野鳥

この記事では、すぐにでも鳥と仲良くなれる野鳥図鑑をご紹介しています。

冬はバードウオッチングの季節でもあります。冬になると木の実や虫など、鳥の食べ物が少なくなるので、民家近くに野鳥がやって来るからです。また、春から秋にかけて鳥の姿を隠してくれていた木の葉も冬になると無くなるため、鳥の姿が確認しやすくなります。そんな時に、野鳥図鑑が一冊あれば、何鳥かすぐに調べられますよね。

旅行やハイキングに行った時に風景だけでなく野鳥もたのしめると、旅がぐっと豊かになります。また、どこかにわざわざ行かなくても、通勤通学や家の庭に来る野鳥を知るだけでも、毎日が楽しくなりますよ。

野鳥といえば「日本野鳥の会」が有名ですが、日本野鳥の会でも「山野の鳥」と「水辺の鳥」という入門書や、野鳥観察のバイブルとも言われている「フィールドガイド日本の野鳥」を出版しています。そして、日本を代表する野鳥写真家の叶内拓哉さんが撮影した写真がふんだんに使われている「日本の鳥300」「くらべてわかる野鳥」などは、図鑑を見ているだけで心が和みます。

ここではAmazonで人気のある野鳥図鑑を中心に、野鳥図鑑をご紹介していきます。

自分にあった野鳥図鑑はどのようにして選べば良いの?

野鳥

ビギナーから上級者まで、野鳥愛好家が鳥を見た時に姿や形、鳴き声などから、あれは何鳥だったのか調べるためのものが野鳥図鑑です。最近では、撮影した鳥を識別するのにも使われることがあります。一方、「日本鳥類目録」のような本格的な研究書は、鳥類研究をしている研究者が使用する文章がメインのもので図鑑ではありません。ネット通販で野鳥図鑑を購入する時には、表紙だけでなく中にも写真や図が入っているかどうか確認するようにしてください。

日本で野鳥を観察して楽しむ人は、何と100万人以上いると言われているほど、野鳥観察は身近な趣味として広がりました。ハイキングや山登りを趣味にする人が増えたことも、バードウォッチャー人口増加の一つの理由ですし、デジタルカメラの性能が良くなったので誰でも気軽に野鳥が撮影できるようになったことも野鳥人気を後押ししていると言えます。

バードウオッチングの初心者であれば、どの野鳥図鑑を選んでも十分な情報量があります。しかし、ある程度野鳥に慣れてきた方が野鳥図鑑を選ぶ時は、それぞれの好みが出ます。鳥の鳴き声や姿を見て癒やされたい人は、写真が美しい野鳥図鑑がおすすめですし、見分けを極めたい方にはイラストのほうが違いがわかりやすくて良いでしょう。

【じっくり調べる家庭用】野鳥図鑑は使う場所で選ぼう【持ち運びやすい野外用】

野鳥

野鳥図鑑を買う時には、外で使うのか家の中で使うのかを考えて買いましょう。大きいものは充実していますが、外出時に持っていくには重すぎます。また、ハンディタイプのものだけだと、野外での識別には役立ちますが野鳥についての詳しいことは書かれていません。初心者よりもワンランク上のバードウォッチャーは、小さい野鳥図鑑と大きな野鳥を両方とも持っていますので、野鳥観察を続けるのであれば、いずれどちらも揃えることになります。

ハンディタイプの野鳥図鑑リスト【掲載種類数順】

書名 掲載している野鳥の数 鳥の種類 写真とイラストのどちらが多いか
フィールドガイド日本の野鳥 630 日本の野鳥 イラスト
日本の野鳥 (山渓ハンディ図鑑) 520 日本の野鳥 写真
日本の野鳥識別図鑑 460 日本の野鳥 イラスト
四季で楽しむ 野鳥図鑑 400 日本の野鳥 写真
ぱっと見わけ観察を楽しむ 野鳥図鑑 324 日本の野鳥 写真
くらべてわかる野鳥 300 日本の野鳥 写真
日本の鳥300 改訂版 300 日本の野鳥 写真
ひと目で見分ける287種 野鳥ポケット図鑑 287 日本の野鳥 イラスト
季節とフィールドから鳥が見つかる 240 日本の野鳥 写真
新・山野の鳥 157 山野の野鳥 イラスト
新・水辺の鳥 150 水辺の野鳥 イラスト

ハンディタイプの野鳥図鑑の特徴【通勤通学から旅のお供に】

ハンディタイプの野鳥図鑑の特徴は、何と言っても軽くて持ち運びできることです。野鳥を見た時に、パッと開ける手頃な大きさの図版や写真が入っていることも特徴と言えます。

ついつい、掲載している種が多いほうが良いような気がしてしまいますが、野鳥は大きくわけると山野に暮らしているものと、水辺に暮らしているものに分かれます。山にハイキングに行く時には、山の鳥のことだけわかれば良いですし、湖や海に行く時には水辺の鳥の識別ができれば良いので、その点、日本野鳥の会がつくった「新・山野の鳥」と「新・水辺の鳥」は理想的とも言えるでしょう。

見かけた鳥をすぐに識別したいのであれば、ほとんど見ない鳥の情報はいらないかもしれません。多く掲載されている分、探しにくくなってしまうからです。掲載されている鳥の数が多いほど、詳しくはなりますが持ち運びも識別も大変になるので注意してください。

どこに出かける時に持っていく野鳥図鑑なのかを、よく考えて購入しましょう。

大型の野鳥図鑑リスト【掲載種類数順】

書名 掲載している野鳥の数 鳥の種類 写真とイラストのどちらが多いか
学研の図鑑LIVE 鳥 DVD付 860 世界の野鳥 写真
決定版 日本の野鳥650 650 日本の野鳥 写真
日本の野鳥 (山渓カラー名鑑) 382 日本の野鳥 写真
世界の野鳥 本から聞こえる200羽の歌声 200 世界の野鳥 イラスト
世界の美しい鳥 180 世界の野鳥 写真
鳴き声が聴ける 世界の美しい鳥図鑑 150 世界の野鳥 写真
日本野鳥歳時記 85 日本の野鳥 写真と文章
鳴き声から調べる野鳥図鑑 85 日本の野鳥 写真
庭で楽しむ野鳥の本 58 日本の野鳥 写真
世界で一番美しいフクロウの図鑑 53 フクロウ 写真
変な鳥 ヤバい鳥 どでか図鑑 50 世界の野鳥 写真
決定版 日本のカモ識別図鑑 48 カモ イラスト

大型の野鳥図鑑の特徴【図も文も詳しいのが特徴】

全世界で、野鳥の数鳥は約1万種類と言われています。その中で、日本の野鳥は約550種ほどです。大型の野鳥図鑑を購入する時には、知りたいのは「世界」の鳥なのか、「日本」の鳥なのかを考えてから選びましょう。

世界の野鳥図鑑でも、一万種類全部を掲載している図鑑はありません。そのため、世界の野鳥の中で(鳴き声がきれいな鳥)を集めた野鳥図鑑や、(姿形が美しい野鳥)を集めたもの、逆に(変な姿形をしている野鳥)を集めたものなど、テーマごとに野鳥図鑑が作られています。

日本の野鳥図鑑は、日本で見られる鳥をくまなく掲載しているタイプや、読み物のように楽しめる図鑑が出版されています。また、野鳥愛好家が増えたおかげで、鴨類だけ、シギ類だけ、フクロウや鷲鷹といった猛禽類だけ、といった種ごとの写真集も最近は人気です。

見ているだけで楽しくなってくるAmazon売れ筋『野鳥図鑑』BEST23

第23位 四季で楽しむ 野鳥図鑑

野鳥400

出版社 宝島社
著者 真木 広造(監修)
出版年 2017
ページ数 127

季節ごとに日本の野鳥をピックアップ!

家のそばにくる鳥や、少し人里離れた場所の野鳥など、400種類もの鳥について説明されています。メジロやウグイス、ハクチョウなど、身近だけれども詳しくは知らない野鳥について確認するのに便利な一冊です。

解説や図も、野鳥観察ビギナーや小中学生の野外活動にピッタリの、わかりやすい内容です。鳥の見分け方のポイントが書かれているので、判別する時の目安にしてください。

著者の真木広造さんは、学生時代から野鳥を撮影していて、1978年に日本野鳥の会山形県支部長に就任しました。現在では日本野鳥の会山形県支部顧問をつとめる他、野鳥を撮影するカメラマンとして活動を行っています。

第22位 日本の野鳥識別図鑑: 知りたい野鳥が早見チャートですぐわかる!

野鳥識別

出版社 誠文堂新光社
著者 中野 泰敬、叶内 拓哉、永井 凱巳
出版年 2016
ページ数 335

日本でよく見る約460種の野鳥を網羅した野鳥図鑑です。

野鳥識別

識別

識別

識別

世界中で鳥は約1万種類いると言われていますが、日本鳥学会によると日本国内の野鳥は約550種になります。その中から滅多に見ない特定地域限定の迷鳥は抜かし、よく見る鳥だけを厳選して図鑑にしたのがこちらです。アヒルやガチョウといった、家で飼う鳥についてもページが取られています。

本文を開くと左のページが解説文、右のページが写真や図になっています。専門用語はなるべく少なくして、これからバードウオッチングを趣味にしたいという方々に向けて理解しやすい言葉や図で書かれています。

また、巻頭にある「早見チャート」は、今見た鳥が何なのかを見つけやすくするためのインデックスです。野鳥ガイドのベテランが編集した本だけに、子どもでもわかりやすい内容となっています。

第21位 学研の図鑑LIVE 鳥 DVD付

学研の図鑑LIVE 鳥 DVD付

出版社 学研プラス
著者 小宮輝之 (監修)
出版年 2014
ページ数 240

イギリスBBCが制作したDVD付きで、大人でも見ごたえのある野鳥図鑑です。

学研の図鑑LIVE 鳥 DVD付

学研の図鑑LIVE 鳥 DVD付

学研の図鑑LIVE 鳥 DVD付

学研の図鑑LIVE 鳥 DVD付

学研の図鑑LIVE 鳥 DVD付

学研の図鑑LIVE 鳥 DVD付

世界の鳥の生態について、楽しみながら学べる図鑑です。

イギリスのBBC放送と言えば、デビット・アッテンボローに代表されるようなネイチャー番組では世界一と言われている放送局です。そのBBCが制作したDVDだけでも大変充実しています。また、鳥の姿形だけでなく、スマートフォンで鳴き声も聞くことができます。

子ども用図鑑だからといって、いい加減には作っていません。高精細な写真で構成されており、種類によっては原寸大の写真もあります。

動物番組好きの子どもへのプレゼントにもピッタリな一冊です。

第20位 季節とフィールドから鳥が見つかる—1年で240種の野鳥と出会う

季節

出版社 文一総合出版
著者 中野 泰敬
出版年 2017
ページ数 112

自力で野鳥を区別できるようになりたい人の、ベストパートナーです。

これだけは覚えておいてほしい、という日本の野鳥240種を掲載しています。

バードウオッチ初心者は、なかなか鳥に出会えないものです。季節ごとに鳥の好きな場所、時間帯、集まる場所、があるので、ただ闇雲に公園や山に行っても、鳥の鳴き声だけを聞くだけで姿は見られずに終わってしまいます。

鳥の生態を説明しているだけでなく、その鳥がどういった場所で見つけられるかも書かれているのがこの本の特徴です。探している場所で、目当ての鳥に出会った感動は何ものにも代えがたい喜びがありますよ。

第19位 世界の野鳥 本から聞こえる200羽の歌声

世界の野鳥 本から聞こえる200羽

ボタンを押すと、図鑑から野鳥の鳴き声が!

出版社 講談社
著者 レス・ベレツキー
出版年 2008
ページ数 368

CDやDVDがついている図鑑でも、本とは別に機械を立ち上げないといけないのでセットするのが面倒になってしまいます。

その点この野鳥図鑑はボタンとスピーカーがついているので、鳴き声が聞きたい時に、すぐ聞くことができるためタイミングを逃しません。

コーネル大学鳥類学研究所が録りためた16万種類の鳥の声から、約200種類の野鳥の声厳選。目を閉じれば世界旅行に行った気分になりますよ。

機械部分は単4電池3本で動くので、ボタンを押しても音が出なくなったら交換してください。

第18位 変な鳥 ヤバい鳥 どでか図鑑

変な鳥

出版社 エイ出版社
著者 ワクサカソウヘイ
出版年 2017
ページ数 96

鳥についての話でクスッと笑いたい人にオススメの本です。

変な鳥

変な鳥

変な鳥

変な鳥

変な鳥

変な鳥

綺麗な鳥や、ワシ・タカのようにカッコイイ鳥の写真集が多い中、変な鳥に注目したちょっと変わった図鑑です。見た目が怖そうな鳥や、生態が変わっている鳥など、約50種類の鳥について知ることができます。

それぞれの鳥について、迫力ある大きな写真が掲載されており、動物園で見るよりもハッキリと細部を観察することができます。

著者はアマチュアのバードウオッチャーで、図鑑を見ているうちに身近な野鳥よりも変な形の鳥や変わった鳥に興味を持つようになり、この本を書いています。

第17位 日本の鳥300 改訂版 (ポケット図鑑)

野鳥300

出版社 文一総合出版
著者 叶内 拓哉
出版年 2014
ページ数 320

野鳥観察のベストセラー!初心者もベテランも納得の携帯用野鳥図鑑です。

野鳥300

野鳥300

バードウオッチングに行くお供に欠かせない、ポケットサイズの野鳥図鑑です。

日本で見られる野鳥の300種が網羅されているので、散歩や旅先で気になった鳥をサッと調べることができます。

識別しやすいように、見た目の特報や行動の特徴、鳴き声、木の実などよく食べる物といったポイントも書かれています。

屋外ではこちらの図鑑を、家ではじっくりと大きなサイズの山と渓谷社「日本の野鳥」を見るというバードウォッチャーも多く見られます。

第16位 ひと目で見分ける287種 野鳥ポケット図鑑 (新潮文庫)

287種野鳥

出版社 新潮社
著者 久保田 修
出版年 2010
ページ数 174

写真でなくイラストなので、知りたい部分がわかりやすい!ポケットサイズの野鳥図鑑です。

野鳥287裏

野鳥287大

屋外に持って歩く野鳥図鑑を、写真入りにするかイラスト入りにするか迷いますが、こちらはイラスト入りのものです。個体の識別という観点では、写真よりもイラストのほうが解説図的にわかりやすいと好評です。

それぞれの野鳥を見ることができる場所や時期、時間が書かれているので、これから鳥の撮影をしようかと考えている人にもオススメですよ。また、鳥が生息している場所の標高も書かれているので、ハイキングや山歩きのお供にどうぞ。287種の日本の野鳥がおさめられています。

第15位 鳴き声が聴ける 世界の美しい鳥図鑑

野鳥鳴き声

スマートフォンで鳥の鳴き声が聞こえる野鳥図鑑!

出版社 宝島社
著者 上田恵介(監修)
出版年 2017
ページ数 139

綺麗な鳥をまとめた図鑑は何冊かありますが、こちらの本は何と鳴き声も聞くことができるのが特徴です。それぞれの鳥にQRコードがついているので、スマートフォンをかざすと約150種類の野鳥の鳴き声が再生されます。

見たこともない鳥の美しさにページをめくるたびに癒されますが、野鳥の写真を見ながら声を聞けば森に行ったような気分にトリップしますよ。

ページはブルー、グリーン、イエロー、レッド、オレンジ、ピンク、カラフル、ブラック&ホワイトと、色の順番に区別されています。

第14位 新・山野の鳥―野鳥観察ハンディ図鑑

新山野

出版社 日本野鳥の会
著者 谷口 高司 (イラスト)
出版年 2013
ページ数 64

日本野鳥の会が出版している、バードウオッチング初心者用図鑑

バードウオッチングを知り尽くした「日本野鳥の会」が、ビギナー用に2冊のハンディ図鑑を出しています。一冊が「水辺の鳥」で、もう一冊が「山野の鳥」です。水辺と山の二つに分けて図鑑を構成しているので、旅行先によってどちらを持っていくか決めることができます。厚さ5ミリの図鑑なので、山登りにもちょうど持ちやすいサイズです。

こちらの「新・山野の鳥」は、谷口高司さんのイラストもわかりやすく、よく見る約160種類の野鳥が網羅されています。

第13位 フィールドガイド日本の野鳥(増補改訂新版)

フィールド

出版社 日本野鳥の会
著者 高野 伸二
出版年 2015
ページ数 392

バードウォッチャー必携!日本野鳥の会が出版したハンディな野鳥観察の決定版

特徴をよくとらえた詳細な野鳥のイラストが描かれてる野鳥図鑑です。鳥が同じ向きで描かれているので、似て非なる野鳥を比べるのにとても役立ちます。写真ではなく、イラストならではの利点がよく行きている図鑑です。

改訂版以前から愛用しているバードウォッチャーも大変多く、旅行や散歩にボロボロになるまで持って行き、同じものを何度も買うリピーターもいる程です。通勤や通学に持ち歩いて、季節の野鳥をこれで調べているユーザーもいますよ。

日本の野鳥の分類は、日本鳥学会が正式に発表する「日本鳥類目録」がベースとなっており、2012年現在は第7版になっています。こちらの図鑑は2000年に発行された第6版ばベースになっています。初心者には大きな影響はありませんが、他の図鑑と区分が違うのでヘビーユーザーや上級者には物足りないところがあります。

第12位 決定版 日本の野鳥650

野鳥650

出版社 平凡社
著者 真木 広造、五百澤 日丸、大西 敏一
出版年 2014
ページ数 788

家庭でじっくり調べる時にどうぞ!入門者から上級者まで満足できる野鳥図鑑です。

こちらの図鑑は、2000年に出版された「日本の野鳥590」がリニューアルして、掲載される野鳥の数も増えたものです。増えたものの中には、現在は日本ではほとんど姿は見えないけれど、当館アジア方面から渡って来て、やがて見られるようになるだろうという種類のものも入っています。

写真は約2,200枚掲載されており、それぞれの鳥についてオスとメス、成長、若鶏、幼鳥と、性別と成長段階別の図版も掲載されているのも見分けの時に役立ちますね。渡り鳥なのか、年間を通じて移動しない留鳥(りゅうちょう)なのか、といった区別も書かれているので、冬鳥なのか夏鳥なのか一年中いる鳥なのかの区別もできます。

日本名と英語名、そして学名のほかに、中国語とハングルでの表記リストも添付されているので、中国や韓国の鳥好きの方にも喜ばれています。

第11位 日本野鳥歳時記

歳時記

出版社 ナツメ社
著者 大橋 弘一(著),‎ Naturally(著)
出版年 2015
ページ数 248

鳥のエピソード満載の、鳥と季節にこだわった1冊!

あざやかな野鳥の写真も掲載されていますが、写真とともに鳥の解説文が素晴らしく、鳥の名前の由来や鳴き声、他の動植物との関わりなど、知っているようで知らなかった野鳥の逸話について知ることができます。季節ごとに鳥がまとめられているので、バードウオッチングに行く前に読んでから行くと、鳥についても見方が変わってきます。

約85種の野鳥について書かれており、野鳥を見分けるための図鑑や、写真集は持っているけれども、鳥についての雑学や知識を広めたいという方にピッタリの一冊です。

第10位 鳴き声から調べる野鳥図鑑—おぼえておきたい85種 (音声データCD付き)

鳴き声

出版社 文一総合出版
著者 松田 道生(著),‎ 菅原 貴徳(写真)
出版年 2017
ページ数 128

85種類の、よく見かける野鳥の鳴き声を収録

鳴き声

鳴き声

鳴き声

野鳥図鑑とCDがセットになっていて、これを覚えれば85種類の基本的な野鳥について姿や生態、鳴き声をひと通りマスターできます。

それぞれの鳥について、公園や森林、田んぼなど、生息地域別の解説が書かれていますので、自分が見たり聞いたりしたのがどの鳥だったか区別するのに役立ちます。

鳴き声は、さえずり声やさえずり以外の地鳴きの声、そして警戒する時の鳴き声など1種の鳥について何種類もの声がおさめられています。鳴き声は250以上にもなるので、聴き応え十分です。CDの再生はパソコン専用なので、オーディオ用機器で再生しないよう注意してください。

第9位 新・水辺の鳥―野鳥観察ハンディ図鑑

水辺

出版社 日本野鳥の会
著者 谷口 高司 (イラスト)
出版年 2013
ページ数 64

日本野鳥の会が出版のハンディ水鳥図鑑

「日本野鳥の会」はビギナー用に「水辺の鳥」と「山野の鳥」という2冊のハンディ図鑑を出版しており、こちらはその片方になります。

厚さ5ミリ程度と持ち運びもしやすく、川や海、湖などに訪れる時に役立ちます。使い方としては、屋外ではこの「水辺の鳥」を、家に帰ってじっくり調べるには別の大きな野鳥図鑑を使用します。

水鳥は区別がしにくいものですが、同じページに似ている鳥がまとめられているので、判別しやすくなっています。

第8位 世界で一番美しいフクロウの図鑑

ふくろう

出版社 エクスナレッジ
著者 マイク・アンウィン (著),‎ デヴィッド・ティプリング (写真)
出版年 2017
ページ数 287

53種類の世界のフクロウの写真と解説文を掲載!

ふくろう

ふくろう2

ふくろう

ふくろう

ふくろう

フクロウは世界でもファンの多い鳥です。フクロウは古代ギリシャでは「知」の象徴であり、日本でも(フク)という音がつくので(福老)や(不苦労)と縁起がいい鳥として愛されてきました。

そんなフクロウファンが大満足する図鑑がこちらの「世界で一番美しいフクロウの図鑑」です。大きなフクロウの写真と、詳細なフクロウの解説という2ページから構成されており、53種類の世界のフクロウを200枚以上の綺麗な写真で見せる図鑑です。猛禽類であるフクロウの特徴も、迫力ある写真から伝わってきますよ。

エクスナレッジ社では「世界で一番美しい猫の図鑑」や「世界で一番美しい人体図鑑 」も出版していて、美しい写真と文章なので、シリーズ全体を通して人気となっています。

第7位 決定版 日本のカモ識別図鑑

日本のカモ

出版社 誠文堂新光社
著者 氏原 巨雄、氏原 道昭
出版年 2015
ページ数 303

日本に生息している全種のカモ類を、詳細なイラストと写真で解説!

日本のカモ

日本のカモ

日本のカモ

日本のカモ

カルガモやオシドリなど、身近な鳥である鴨は、大型で撮影しやすいこともあり、バードウォッチャーに人気の鳥。この本は鳥の本の中でも入手困難な一冊と言われており、鴨が好きな人には必携の書と言われています。

前半に水面に浮かんでいるものを食べる種類の鴨を、後半に潜って食べ物を探す鴨を特集しており、全体で48種類の鴨について詳細な解説が書かれています。

カルガモの解説だけでも6ページあり、日本で見られる鴨について、これ以上詳しく書かれている本はありません。生殖羽の図解も親切に描かれています。手持ちの図鑑では、鴨についての説明が物足りないと思っている方に手にとって欲しい鴨図鑑です。

第6位 くらべてわかる野鳥

くらべて

デジカメで撮影した鳥の種類を知るのに最適!

出版社 山と渓谷社
著者 叶内 拓哉
出版年 2016
ページ数 208

くらべて

くらべて

くらべて

図鑑全体としては、山野に住む鳥と、水辺の鳥の二部構成になっており、約300種類の野鳥について紹介されています。

各種類の鳥について、カタカナの名前と漢字名、学名が書かれており、姿を見分けるのにわかりやすい写真が数枚掲載されていてバードウオッチング初心者にはわかりやすい図鑑です。また、観察できる時期や特徴となる生態、大きさといった知っておくべき基本情報も網羅しています。

また、必要に応じてオスとメスの違いや、夏の羽と冬の羽の違いなども紹介されているので、一年中どの季節になっても見分ける時に探し出せるようになっていますよ。

第5位 庭で楽しむ野鳥の本 原寸大

くらべて

出版社 山と溪谷社
著者 大橋 弘一  (著),‎ Naturally (著)
出版年 2007
ページ数 95

わが家に来る身近な鳥について、詳しく知ることができます。

庭

くらべて

A4変形版の大きさの野鳥図鑑で、どのページも綺麗なカラー写真とイラストで構成されています。掲載されている鳥の種類としては、民家近くにあらわれる鳥58種に厳選して書かれています。

野鳥についての詳細な情報というよりは、庭で野鳥を楽しむためのアドバイスが野鳥の情報とともに書かれている本という構成です。この本を読むと、すぐに野鳥を自分の家に呼びたくなってきますよ。

雀は知っているけれど、それ以外の庭に来る鳥が気になって来た、というバードウオッチング初心者にプレゼントしたい一冊です。

第4位 ぱっと見わけ観察を楽しむ 野鳥図鑑

野鳥ぱっと

出版社 ナツメ社
著者 石田 光史 (著),‎ 樋口 広芳 (監修)
出版年 2015
ページ数 400

ハンディなのに324種の野鳥の情報がギッシリ!

野鳥を見分ける時のポイントが満載されている、持ち歩き用の野鳥図鑑です。開いた時にすぐ見分けられるように、大きな写真が掲載されており、オスとメスの違いのポイントや、夏と冬の羽の色の違いについても解説がついているので初心者でも直感で鳥を区別することが可能です。双眼鏡を抱えながらでも、さっと識別できるのが嬉しいですね。「何回もおじぎをする鳥」や「百の舌をもつ鳴きまね名人」といった特徴をよく表現している紹介文がついているので、一度読んだら印象にのこります。

また、掲載されている鳥のうち、QRコードがついている226種の鳥の鳴き声をスマートフォンで聞くことができるので、姿は見えないけれども鳴き声はしている、という場合の区別にも使うことができますよ。

第3位 日本の野鳥 (山渓ハンディ図鑑)

ハンディ

出版社 山と溪谷社
著者 叶内 拓哉
出版年 2011
ページ数 655

約520種の日本で見られる野鳥がハンディにまとまった一冊

片手で持つにはどっしりした重さですが、本格的なバードウオッチングをする愛好家にとっては教科書のようになっている野鳥図鑑です。

現在書店に並んでいる野鳥図鑑では、平凡社の「決定版 日本の野鳥650」と、この山渓ハンディ図鑑「日本の野鳥」でどちらにしようか迷う方も多いのですが、パッと見て鮮やかな写真が好きならば平凡社の「決定版 日本の野鳥650」、写真が多いほうが見分けができて良いという場合はこの山渓ハンディ図鑑「日本の野鳥」を選びましょう。

いつ、どこで撮影されたのかが書いてあるのも山と渓谷社の野鳥図鑑の特徴で、オスとメスの区別や、成長と幼鳥の区別、そして正面と飛んでいるところを下から見た写真なども掲載しており、申し分ありません。2015年には、この野鳥図鑑のタブレット向けアプリも販売されています。

第2位 世界の美しい鳥

世界の美しい鳥

出版社 パイインターナショナル
著者 上田恵介  (監修)
出版年 2012
ページ数 192

鳥好きだけでなくデザインやイラストの参考にもなる一冊です。

世界の美しい鳥

世界の美しい鳥

世界の美しい鳥

世界の美しい鳥

世界の美しい鳥

世界の美しい鳥

世界の美しい鳥

森の宝石という言葉がピッタリの、可憐で美しい小鳥がたくさん!

日常生活では姿を見ることが無い鳥達の姿に、癒されること間違い無しです。

本の大きさが手に乗る位のお洒落で可愛いサイズなこともあって、プレゼント用によく選ばれています。

世界中から美しい鳥だけを集めてまとめられており、約180羽の写真を見ることができます。

生態を詳しく調べて知るというよりも、美しい鳥の写真をたくさん見たいという方におすすめの一冊です。

第1位 日本の野鳥 (山渓カラー名鑑)

山と渓谷

出版社 山と渓谷社
著者 高野 伸二(監修)
出版年 1985
ページ数 591

野鳥の教科書とも言える名著!

30年以上前に出版された本ですが、日本の野鳥図鑑の決定版として長く愛されている本です。山と渓谷社は鳥や動物、昆虫といった自然写真の名作をふんだんに使った図鑑を作ることで知られており、「日本の野鳥」も贅沢な一冊となっています。

382種類の野鳥を、1050枚の写真と360枚のイラストで解説しているほか、鳥の生態はもちろん、オスとメス、両方の写真が掲載されていたり、撮影された日付や場所も書かれているなど、細かい部分まで行き届いています。

中古でも高額な野鳥図鑑ですが、現在でもこれを越える野鳥図鑑は出版されていません。古書店で見つけたら、ぜひ手にとって見てくださいね。

野鳥図鑑を選ぶ時の注意

野鳥

野鳥は姿だけでなく、鳴き声も気になりますよね。図鑑によってはCDがついていたり、QRコードがついていてスマートフォンをかざすと野鳥のさえずりが聞こえるものも増えました。購入する時は、自分のパソコン環境で見られるのかといったことや、自分のスマートフォンに対応しているのか、といった部分もチェックするようにしてください。特にお年寄りにプレゼントする場合は、相手が機械を扱えるかどうか十分に調べてから贈りましょう。

最近は、スマートフォンのアプリ版や、Kindle版といった電子版の野鳥図鑑も増えています。今回紹介した野鳥図鑑の中でも「新版 日本の野鳥 (山溪ハンディ図鑑)」は野鳥愛好家達に多くダウンロードされている図鑑です。アプリだけで販売されている「GPS動く野鳥図鑑400」などもあり、旅先などでは印刷物よりも便利に使える場合もあります。普段から電子書籍に慣れている方であれば、野外用の野鳥図鑑はスマートフォンのアプリ版やKindle版のほうが使いやすいかもしれません。

ただし、アプリ版はバグやトラブルも多く、条件によっては確実に見られない場合もあります。書籍版であれば、せっかく野鳥観察に行ったのに、何も調べられなかったということはありません。どちらが良いか、購入者の口コミなどを参考にすると良いでしょう。

まとめ

野鳥図鑑の選び方と、おすすめの一冊についてご紹介しましたが、いかがでしたか?鳥と仲良くなれそうでしょうか?キャンプや旅行の時に野鳥図鑑が一冊あると、旅の楽しみが広がります。また、いつもの散歩の時に鳴き声がして気になっている鳥がいたら、どんな鳥だか調べてみましょう。

野鳥図鑑を選ぶ時は、ハンディな小型の野鳥図鑑は屋外用に、家でじっくり調べるには大きな野鳥図鑑が必要です。本格的に鳥に詳しくなりたいと思ったら、もっと詳しい説明が書いてある2冊目、3冊目を買い足していくのが良いでしょう。また、フクロウだけ、鳴き声の綺麗な鳥が好きなど、特定の鳥に興味を持ったら、全般的なことが書いてある野鳥図鑑よりも専門書のほうがより深い内容が書いてありますのでオススメです。また、美しい鳥だけを集めた野鳥図鑑も最近は販売されていますので、デザインやイラストをやっている友達や親戚の子どもへのプレゼントにも喜ばれますよ。