格で提供する、いわゆるジェネリック家電を多く販売しています。この製品も多機能型ではありませんが、その分価格が抑えられているのが魅力です。

低価格のモデルですが、除湿能力の点では他のメーカーに見劣りするものではありませんし、消費電力は小さめでランニングコストも低い、コストパフォーマンスの良い製品です。

湿度が40%・50%・60%に設定できて、2時間・4時間・6時間の切りタイマーも付いています。シンプルな機能がかえって使いやすいというユーザーレビューもあります。コスパを重視して、除湿機を選びたい人に特におすすめの製品です。

第2位 コロナ 除湿機 CD-P6317

コロナ除湿機CDP6317

除湿方式 コンプレッサー方式
除湿能力 5.6L/日 / 6.3L/日
除湿可能面積 7~14畳(12~23㎡)/8~16畳(13~26㎡)
タンク容量 3.5L
消費電力 175W/185W
サイズ(幅×奥行×高さ 220×330×515mm
重さ 7.9kg

標準モードと節電モードが選べる

コロナ除湿機CDP6317電気代が安い

これも比較的シンプルな製品ですが、除湿モードは2つ搭載されています。節電モードの際には、標準モードと比べて約40%の電気代の節約ができます。ウイルス抑制・除菌・脱臭の効果がある「10年交換不要フィルター」が搭載されていて、フィルター交換の必要がありません。

このサイズの除湿機としては、大きめの3.5Lのタンクが搭載されているので、水を捨てる手間が少なくて済むのも、この製品の良いところです。コンプレッサー方式の製品としては比較軽量なので、女性の一人暮らしなどにもおすすめです。

第1位 シャープ プラズマクラスター除湿機 CV-G71

シャーププラズマクラスター除湿機CVG71

除湿方式 コンプレッサー方式
除湿能力 6.6L/日 / 7.1L/日
除湿可能面積 8~16畳(13~26㎡)/9~18畳(15~30㎡)
タンク容量 約2.5L
消費電力 165W/180W
サイズ(幅×奥行×高さ 304×203×480mm
重さ 約9.0kg

プラズマクラスターで消臭・カビ対策も

シャーププラズマクラスター除湿機CVG71衣類消臭

人気のプラズマクラスター搭載機種です。プラズマクラスター搭載の機種は6位にもランキングしていますが、そちらよりも小型の機種になります。設置に必要なスペースはA4用紙1枚分程度、省スペースの除湿機です。小型な分だけ大型の製品と比べれば除湿能力は落ちますが、この程度で十分という人も多いはずです。

プラズマクラスターは、生乾き臭、汗臭の消臭もできますし、タバコの臭いも分解・除去することができますから、臭いに敏感な人には特におすすめです。このプラズマクラスターを有効に活用することができるように、この製品には「衣類除湿運転」「除湿運転」の他に、「衣類消臭運転」モードもあります。

衣類消臭運転では、除湿を行わず消臭だけを行うので、消費電力も小さくなり(50Hzの場合18W、60Hzの場合21W)、消臭機能だけを低ランニングコストで利用することができます。コンパクトで除菌や脱臭もでき、湿気が多い時期以外でも役に立つ、幅広い層におすすめすることができる製品です。

まとめ

除湿機の選び方とおすすめの製品をご紹介しました。湿度を抑えることができれば、生活がとても快適になりますし、部屋干しの洗濯物も早く乾きます。

除湿機というのは、どうしてもなくては困るという製品ではありませんが、一度使ってみると手放せなくなるものです。これを機会に、是非購入を検討してみてください。