初心者におすすめのシングルモルトは?元バーテンダーが教えるおさえておくべき銘柄

「シングルモルトに詳しくなりたいけど、難しそう」
「飲んでおいたほうがいいシングルモルトは何があるのだろう」

上記のように、シングルモルトが気になっているけれど、なかなか踏み出せない方も多いのではないのでしょうか?

ウイスキー好きとしては避けて通れない(というか、進んで踏み込みたい)シングルモルトの世界ですが、バーなどでいざ飲もうと思っても、銘柄の多さに尻込みしてしまう人も多いはず。

今回はウイスキー初心者の皆様に向け、シングルモルトの基礎の基礎から、おすすめ銘柄を8種類、そしてちょっとマニアックなボトラーズの世界までご紹介していきます。

お気に入りのシングルモルトがきっと見つかりますよ!

そもそもシングルモルトとは?

おすすめシングルモルトをご紹介する前に、そもそもシングルモルトとはどんなウイスキーなのか、一度おさらいしておきましょう。

ウイスキーの原料として用いられるものは、モルト(麦芽の事、ウイスキーの場合は大麦の麦芽)のほかに、トウモロコシ、小麦、ライ麦などの穀物などが使われる事があります。

中でも『モルトのみを原料としたウイスキー』をモルトウイスキーと分類します(穀物を使っているものはグレーンウイスキーです)。

そして、単一の蒸留所で作られたモルトウイスキーだけを瓶詰した商品が『シングルモルトウイスキー』です。

シングルモルトウイスキーの対義語ともいえるものに、『ブレンデッドウイスキー』があります。

ブレンデッドウイスキーは複数の蒸留所の違うモルトウイスキー、グレーンウイスキーを混ぜ合わせて作るのが一般的で、バランスの取れた味わいに仕上がります。

一方、単一蒸留所のモルトウイスキーのみで作られたシングルモルトウイスキーは、蒸留所ごとの個性が活きてきます。

荒々しく豪快な味わいのウィスキーから、強烈なまでのピート香を持つウィスキーなど、ついつい個性を追い求めたくなるのです。

本場スコットランドは6つの生産地に分類される

世界中で作られているシングルモルトですが、本場はなんといってもスコットランドです。

因みにスコットランドで作られるウイスキーが『スコッチウイスキー』ですが、『スコッチウイスキー』の中にシングルモルトもあれば、ブレンデッドもあるので、なかなかややこしいですね。

一口にスコットランドと言っても、地方によって作られるウイスキーの味わいは大きく異なりますが、大きく6つの生産地に分けることができます。

まずはそれぞれの概要と代表的な銘柄について見ていきましょう。

もしお気に入りのシングルモルトがある場合、同じ地方の別銘柄を試してみるのもおすすめです。

初心者おすすめ銘柄が多数:スペイサイド

これからシングルモルトを本格的に楽しみたいという人におすすめなのが『スペイサイドのシングルモルトウイスキー』です。

スペイサイドの特徴は「華やかさ」です。ハチミツのような香りとも例えられます。

華やかで、ハチミツのような甘い香りが楽しめるシングルモルトウイスキーなんて、文字を見ているだけでも美味しそうですよね。

また味わいも強すぎず、バランスに優れた銘柄が多いため、ウイスキー好きであれば、どなたにもおすすめできます。

代表的な蒸留所としては、マッカラン、グレンフィディック、グレンリベットなど、シングルモルトのスタンダードがわかるウィスキーが揃っています。

まずはこれら銘柄を試してみて、自分の中に基準を作ってみてください。

シングルモルトの巨大生産地:ハイランド

スコットランドの北半分ともいえる広大な土地をハイランドと分類します(先ほどご紹介したスペイサイドはハイランドの一部ともいえます)。

あまりにも広大な土地故に、ハイランドの味は一般的にコレという表現はできません。

フルーティーな香りが楽しめるウィスキー、強いピートを感じるウィスキーなど、様々な香りと味わいを楽しめるのがハイランドの特徴です。

代表的な銘柄としては、ハイランド北部で作られているグレンモーレンジィ、ダルモアなどが挙げられます。

とにかく沢山の蒸留所がありますから、楽しみがいのあるエリアです。

3蒸留所のみが現存:キャンベルタウン

ハイランドの南西部に位置する港町、それが『キャンベルタウン』です。

かつては一大スコッチ生産地として隆盛を極めていたのですが、時代の変化に順応できず、今では陸の孤島とまで呼ばれるほどに衰退してしまいました。

それでも、3つの蒸留所が現存しており、閉鎖蒸留所に関しても、復興させようという動きがあるそうです。

スプリングバンク、グレンスコシア、グレンガイルと3つの蒸留所でつくられるシングルモルトは、港町ならではの塩気を感じられるのが特徴です。

後ほどご紹介する『アイラモルト』ほどには強烈でもなく、かといって個性が薄いワケでもなく、繊細なモルトです。

モルトの香りが特徴的:ローランド


スコットランドの南半分ともいえるのが『ローランド』です。

ハイランド同様に広大なエリアですが、それほど多くの蒸留所があるワケではありません。

ローランドで作られるシングルモルトの特徴としては、非常にドライでモルトの優しい香りをしっかりと感じられるということ。

強烈な個性はありませんが、それゆえに飲み疲れしないシングルモルトです。

代表銘柄としては、オーヘントッシャン、グレンキンチーなどが挙げられます。

あっさり目のシングルモルトをお探しであれば、是非トライしてみてください。

銘柄ごとに個性が光る:アイランズ

日本語で言えば島々となるアイランズ。

文字通り、スコットランドの島々を総称してアイランズと呼んでいます。

そのため、その味わいは一括りにはできません。スカイ島にはスカイ島の味がありますし、アラン島にはアラン島の味わいがあるものです。

代表的な銘柄はコレとはなかなか言えないのですが、アイランズに分類される有名銘柄としてはタリスカー、ハイランドパークなどが挙げられます。

ハマる人はトコトンハマる:アイラ

スコットランドの島々を総称してアイランズと呼ぶのですが、そこに唯一分類されない島があります。それがこのアイラです。なぜアイランズに分類されないのか、それはアイラで作られるシングルモルトがあまりにも個性的だからです。

ヨードチンキや正露丸の味ともいわれますが、いったんその香りの虜になってしまうと、他のシングルモルトでは物足りなく感じてしまうほどです。

強烈な香りと風味の理由は、島で豊富にピート(泥炭)が取れること、そしてピートに大量の海藻が含まれていることです。

ウィスキーの麦芽を乾燥させる際に、『ピート(泥炭)』を燃料とするため、ウイスキーにピートの独特の磯臭さとスモーキーさが加わり、アイラモルトならではの味わいとなるのです。

まさに土地に根差した味わいとなっています。

代表銘柄ボウモア、ラフロイグ、ラガヴーリンなど。

とにかく個性的ですから、ボトルを購入する前に、バーで試しに飲んでみて、好みに合うか確かめておくことをおすすめします。

なお、村上春樹がこのアイラモルトを巡る旅をして、「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」という本にまとめています

アイラモルトにハマったら、ぜひチェックしてみてください。

今や世界中で大人気のジャパニーズシングルモルト


サントリーの山崎・白州、ニッカの余市・宮城峡など、ジャパニーズシングルモルトも見逃せません。

世界での評価も高く、2018年のワールドウイスキーアワードのワールドベストシングルモルトは白州25年が受賞しています。

ジャパニーズシングルモルトの大まかな特徴として挙げられるのが、高い香りと飲みやすさです

バランスに優れており、シングルモルトの新たな境地を生み出しました。

サントリー、ニッカといった大手以外に、「地ウイスキー」とも呼ばれる小規模な蒸留所が生まれているのもウイスキーファンとしては抑えておきたいポイント。

中でもベンチャーウイスキーが手掛ける『イチローズモルト』は世界中で高い評価を受けています。

唯一悩ましいのが、世界中であまりに人気が高まったため、慢性的な品薄状態が続いていること。

銘柄によっては異常なまでのプレミア価格がついていたり、気軽に手を出せなくなりつつあります。

台湾からの新星「カバラン」から目が離せない


今、最も勢いがあるシングルモルトが台湾のシングルモルトウィスキー『カバラン』です。設立が2005年ですから、まだまだ若い蒸留所です。

IWSC (International Wine and Spirit Competition)にて最高金賞を受賞するなど、実力は世界中で高く評価されています。

カバランのシングルモルトの特徴として、南国のフルーツを思わせる特徴的な香りが挙げられます。

スコッチにもない、ジャパニーズウイスキーにもない、独特の味わいが楽しめるウイスキーです。

土地ごとの気候や風土がウイスキーの味わいに大きな影響を及ぼす事をしみじみと実感させてくれます。

シングルモルトおすすめ銘柄8選

では、おすすめのシングルモルトについてご紹介していきたいと思います。

これから楽しんでゆきたいという人におすすめの、比較的飲みやすく、入手も容易で、値段も高すぎないシングルモルトを選んでいます。

お気に入りのシングルモルトウイスキーを見つけたら、それが自分にとっての基準となります。

基準となるウィスキーを参考により香りが華やかなもの、ピートの香りが強いものなど、色々と試していけば、シングルモルトの世界がだんだんと広がってゆきます。

グレンリベット 12年

自分の中でシングルモルトの基準を作るのであれば、まずは定番中の定番を抑えておくべきです。

ぜひおすすめしたいのがグレンリベット12年。世界で最も売れているシングルモルトの一つです。

グラスに注いだ時点で、フルーティな香りが感じられます。グラスを口に近づけると、香りはさらに増し、気持ちがグッと高まります。

口に含めば、ほんのりとハチミツのような甘みを見つけられるはず。

香りの良さと、なめらかな味わいのバランスこそがグレンリベットの真骨頂にして、シングルモルト入門の王道なのです。

グレンリベット12年が気に入ったのであれば、グレンリベット15年を試してみるのもおすすめですし、同じスペイサイドで作られたマッカランを試してみるのもおすすめです。

マッカラン 12年

シングルモルトのロールスロイスとも称されるのがマッカランです。

しっかりと濃厚な味わいと、ドライフルーツを思わせる香りの中に、どこかスパイスのようなパンチを感じられます。

まろやかな味と香りを生み出している秘密の一つが、シェリー樽で熟成させているということ。

熟成させてゆく間にシェリーの香りがほんのりと移り、独特の複雑な香りを生み出しているのです。

マッカランの味わいが気に入った人は、同じくマッカランのファインオークシリーズを試してみるのもおすすめです。

ファインオークシリーズはシェリー樽熟成の原酒と、バーボン樽熟成の原酒を組み合わせて作られたもの。

より軽やかな味わいで、バーボン樽由来のバニラっぽさが感じられるはずです。

グレンフィディック 12年

すっきりとした味わいがお好みであれば、『グレンフィディック 12年』がおすすめです。

グレンリベットと並び、世界で最も売れている銘柄の一つです。

そもそも世界で初めてシングルモルトとして商品化されたのがこの『グレンフィディック』です。

それまで、世の中にはブレンデッドウイスキーのみが流通していました。

各蒸留所はブレンデッドの原料として、モルトウイスキーを作っていたのですが、1963年にグレンフィディックが世界に先駆けてシングルモルトを販売しました。

グレンフィディックの特徴としてあげられるのが、『ソレラシステム』です。

元々はシェリー酒の熟成に使われる手法で、『ソレラ』は『底』と言う意味です。

積み上げた樽の下段が最も熟成が進んでいるため、下段から使用し、不足した分を上の段から補充していきます。

ソレラシステムを活用することで味わいを均一に仕上げることができ、グレンフィディックはウィスキーで初めてソレラシステムを採用したウィスキーです。

シングルモルトとしては、お求めやすい価格というのもうれしいポイント。

濃すぎない味わいは飲み疲れるという事もありませんし、家でのんびり楽しむのであれば、ちょうど良い銘柄と言えるのかもしれません。

グレンモーレンジィ オリジナル


華やかな香りがお好みであれば、『グレンモーレンジィ』がおすすめです。

かつては10年という商品がありましたが、オリジナルと言う名前にリニューアルしました。

華やかな香りの秘密は北ハイランドならではの硬水にあると言います。

湧き水のミネラルが熟成時に独特のアロマを生み出します。

どこか柑橘にも似たさわやかさと、オーク樽がもたらす深みをご堪能ください。

オリジナルの味わいが気に入ったら、グレンモーレンジィの12年物にトライしてみてください。3つのバリエーションがあり、さらに深い香りが楽しめます。

シェリー樽(オロロソ・ペドロヒメネス)で熟成させた『グレンモーレンジィ ラサンタ』はナッツのような香りが加わっていますし、ポートワイン樽(ルビーポート)で熟成させた『グレンモーレンジィ キンタ・ルバン』からはチョコレートやミントの香りが漂います。

超甘口のソーテルヌワイン樽で熟成させた『グレンモーレンジィ ネクター・ドール』からは、どこかクリーミーな香りと甘味が加わり、独特の味わいです。

タリスカー 10年


力強い味わいのシングルモルトをお探しであれば『タリスカー 10年』にトライしてみてください。

荒々しい自然で知られるスカイ島で作られたタリスカーは、豊かな自然を反映しているのか、かなりスパイシーです。

パンチの非常に強いシングルモルトですから、好みがわかれるウィスキーです。

ぜひ独特の力強さが好みであれば、同じく『タリスカー ストーム』を試してみてください。スパイシーさをさらに強調した、独特の味わいが楽しめます。

ボウモア 12年


強烈な個性で知られるアイラモルト、せっかくならば試してみたいという人も多いですよね。アイラモルトで最初の一口におすすめなのが『ボウモア 12年』です。

アイラモルトの女王とも称されるその香りは、強烈な磯臭さの中にフルーティーさが感じられます。

ボウモアがお好みであれば、さらなる磯臭さを求めて、『カリラ 12年』や『ラガヴーリン 16年』といったシングルモルトにトライしてみてください。

飲み進めるごとにアイラモルト無しでは物足りないようになるはずです。

余市


シングルモルトを楽しむのであれば、国産も見逃せません。山崎や白州は皆さま試されたことがあると思いますので、ニッカの余市をご紹介します。

余市の魅力はやはり力強さ

グラスに注ぐとトーストのようなモルト由来の香りがふわりと立ち上がり、口に近づけるとフルーティな香りが混じります。

口に含むとスモーキーな香りと共に、しっかりとした味わいが感じられます。ジャパニーズシングルモルト随一の力強さをご堪能ください。

カバラン クラシック


最後にご紹介するのは台湾の新星、カバランの定番アイテムである『カバラン クラシック』です。

一口飲めば、なぜカバランが世界中で評価されたのかを実感できるはず。

南国らしい、マンゴーやココナッツのような香りが、しっかりとした味わいと共に喉を駆け抜けます。

スコッチにもない、国内産にもないその独特の味わいはシングルモルトの未来を感じさせてくれます。

シングルモルト好きとしては一度は試しておきたい銘柄です。

クラシックが気に入ったのであれば、熟成樽の違いが楽しめる『カバラン バーボンオークカスク』や『カバラン オロロソシェリーカスク』といったウイスキーを試してみてください。

マニアックに攻めるならボトラーズをチェック

上記ではシングルモルト入門におすすめなメジャーな銘柄についてご紹介してきました。

続いてちょっとマニアックな楽しみである、ボトラーズについてご紹介してゆきたいと思います。

ボトラーズウイスキーとは


通常のシングルモルトは蒸留所でいくつかの樽の原酒をブレンドし、蒸留所の手によって瓶詰されて、世に出回ります。

これが一般的なシングルモルトで、オフィシャルとも呼ばれます。

一方で、ボトラーズとは、ボトラーズブランドが原酒を樽ごと買い取り、独自に熟成・瓶詰して販売しているものです。

そもそも原酒は樽ごとにその味わいが異なるものです。

さらに、熟成させるときの環境によっても味わいに変化が生まれます。

ボトラーズのウイスキーは、オフィシャルとはまた違った味わいが楽しめるというワケです。

また、オフィシャルに比べて流通量が圧倒的に少ないため、希少性もマニア心をくすぐります。

さらにボトラーズでは、すでに閉鎖されてしまった蒸留所の樽を持っている事も多々あります。

オフィシャルでは二度と手に入らないシングルモルトも、ボトラーズであれば手に入ることがあるのです。

ボトラーズのウィスキーは基本的にレアゆえに、高額になりがちです。

ただし、値段が比較的高いという事と、美味しいという事は全く次元の異なる話です。

信じられないくらい美味しい一本もあれば、「高い値段でこの味なの!?」という1本も存在しています。アタリ外れを含めて愉しむというのがボトラーズウイスキーです。

ボトラーズブランドの雄:ゴードン&マクファイル


ボトラーズに興味を持ったのであれば、まずチェックしておきたいのが『ゴードン&マクファイル社』です。

ボトラーズのパイオニアともいえる存在で、操業開始はなんと1896年にまで遡ります。

『ゴードン&マクファイル』の特徴としては、オフィシャルに比較的忠実な味わいで瓶詰されるという事。

高い品質でも知られる同社は、マッカランから購入し熟成させていた樽を、マッカランが再び買い戻したという逸話でも知られています。

オフィシャルにそれだけ信頼されるボトラーズというのも、他ではなかなかありません。

長い歴史を誇るゴードン&マクファイルでは、かなりの蒸留所をカバーしています。

自分のお気に入りの蒸留所があるのなら、ぜひゴードン&マクファイルバージョンを手に入れてみてください。

今までオフィシャルで味わってきたウィスキーとは、また一味違った味と香りに出会えるはずです。

日本が誇るボトラーズブランド:スリーリバーズ


ボトラーズの多くは、スコッチの本場であるスコットランドに社を構えているのですが、実は日本にもボトラーズが存在しています。

『スリーリバーズ』です。

同社の特徴として、当たり外れが少ないという事が挙げられます。

それなりに良いお値段の商品ですから、外したくないというのは当然の思い。『スリーリバーズ』はしっかりと思いに応えてくれるボトラーズです。

また、ラベルのデザインにこだわっているのも同社の特徴。

日本的な絵画モチーフや、映画のポスターのようなラベルなど、並べたくなるボトルがそろっています。

唯一悩ましいのが、なかなか手に入らないという事実です。

もともと瓶詰本数が少ない上に、品質が安定していて、ラベルもおしゃれというのであれば、当然の結果ですよね。

『スリーリバーズ』が瓶詰めしたシングルモルトを試してみたいという人は、定期的にネットをチェックしておきましょう。

都内でシングルモルトを手に入れるならこの店

今回はシングルモルトのおすすめやボトラーズなどについてご紹介してきましたが、実際に購入できる都内のお店についてご紹介していきます。

どのお店もシングルモルトの知識豊富なスタッフがいるため、相談しながら購入すれば、自分好みの一本へとさらに近づくことができますよ。

目白 田中屋


日本を代表するウイスキーショップが『目白 田中屋』です。

目白駅から徒歩1分という好立地にあるのですが、地下にあるため、近くを通ってもその存在に気が付いていない人も多いかもしれません。

目立たないお店ではありますが、一歩足を中に入れると、驚きの空間が待っています。

壁一面に並んだボトルの数々。シングルモルトに関しては、ボトラーズはもちろんのこと、オフィシャルも熟成年数や熟成樽の違いなど、様々なバリエーションのものが購入可能です。

ウイスキー好きであれば、ラベルを眺めているだけで、いつの間にか時間が過ぎてしまうはずです。

多少遠くても、一度は訪れておくべきお店の一つです。

ただし、国産ウイスキーに関してはほとんど取り扱いが無いため、ご注意ください。

【店舗情報】
住所:東京都豊島区目白3丁目4−14 地下1階
電話番号:非公開
営業時間:11:00~20:00
定休日:日曜日

リカーズハセガワ 本店


シングルモルトのボトルは決して安いものではありません。購入前に少しでも試してみたいと思いますよね。

『東京駅八重洲地下街にあるリカーズハセガワ 本店』は試飲をさせてくれる素晴らしいお店です。

天井まである棚に並ぶのは、オフィシャルからボトラーズまで、実に様々なウイスキー(その他の洋酒やクラフトビールなどもあります)。

ほとんど全てのお酒をほぼ原価である100円~500円程度で試飲できます。うれしいシステムです。

夕方時になると、バーのスタッフであろうプロから、スーツ姿のマニアまで、思い思いにその味と香りを確かめている姿を目にします。

皆さん片手に自前のお水を持っているのが、さすがだなぁといったところです。

しっかりと自分のお気に入りを見つけて、これぞという一本を手に入れてください。

ただしリカーズハセガワは飲み屋さんではなく酒店です。

販売する前提で試飲に対応しているのですから、試したからには購入するのが大人のマナーというもの。

また、とにかく大量に試すなんて事もルール違反です。

【店舗情報】
住所:東京都中央区八重洲2丁目1 八重洲地下街中4号
電話番号:03-3271-8747
営業時間:10:00~20:00
定休日:無し

信濃屋


都内を中心に13の店舗を構える『信濃屋』も、シングルモルトの品ぞろえが良いことで知られたお店です。

その魅力の一つが、自社オリジナルの商品にも力を入れているということ。

しかもそのプライベートボトルがめっぽう旨く、バー関係者などプロにも多くのファンを抱えています。

複数の店舗があるため、出先で気軽にフラッと立ち寄れるのもうれしいポイント。立ち寄るたびに、何かしら気になるアイテムが見つかります。

実際に飲んでみるのが最高の近道


シングルモルトについて、その魅力、そしておすすめの銘柄とご紹介してきましたが、気になる一本は見つかりましたか?

これぞという一本に出会うためには、実際に飲んでみるのが一番です。

そして、飲めば飲むほど香り・味わい共に、より深い次元で愉しめるようになるのがシングルモルトの世界です。

せっかくですから、ぜひどっぷりとハマってみてください。素敵な世界が見えてきますよ。ではシングルモルトに乾杯!!