スポーツ観戦用双眼鏡

この記事ではスポーツ観戦用の双眼鏡について、選び方とおすすめの製品をご紹介します。スポーツ観戦の際に双眼鏡を使うと、遠くの選手の様子もはっきり見えて、臨場感が圧倒的に増しますから、是非一台用意しておきたいものです。

単に遠くのものを拡大してみるだけなら、単眼鏡(片手で持てる小型の双眼鏡)を使う方法もなくはありませんが、両目で見ることで立体感が得られる双眼鏡は、スポーツの迫力を感じるためには最適の道具です。

もっとも、スポーツ観戦用の双眼鏡を選ぶ際には、普通の双眼鏡とは少し違った選び方のポイントがありますから、この記事を参考にして、スポーツ観戦をより楽しめる双眼鏡を見つけてください。

なお、双眼鏡に関しては、広く一般的に双眼鏡の選び方をおすすめ製品を扱った記事(【遠くのものを手に取るように!】双眼鏡の選び方とおすすめ製品ランキング)、バードウォッチング用の双眼鏡を扱った記事(【野鳥観察に最適!】バードウォッチング用双眼鏡の選び方とおすすめ製品ランキング)を別に公開していますので、ご興味がおありの方は、そちらも合わせてご参照ください。

【スポーツ観戦用を選ぶ前に】まず知っておきたい双眼鏡の基礎知識

空に向かって構えた双眼鏡

スポーツ観戦用の双眼鏡の選び方をご説明する前に、双眼鏡の基礎知識について簡単にお話しておきます。詳細は、双眼鏡一般についてご紹介した記事の中で説明していますので、この記事では簡単な説明にしておきます。より詳しい内容をお知りになりたい方は、そちらの記事をご参照ください。

【どくらい大きく見えるか】双眼鏡の倍率

双眼鏡の倍率は、例えば8倍の双眼鏡なら、8分の1の距離で見た場合と同じ像が見えることを意味しています。つまり、80m先にあるものが10m先にあるように見えるのが8倍の双眼鏡です。

【明るさ、解像度に影響】対物レンズ有効径

双眼鏡の見る対象の方に向ける側のレンズを対物レンズといい、目でのぞく側のレンズを接眼レンズといいます。この対物レンズの大きさが対物レンズ有効径です。口径ともいいます。対物レンズ有効径が大きいほど、より光を効果的に集めることができるので、明るく見える双眼鏡になり、解像度も上がります。

【どんな範囲が見えるか】視界について

双眼鏡でどのくらいの範囲が見えるかを示すのが実視界です。実視界は角度で表します。また、双眼鏡をのぞいたときに、観察者にどんな範囲で像が見えるかを示すのが見かけ視界です。見かけ視界が広い双眼鏡は、目の前に広がる視野が広く、迫力があります。

以上の3つの数字は双眼鏡の本体などにも書かれています。双眼鏡を選ぶ際の基本中の基本となる数字ですから覚えておくとよいでしょう。具体的には「8×42 6.2°」といったように並べて表示され、最初の数字が倍率、「×」の後が対物レンズ有効径、最後が実視界です。

【双眼鏡の明るさに影響】ひとみ径

ひとみ径というのは、接眼レンズを少し離れた位置からのぞいたときに見える明るい円の直径のことをいいます。このひとみ径の大きさが、双眼鏡を使っている人の瞳よりも小さいときは、光が足りず暗く見えます。

そして、人間の瞳は周囲の明るさに応じて大きさが変わるので、瞳が小さくなる明るい場所ではひとみ径が小さな双眼鏡でも暗さを感じませんが、瞳が散大する暗い場所で双眼鏡を使う場合は、ひとみ径が大きな双眼鏡を選ばないと像が暗く見えてしまいます。このひとみ径を2乗したものが、双眼鏡のスペック上の明るさです。

なお、双眼鏡の明るさには、レンズやプリズムに施されたコーティングも影響します。双眼鏡にはレンズやプリズムが複数使われていますが、これらを光が通過するとき一部の光は反射して損失します。これを防ぐためにレンズなどに付けられた特殊な膜がコーティングです。

コーティングについては、一層だけの単層コーティングの製品もありますが、これでは異なる波長の光の反射を防ぐには足りません。いくつものコーティングを重ねて、光の損失をできるだけ防ぐ多層膜コーティング(マルチコートなどと呼ばれます)の方が光の損失が少なく、優秀な製品ということになります。

【どのくらい双眼鏡を離して見られるか】アイレリーフ

アイレリーフというのは、最大でどのくらい離れた位置からのぞいても視野の全体が見えるかを意味する数字です。アイレリーフが長い双眼鏡は、ハイアイポイントなどと呼ばれます。ハイアイポイントの双眼鏡は、目から離して持つことができるので、特にメガネをかけたまま双眼鏡を使いたい人には便利です。

【観戦するスポーツに合わせて選ぶ】スポーツ観戦用双眼鏡の選び方

グラウンドを見る少年

ここからは本題のスポーツ観戦用双眼鏡の選び方についてお話していきます。一口にスポーツといっても色々な競技がありますから、それぞれの競技にあったものを選ぶのが後悔しない製品選びのためのコツです。

【動きの激しいスポーツは特に注意】スポーツ観戦では倍率は低めに

双眼鏡を選ぶとき、倍率をどのくらいのものにするかというのは、とても重要なポイントですが、実はスポーツ観戦用の場合、あまり倍率が高い双眼鏡は向いてません。それは以下のような理由からです。

双眼鏡を使い慣れない人は倍率が高いほど良い双眼鏡と考えがちですが、実際には倍率が高すぎる双眼鏡は、手ブレの影響が大きくなり使いにくくなります。一般的には、手持ちで使う双眼鏡の倍率は、高くても10倍程度までといわれています。実際には8倍以下の双眼鏡の方が使いやすいと感じる場合がほとんどです。

バードウォッチングなどで10倍以上の高倍率の双眼鏡を使う場合は、通常は手ブレの影響を防ぐため三脚などを使うのですが、スポーツ観戦の際に三脚を使うのは少し無理があります。

そして、スポーツ観戦の場合、見る対象である選手は常に動いています。高倍率の双眼鏡は狭い範囲を拡大して見ているため、選手が素早く動くと簡単に視野から外れてしまいます。双眼鏡に慣れない人は、すぐに選手を見失ってしまって、再び視野に入れるのも大変です。この点からも高倍率の双眼鏡はスポーツ観戦には向いていないのです。

観戦するスポーツが何かによっても変わってきますが、例えばサッカーのようなフィールドを大きく使って縦横無尽に走り回るようなスポーツの場合、双眼鏡の倍率は低めのものの方が適しています。具体的には6倍程度のものを選ぶとよいでしょう。

野球のような比較的選手の突発的な動きが少ないスポーツの場合には、もう少し高倍率の双眼鏡でも対応できますが、この場合でも8倍から10倍くらいまでが限界でしょう。

なお、双眼鏡の中には手ブレを補正してくれる防振双眼鏡というものがあります。このタイプの製品は手ブレの影響を抑えてくれるので高倍率でも使いやすいのですが、動きの激しいスポーツの観戦用としてはあまり向いていません。この記事のおすすめ製品には含めていないので、防振双眼鏡に興味がある方は、双眼鏡一般について紹介した記事やバードウォッチング用の双眼鏡を紹介した記事をご参照ください。

【フィールドを広く捉える】視界が広い双眼鏡を選ぶ

あまり倍率の高さを重視すべきでないのは上に述べた通りですが、これに対してスポーツ観戦用で特に重視すべきなのが視界の広さです。

視界が広い双眼鏡は、選手の動きが捉えやすく、スポーツ観戦に向いています。実視界が広い双眼鏡は、動きの激しいスポーツの鑑賞に持って来いです。また、見かけ視界が広い広角双眼鏡と呼ばれる製品は、視野が広く迫力・臨場感がある像が楽しめるので、おすすめです。スポーツ観戦用の双眼鏡は、倍率は低めでも視界は広めのものを選ぶと、観戦しやすくなるので覚えておいてください。

ただし、例えば野球のバッターをアップで見たい場合や、ゴルフ観戦でゴルファーをアップで見たいような場合、つまり、見たい範囲がかなり限定されていて、それがあまり動かない場合は、視界の広さはあまり重視する必要がなくなります。最終的には、見たいスポーツに合わせて倍率や視界の広さを選ぶことが必要になります。

なお、双眼鏡の中には任意に倍率を変更できるズーム式双眼鏡というものがあります。シーンに応じてズームアップしたりズームアウトしたりできれば便利なように思えるのですが、実際には試合の最中に上手に倍率を調節することはかなり難しいです。また、ズーム式双眼鏡には倍率を上げると視界が暗くなるという欠点もあります。スポーツ観戦用としては、ズーム式双眼鏡はあまりおすすめできません。

【屋外で行うスポーツでは是非】防水性能が高い双眼鏡を選ぶ

スポーツにはバスケットボールや卓球のような屋内で行うものもありますが、スポーツ観戦と聞いて真っ先に思い浮かべるのは、サッカーや野球といった屋外競技の人が多いのではないでしょうか。屋外で行うスポーツの観戦では、ドーム球場のような天候に左右されない競技場で行われる場合を除けば、天候の急変も想定しなくてはいけません。

特にサッカーのような基本的に雨天の中でも行われるスポーツを観戦する場合、双眼鏡も防水性能を有するものの方が望ましいです。また、スポーツ観戦中には興奮して普段よりも多く汗をかいたりすることもあります。こんなときも防水性能が高い双眼鏡は水をかけて洗うこともできて便利です。

そして、防水構造を採用する双眼鏡の中には、鏡筒の内部に窒素ガスを充填したものもあります。このタイプの双眼鏡は、気温が急に冷え込んだりしたときにも内部に曇りが発生しにくく便利です。バードウォッチングのような自然観察の際に重宝されるタイプですが、冬場に屋外で行われるスポーツ観戦する際には、こういった性能を持った双眼鏡は役に立ちます。

必須というわけではありませんが、スポーツ観戦用の双眼鏡はできるだけ防水性能が高いものを選ぶようにするといいでしょう。

【使いやすさに直結!】双眼鏡のサイズと重さ

スポーツ観戦に使う双眼鏡の場合、ある意味で最も重要なのがサイズと重さです。競技によってもかなり違いますが、観客で非常に混雑しているスタンドで観戦をするような場合、大きな双眼鏡は使いにくいですし、場合によっては周りの人の迷惑にもなります。スポーツ観戦用の双眼鏡はできるだけコンパクトなものを選びたいものです。

また、この点も競技による差がありますが、競技によっては一試合が数時間に及ぶものもあります。もちろん、ずっと双眼鏡を構えたまま観戦するわけではないでしょうが、試合が終わるまで双眼鏡を使い続けるためには、重たい双眼鏡では疲れてしまいます。できるだけ軽いものを選びましょう

【自分に最適なものを見つけよう!】スポーツ観戦用の双眼鏡のおすすめ人気製品ランキング

ここからは、スポーツ観戦用の双眼鏡について、具体的なおすすめ製品をご紹介していきます。自分が観戦するスポーツや観戦スタイルに合った製品がないか探してみてください。

第18位 オリンパス 8-16×25 ZOOM PC I

オリンパス8-16×25ZOOMPCI

倍率 8~16倍
対物レンズ有効径 25mm
実視界 4.5~2.9°
見かけ視界 36.0~46.4°
1,000m先における視野 79~51m
ひとみ径 3.1~1.6mm
明るさ 9.8~2.4
アイレリーフ 15~12mm
サイズ 長さ111×幅114×厚さ48mm(幅と厚さは眼福最大時)
質量 315g

ゴルフ観戦におすすめのズーム式双眼鏡

オリンパス8-16×25ZOOMPCI上から

8倍から16倍までの倍率変更が可能なズーム式双眼鏡です。選び方のところで高倍率の双眼鏡はスポーツ観戦には向かないと書きました。また、ズーム式双眼鏡は、倍率を上げると像が暗くなるのでおすすめしないとも書きました。一般的にはこう言えるのですが、スポーツ競技によってはズーム式双眼鏡が便利に使える場合もあり得ます。

例えば、ゴルフ観戦のような場合は、かなり離れた位置から選手を見ることもありますから、倍率を変更できるズーム式が役に立ちます。そして、ゴルフの場合、選手の動きが激しくありませんから、高倍率の双眼鏡を使ったとしても、視野に選手を収めることに苦労することがありません。

また、ゴルフは屋外競技なので、ひとみ径・明るさの数値が多少小さくでも、像が暗すぎるということもまずないでしょう。つまり、倍率を上げると視野が暗くなるというズーム式双眼鏡の欠点を感じることがありません。したがって、ゴルフのような競技なら、ズーム式双眼鏡も観戦のお供として役に立つことになるのです。

また、ズーム式双眼鏡の中には、最高倍率が50倍や100倍といった実用性の点では疑問がある製品もあるのですが、この製品の場合、最高でも倍率は16倍までですから実用的です。明るさの数値は16倍のときでも2.4ありますから、晴天時の屋外なら暗さを感じることも少ないでしょう。

ただし、サッカーのような瞬間的な動きが激しいスポーツの観戦にはこの製品は向きません。この製品は、自分が観戦する競技に合っているかを考えた上で購入するようにしてください。

第17位 ヒノデ 6×30-B+

ヒノデ6×30-B+

倍率 6倍
対物レンズ有効径 30mm
実視界 8.4°
見かけ視界 -
1,000m先における視野 -
ひとみ径 -
明るさ 25
アイレリーフ 20mm
サイズ 横161×縦105×厚さ51mm
質量 482g

30mmの口径がありながら、軽量な双眼鏡

ヒノデ(日の出光学)は、ニコンやオリンパスなどと比べると知名度の点では劣りますが、実用本位の製品を世に送り出しているメーカーです。この製品も倍率は6倍であまり高い倍率ではありませんが、その分実視界が広いため対象物を視界に収めやすく、使いやすい双眼鏡です。

一般的な用途でも使いやすい製品なのですが、視界が広めなのでスポーツ観戦には特に向いていると言っていいでしょう。口径は30mmあり、かなり本格的な双眼鏡であるのに重量が500gを切っているのもスポーツ観戦向きで、長時間の使用でも身体の負担が小さいため存分に試合に集中することができます。

全てのレンズ・プリズムにマルチコートが施されていて、双眼鏡としての基本的な性能も高い製品です。スポーツ観戦以外の自然観察やコンサート鑑賞といった用途にもおすすめです。

第16位 ブッシュネル XTRA-WIDE 900

ブッシュネルXTRA-WIDE900

倍率 4倍
対物レンズ有効径 30mm
実視界 17.1°
見かけ視界 68.4°
1,000m先における視野 300m
ひとみ径 6.0mm
明るさ 36
アイレリーフ 10mm
サイズ 幅151×奥行98×高さ80mm
質量 411g

臨場感たっぷりに観戦が楽しめる広角双眼鏡

ブッシュネルXTRA-WIDE900上から

広い視界で広範囲を一度に見渡すことができる双眼鏡。実視界17.1°、見かけ視界68.4°というのは、どちらも最大クラスのものです。もっとも、倍率は4倍で双眼鏡としてはかなり低めのものなので、それぞれの選手をアップで見たいといったような観戦スタイルの方には向きません。

しかし、サッカーやアメリカンフットボールのようなフィールドが広く、いつ攻守が入れ替わるか分からないタイプのスポーツを見るには最適の製品です。スポーツ観戦以外では、動きの早い動物や鳥を観察するのにも便利です。

また、スポーツ観戦の場合は照明が明るく灯されていることが多いでしょうから、あまりメリットを享受することができないのですが、ひとみ径は6.0mmあり、明るさも36ある、かなり明るい双眼鏡でもあります。低倍率ですが、使い方によってはとても便利な製品です。

スポーツ観戦以外の用途としては、例えば、天体観測があります。天体観測というと高倍率のものが向いているように思えるかもしれません。しかし、実際には倍率が影響するのは、比較的近くの天体、月や太陽系の惑星を見るときだけです。それ以上に遠い天体を観測する場合は、倍率にはあまり意味がなくなり、明るさが重視されます。月のクレータが見たいといった場合は別として、星座や星雲を観察したいといった場合には、この製品は、かなりおすすめです。

なお、ブッシュネルというメーカー名は聞き慣れない方も多いかもしれません。フィールドスコープやレーザー距離計なども販売している北米のメーカーです。名称は創業者の名前に由来しています。

第15位 ペンタックス タンクロー UP 8×21

ペンタックスタンクローUP8×21

倍率 8倍
対物レンズ有効径 21mm
実視界 6.2°
見かけ視界 -
1,000m先における視野 108m
ひとみ径 2.6mm
明るさ 6.7
アイレリーフ 13mm
サイズ 高さ83×幅110×鏡体の厚み48mm
質量 約210g

コンパクト双眼鏡の定番商品の一つ

ペンタックスタンクローUP8×21コンパクトボディ

「タンクロー」はコンパクト双眼鏡の定番商品の一つです。この製品はタンクローUPですが、前機種のタンクローRもまだ購入できます。価格はタンクローRの方が安くなっているので、コストを優先したい方はそちらをご購入されてもいいと思います。タンクローRの詳細については、双眼鏡一般についてご紹介している記事に載せていますので、そちらをご参照ください。

この製品のタンクローRから進歩している点としては、コーティングがフルマルチコーティングになっている点があります。フレアやゴーストを抑える性能が上がっているので、より視界がシャープに明るく見やすいものになっています。特にナイター照明が灯った夜間のスポーツ観戦などで効果を発揮します。

その他の点では、タンクローRの長所を多く継承しています。コンパクトボディで軽量、用途を選ばず便利に使える双眼鏡です。もちろん、スポーツ観戦の際も大いに活躍してくれます。

ボディカラーは、スタンダードなブラックの他に写真のピンクとネイビーがあります。双眼鏡にはカラーバリエーションがなく色が選べない製品も多いので、選択の幅があるのも、この製品の嬉しい点です。

第14位 ニコン トラベライトⅣ 8×25 CF

ニコントラベライトⅣ8×25CF

倍率 8倍
対物レンズ有効径 25mm
実視界 5.6°
見かけ視界 42.7°
1,000m先における視野 98m
ひとみ径 3.1mm
明るさ 9.6
アイレリーフ 14.0mm
サイズ 高さ115×幅118×厚さ54mm
質量 265g

軽く耐久性に優れるカーボンファイバー入りプラスチック使用

選び方のところでも書いたのですが、スポーツ観戦用の双眼鏡はできるだけ軽いものを選びたいものです。この点、この製品は、カーボンファイバー入りプラスチックをボディの素材に使っていますから、軽くてしかも耐久性が高いものとなっています。

口径25mmの大きさがある双眼鏡で重さが265gしかないというのは、かなりの軽さで、サイズ的にも小さな方なのでスポーツ観戦に打って付けです。ピントリングが大きめで、ピント合わせがやりやすいのも、とっさの操作がやりやすく、スポーツ観戦向きといえるでしょう。

残念な点としては、防水性が特にないことがあげられますが、同じニコンのトラベライトEXというシリーズには防水性があるので、雨対策を重視したい人はこちらもおすすめです。なお、トラベライトⅣには倍率10倍・12倍のモデルもありますが、スポーツ観戦用としては、ここでご紹介している8倍がおすすめです。

第13位 ペンタックス タンクロー UP 8×25 WP

ペンタックスタンクローUP8×25WP

倍率 8倍
対物レンズ有効径 25mm
実視界 6.2°
見かけ視界 -
1,000m先における視野 108m
ひとみ径 3.1mm
明るさ 9.6
アイレリーフ 15mm
サイズ 高さ110×幅116×鏡体の厚み69mm
質量 約350g

タンクローの防水タイプ

ペンタックスタンクローUP8×25WP上から

この製品も15位でご紹介したもの(UP 8×21)と同じタンクローシリーズの一つです。製品名にあるWPというのはWATER PROOFの意味で、防水性能があることを示しています。具体的には、JIS保護等級6級相当の防水性能があり、悪天候でも問題なく使えます。

サッカーやゴルフといった雨天でも基本的に中止にならないスポーツの観戦におすすめしたい、防水タイプのタンクローです。もちろん、小型軽量で使い勝手の良いタンクローの特性は、この製品にも継承されています。

防水性能以外の15位の製品との違いとしては、15位の製品よりも対物レンズ有効径が少し大きくなっていて、より明るい双眼鏡となっています。ただ、防水性能を付加したためか、重さは多少重くなっています。軽さを取るなら15位の製品、防水性能が欲しいならこちらの製品がおすすめです。

第12位 オリンパス 8×21 RC II WP

オリンパス8×21RC II WP

倍率 8倍
対物レンズ有効径 21mm
実視界 6.3°
見かけ視界 -
1,000m先における視野 110m
ひとみ径 2.6mm
明るさ 6.8
アイレリーフ 10.4mm
サイズ 長さ88×幅106×厚さ38mm(長さは収納時、幅と厚さは眼幅最大時)
質量 215g

折りたたみ式で携帯に便利

オリンパス8×21RC II WP畳んだ状態

携帯に便利なコンパクト双眼鏡。上の写真のように左右の鏡筒がそれぞれ内側に折りたためるようになっていて、携帯時にはよりコンパクトになります。この後のランキングでも同様の構造の製品をいくつかご紹介していますが、このような構造の折りたたみ双眼鏡を二軸式といいます。

この製品は、この記事でご紹介している二軸式の双眼鏡の中では実視界が少し狭く、この点でランキングもやや低めになっています。ただ、水深1mの深さに5分間浸けても大丈夫という高い防水機能を持っていて、雨天でのスポーツ観戦にも問題なく使えるという優れた特徴も持っています。

対物レンズと接眼レンズのそれぞれ一面にはマルチコーティング、その他のレンズには単層コーティングが施されていて、コンパクトながら明るい視野を実現している双眼鏡です。

第11位 ビクセン アリーナスポーツ M8×25

ビクセンアリーナスポーツM8×25

倍率 8倍
対物レンズ有効径 25mm
実視界 6.0°
見かけ視界 45.5°
1,000m先における視野 105m
ひとみ径 3.1mm
明るさ 9.6
アイレリーフ 16.0mm
サイズ 高さ101×幅116×厚さ50mm
質量 290g

ナイター観戦に強い「オーロラコート」

ビクセンアリーナスポーツM8×25上から

ナイター観戦に強いことをウリにしている双眼鏡です。なぜナイターに強いのかというと、新開発された「オーロラコート」というものが採用されていて、これがナイター照明の光の波長を低減して、ゴーストや散乱光を軽減してくれるからです。本来は夜間のスポーツ観戦のために開発されたコーティングですが、野外コンサートなどでも有効です。

コーティングに関しては、この他にもレンズ・プリズムには3層以上のコーティングが施されていて、高いコントラストを実現しています。アイレリーフが長いハイアイポイント設計で、長時間の試合観戦でも疲れにくいのもスポーツ観戦向きです。

付属するストラップやソフトケースもスポーツファッションに合わせたデザインで、細部に至るまでスポーツ観戦用を意識して開発された双眼鏡です。

第10位 ケンコー New SG 7×18 DH FF WP

ケンコーNewSG7×18DHFFWP

倍率 7倍
対物レンズ有効径 18mm
実視界 9.3°
見かけ視界 65.1°
1,000m先における視野 163m
ひとみ径 2.6mm
明るさ 6.76
アイレリーフ 10.5mm
サイズ H80×D31×W110mm
質量 142g

ピント合わせ不要のフリーフォーカス機能採用

ケンコーNewSG7×18DHFFWP上から

上の写真を見て気が付いた方もいらっしゃるかもしれませんが、この製品にはピント調節リングがありません。この製品はフリーフォーカスの双眼鏡です。フリーフォーカスというのは、ピント合わせが不要ということです。ピント合わせが要らないので、使いたいときにすぐ使えます。手軽にスポーツ観戦を楽しみたい人に向いた双眼鏡です。

しかし、フリーフォーカスというのは、言い換えればピント調節ができないということでもあります。フリーフォーカスは確かに手軽ですが、本格的な双眼鏡にはこの機能が搭載されたものがないということは、見え方についてはフリーフォーカスでは限界があるということの証明です。

また、フリーフォーカスはどんな距離でもピントが合うわけではなく、ピントが合いやすい範囲が決まっています。それを多少外れても人間の眼には本来ピントを合わせる機能がありますから、ある程度はカバーできますが、眼には負担になります。もっとも、ピントが合う範囲が広いので、あまり見え方にこだわりがなければ便利に使えるのですが、フリーフォーカスの双眼鏡には欠点もあることは承知しておいた方が良いでしょう。

また、フリーフォーカスの双眼鏡には、左右の視力の差を調整する視度調整リングも付いていません。左右の視力の差が大きい人は使いにくさを感じるはずで、この点も欠点といえます。

その他の点では、二軸式で折りたたみが可能な軽量モデルで、視界が広く、防水設計といったスポーツ観戦向きの性能を多く備えています。また、ボディはラバーで覆われたタイプで、滑りにくく、衝撃にも強いので、多少雑に扱っても耐えられそうです。観戦に熱中して双眼鏡を取り落としてしまうようなタイプの人にも向いているかもしれません(もちろん、どんな風に落としても壊れないと言っているわけではありません)。

フリーフォーカスには欠点もあることを承知した上で、手軽さを優先して双眼鏡を選びたいという人には、かなりおすすめできる製品です。

第9位 ニコン アクションEX 7×35 CF

ニコンアクションEX7×35CF

倍率 7倍
対物レンズ有効径 35mm
実視界 9.3°
見かけ視界 59.3°
1,000m先における視野 163m
ひとみ径 5.0mm
明るさ 25.0
アイレリーフ 17.3mm
サイズ 高さ120×幅184×厚さ62mm
質量 800g

ニコン製のスタンダードな双眼鏡

ニコンアクションEX7×35CF後方から

ニコンのカタログではスタンダードに分類されている製品です。この製品も含まれるアクションEXのシリーズには、口径は50mmまで倍率は12倍までのラインナップがあるのですが、スポーツ観賞用としては、比較的コンパクトなこちらの製品がおすすめです。ただコンパクトといっても重さは800gありますから、少し重過ぎると感じる方もいらっしゃるかもしれません。

スタンダードな双眼鏡なので汎用性が高く、様々な用途にマッチしますが、スポーツ観戦に向いた点としては、以下のような点があります。

まず実視界が9.3°とかなり広いこと、本体に窒素ガスを充填した本格的な防水機能を備えていること、ラバーコートボディで滑りにくいこと、接眼レンズに非球面レンズを採用していて視野の周辺部まで歪みが少ないことなどです。

汎用性が高く、スポーツ観戦用としてもかなり使いやすい製品ですが、自分が使うときに重過ぎないかは確認した上で購入するようにしてください。

第8位 ケンコー 7×32SG SWA WOP

ケンコー7×32SG SWA WOP

倍率 7倍
対物レンズ有効径 32mm
実視界 13.5°
見かけ視界 79°
1,000m先における視野 236.7m
ひとみ径 4.6mm
明るさ 21.2
アイレリーフ 7.5mm
サイズ 109×71×160mm
質量 670g

倍率高めの広角双眼鏡

16位でご紹介した製品(ブッシュネル XTRA-WIDE 900)と同じような、視界が広い広角双眼鏡です。実視界はXTRA-WIDE 900よりも少し狭いのですが、倍率は7倍でやや高めです。4倍では倍率的にもの足りないという方には、視界が広く高倍率のこちらの製品の方がおすすめです。

見かけ視界は79°で、16位の製品を超えています。非常に視界が広いのでかなりの臨場感があります。対物レンズには防水・防油コートが施されているので、屋外でも使いやすい双眼鏡です。

ひとみ径が大きく、かなり明るい双眼鏡なので、スポーツ観戦以外では星空観察などにも向いています。望遠鏡のような高倍率で見られるわけではないので、個々の惑星を詳細に見るといった使い方よりも、星座や星雲、天の川などを広く捉える観察に適しています。

この製品のように広角で見ることができる双眼鏡はあまり多くありませんから、やや高めの倍率の広角双眼鏡が欲しい方には替えがない製品といえます。

第7位 ビクセン アスコット ZR8×32WP(W)

ビクセンアスコットZR8×32WP(W)

倍率 8倍
対物レンズ有効径 32mm
実視界 8.2°
見かけ視界 65.6°
1,000m先における視野 143m
ひとみ径 4.0mm
明るさ 16
アイレリーフ 15.0mm
サイズ 高さ113×幅177×厚さ58mm
質量 830g

見かけ視界が広く、臨場感あふれる双眼鏡

ビクセンアスコットZR8×32WP(W)上から

見かけ視界が広い、広視界タイプの双眼鏡です。見かけ視界というのは、実景のどの範囲が見えているかを示す実視界とは違って、双眼鏡をのぞいたときにどういった形で見えているかを示すものですが、見かけ視界が広いほど、開放感がある広い視界になります。

広視界の双眼鏡はスポーツ観戦をする場合には、選手たちのプレーが大きく視界を占めることになるので、臨場感・迫力を強く感じることができます。実視界も8.2°で広めなので、この点もスポーツ観戦に向いているといえます。

防水設計でハイアイポイントであることなどといった特徴もスポーツ観戦に適しています。このような特徴を備えている製品としては、価格が抑え目なのも魅力です。9位でご紹介したニコンの製品(アクションEX 7×35 CF)と製品特性の点では似ているのですが、価格面ではこちらの製品に優位性があります。

もっとも、9位でご紹介した製品以上に重さがあるので、重たい双眼鏡は扱いにくいと感じる方には更におすすめできないものとなってしまっています。この点には要注意です。

第6位 ペンタックス AD 9×28 WP

ペンタックスAD9×28WP

倍率 9倍
対物レンズ有効径 28mm
実視界 5.6°
見かけ視界 -
1,000m先における視野 98m
ひとみ径 3.1mm
明るさ 9.6
アイレリーフ 18mm
サイズ 高さ117×幅115×鏡体の厚み44mm
質量 約365g

携帯性も高いスマートデザインのダハプリズム式双眼鏡

ペンタックスAD9×28WP上から

この製品のような鏡筒がまっすぐで対物レンズと接眼レンズが直線上にある双眼鏡をダハプリズム式(ダハ式)双眼鏡といいます。これに対して、昔ながらの双眼鏡のような対物レンズと接眼レンズが直線上にない双眼鏡をポロプリズム式(ポロ式)双眼鏡といいます。この2つの方式は、鏡筒の中のプリズムの形が違います。

ここまでにご紹介した双眼鏡はポロ式が多かったのですが、10位や12位でご紹介した二軸式の折りたためる双眼鏡は分類的にはダハ式双眼鏡に含まれます。

ダハ式はポロ式以上にプリズムなどに精密な加工が必要になるので、全体的に高価になってしまうのが欠点です。長所としては、横幅などをコンパクトにすることができるため携帯性に優れ、デザイン的にもすっきりした魅力的な形状にすることが可能になることなどがあります。

この製品もポロ式よりも横幅が小さく、携帯性が上がっています。スポーツ観戦用の場合、観戦中は小さい双眼鏡の方が何かと邪魔になりませんし、常時首から下げておいても様になるバードウォッチングの際とは違って、移動中は双眼鏡をカバンの中などにしまっておく人が多いでしょうから、移動の際も小さい方が便利です。サイズが小さいというのは大きなメリットです。

また、この製品は、倍率は8倍の扱いやすさと10倍の迫力を同時に備えた9倍。実視界は特別広いわけではありませんが、透過率アップコーティングの効果であるシャープな見え味を備えていますし、高い防水性能も魅力です。スタイリッシュな双眼鏡をお求めの方におすすめです。

第5位 ケンコー ultraVIEW EX OP 10×32W DH II

ケンコーultraVIEW EX OP 10×32W DH II

倍率 10倍
対物レンズ有効径 32mm
実視界 6.5°
見かけ視界 65°
1,000m先における視野 113.5m
ひとみ径 3.2mm
明るさ 10.2
アイレリーフ 14.8mm
サイズ H138×D52×W127.3mm
質量 470g

視界広めの軽量な双眼鏡

ボディに強化プラスチックを採用した軽量の双眼鏡です。32mmの口径がありながら、500gを切る軽さです。また、8位(ケンコー 7×32SG SWA WOP)や16位(ブッシュネル XTRA-WIDE 900)でご紹介したような、やや特殊な製品には及ばないものの、視界が広くスポーツ観戦に向いた双眼鏡です。

全てのレンズ面・プリズム面にマルチコートを施した光の損失が少ない製品でもあり、窒素ガスを充填した本格的な防水設計も採用されています。

倍率は10倍で、スポーツ観戦用としては少し高すぎるかもしれませんが、実視界が広めなのでゲームの流れを追うのは比較的容易なはずです。高機能の製品ですが、その分少し価格が高めなのが難点です。

第4位 ビクセン コールマン HR8×32WP

ビクセンコールマンHR8×32WP

倍率 8倍
対物レンズ有効径 32mm
実視界 7.2°
見かけ視界 53.4°
1,000m先における視野 126m
ひとみ径 4mm
明るさ 16
アイレリーフ 17mm
サイズ 高さ130×幅127×厚さ51mm
質量 525g

アウトドアメーカー「コールマン」とコラボした双眼鏡

ビクセンコールマンHR8×32WP上から

コールマンという有名なアウトドアメーカーとコラボした双眼鏡です。アウトドアメーカーとのコラボということで、性能的にもアウトドアでの使用に適したものが見受けられます。例えば、ボディにはアルミダイキャストが使用されていて軽量で耐久性が高くなっていますし、防水性能も高くなっています。

アウトドア仕様ということですから、バードウォッチングなどに適した双眼鏡でもあるのですが、この製品の場合、実視界・見かけ視界が広めで、スポーツ観戦用としても優れた性能を持っています。

また、対物レンズ有効径が32mmある本格的な双眼鏡でありながら、重さは500g強しかないので、長時間の使用でも苦になりません。手持ちでも快適に使える双眼鏡ですが、カメラ三脚に取り付けることができるビノホルダーが付属するので、三脚での使用も可能です。スポーツ観戦だけでなく、バーウォッチングなどにも使いたいという人におすすめです。

第3位 フジノン KF8×32W

フジノンKF8×32W

倍率 8倍
対物レンズ有効径 32mm
実視界 7.5°
見かけ視界 -
1,000m先における視野 -
ひとみ径 4.0mm
明るさ 16
アイレリーフ 14.5mm
サイズ W132×D53×H139mm
質量 470g

視界が広く、明るく、軽量

フジノンKF8×32W前方から

やや製品特性が似た双眼鏡が続いていますが、この製品も視界が広めで、軽量な双眼鏡です。かなり視野が明るい双眼鏡でもあるので、バードウォッチングなどのスポーツ観戦以外の用途でも使いやすい製品です。

レンズ類には全面マルチコートが施されていて、明るくコントラストの良い視界が得られます。ボディのデザインがやや特徴的で表面に凹凸があります。好みは多少分かれるかもしれませんが、グリップしやすく、雨の日でも滑りにくいものになっています。もちろん防水設計です。

7.5°の広い実視界、ひとみ径4.0の明るさ、470gの軽さに防水設計と、スポーツ観戦用の双眼鏡に欲しい性能をかなり高い水準で兼ね備えた製品です。この記事では価格面などを考慮して1位にはしませんでしたが、性能的にはもっと上位にランキングしてもおかしくない製品です。

第2位 ニコン スポーツスターEX 8×25D CF

ニコンスポーツスターEX8×25D CF

倍率 8倍
対物レンズ有効径 25mm
実視界 8.2°
見かけ視界 59.7°
1,000m先における視野 143m
ひとみ径 3.1mm
明るさ 9.6
アイレリーフ 10.0mm
サイズ 高さ103×幅114×厚さ43mm
質量 300g

コンパクトながら本格的な性能

ニコンスポーツスターEX8×25D CF上から

二軸式で折りたたみ可能なコンパクトな双眼鏡です。このタイプの双眼鏡としては少し価格は高めですが、その分本格的な性能を持っています。実視界が広くスポーツ観戦に向いていますし、見掛け視界が広く迫力ある像が楽しめます。窒素ガスが充填された防水仕様で、雨に強いほか、レンズのくもりも生じにくく、オールシーズンで便利に使えます。

ひとみ径が大きい明るい双眼鏡であることも注目したい点です。照明が明るい球場・競技場などでは双眼鏡の明るさはあまり大きなメリットにはならないかもしれませんが、スポーツ観戦以外の用途にも使いたい人には大事な性能となります。

スポーツ観戦用としてもコンパクトで本格的な性能を持った製品としておすすめですが、バードウォッチングや旅行の際に携帯するにも便利な、多用途に使える双眼鏡です。観劇やコンサート鑑賞なども含めて、色々な用途に双眼鏡を使いたいという人にはイチオシの製品です。

第1位 ビクセン アトレックライト BR6×30WP

ビクセンアトレックライトBR6×30WP

倍率 6倍
対物レンズ有効径 30mm
実視界 8.0°
見かけ視界 45.5°
1,000m先における視野 140m
ひとみ径 5mm
明るさ 25
アイレリーフ 18.0mm
サイズ 高さ115×幅160×厚さ54mm
質量 500g

低倍率、軽量で扱いやすい双眼鏡

ビクセンアトレックライトBR6×30WP前方から

選び方のところでも指摘させていただいたのですが、双眼鏡は高倍率になるほど観察対象を視界に入れるのが難しくなります。これは特に動きの激しいスポーツを見る場合には致命的です。この製品は、本格的な双眼鏡としては低めの倍率6倍で、選手の動きを捉えるのに適したものです。

また、30mmの口径を持つ双眼鏡であるにもかかわらず、重さは500gしかない軽量設計なので、観戦をしている際も重さで不自由さを感じることがありません。また、細かな点としては、眼幅の調節の幅が大きく、最小で50mmまで縮められるので、顔の小さな子どもや女性にも合わせやすくなっています。

Amazonの実売価格で1万円を切っているコスパの良さも魅力です(2018年6月現在)。低価格の製品ですが、レンズとプリズムには全面にマルチコーティングが施されたPFMコート(パーフェクトマルチコート)が採用されているので、双眼鏡としての基本性能も決して低いものではありません。

防水性能もあり、レンズの表面には汚れがつきにくい撥油コートも採用されていて、値段以上の満足感を与えれくれる製品です。

まとめ

スポーツ観戦用の双眼鏡について、選び方をおすすめの製品をご紹介させていただきました。お気に入りの製品は見つかりましたでしょうか。

スポーツ観戦用の場合、どんなスポーツを見るのかによっても適した双眼鏡は変わってきますから、自分が観戦するスポーツに合わせて最適なものを見つけてください。

自分にピッタリの双眼鏡を見つけると、スポーツ観戦がもっと楽しめるようになること間違いなしですよ。