フィッシュロースター

今回ご紹介するのは、フィッシュロースターです。単にロースターといった場合は、様々なタイプの製品を含みますが、フィッシュロースターといった場合は、基本的にフタ付きで、魚を焼いたときに出る煙やニオイが気にならないように工夫された製品を指していることが多いようです。この記事でもこのタイプの魚を焼く際に便利な製品をご紹介しています。

もっともフィッシュロースターと呼ばれる製品でも、魚だけしか焼けないわけではありません。お肉や野菜も上手に焼けます。そのため製品名としては、マルチロースター、ワイドグリルといった名称を採用しているメーカーもあります。

販売しているメーカーとしては、パナソニック、東芝、象印、タイガーなどの総合家電・調理家電メーカー、アイリスオーヤマ、山善、VERSOSなどのジェネリック家電を多く販売しているメーカーなどがあります。一般の家電メーカーの製品では実売価格が1万円前後の製品が多く、ジェネリック家電のメーカーの製品では5千円前後の製品が多くなっていますから、一応の目安にしてください。

フィッシュロースターがあれば、魚はもちろん、様々な食材を手軽に焼けますから、自分に合った製品がないか探してみてください。

【美味しい魚が手軽に焼ける】フィッシュロースターの選び方

焼き魚

フィッシュロースターの選び方についてご説明します。是非ご参考にしてください。

【サンマが一度に4尾焼ける!?】庫内・焼き網の大きさをチェック

「サンマが一度に4尾焼ける」というのは、ワイドタイプのロースターで良くある売り文句です。家族の人数が多くなければ、実際にサンマを一度に4尾焼きたいということはあまりないと思いますが、庫内のサイズは大きめの方が様々な食材に対応することができて、何かと使いやすいのは事実です。

本当は庫内の幅や奥行だけでなく高さも含めたサイズを知りたいところですが、庫内のサイズを明記しているメーカーは多くありません。この場合、焼き網寸法と本体の外寸を目安に判断することになります。

基本的には少し大きめの製品を選ぶことをおすすめしますが、一人暮らしの人の場合や、テーブルの上で使いたいといった場合は、あまり大きい製品はむしろ不便です。この場合、コンパクトなサイズの製品を選ぶようにしてください。

また大きさをチェックする際には、重さもチェックしておきましょう。特に使わないときは収納しておくといった人は、できるだけ軽い製品を選んでおくと良いでしょう。

【フィッシュロースターの最大の長所】お手入れしやすい製品を選ぶ

魚を焼くときにガスコンロの魚焼きグリルを使っている人も多いと思いますが、魚焼きグリルは掃除が面倒ですよね。実際に掃除が大変そうだから使うのを止めたとか、使わないようにしているといった人も結構見かけます。

この点、フィッシュロースターは、フタや水受皿を外して掃除することができるので、掃除が実に簡単です。フィッシュロースターを選ぶときはお手入れ方法もしっかり確認して、分解掃除ができるいもの、それもできるだけ簡単に分解できるものを選びましょう。またフッ素加工などの表面加工がされているものが、脂汚れも落ちやすくおすすめです。

【台所以外の部屋でも使える?】ニオイや煙の対策も重要

フィッシュロースターは電気ヒーターで食材を焼きますから、台所以外でも使用可能です。ただニオイや煙がひどいようだと、結局は換気扇の近くでないと使えないということになります。

もともと台所の換気扇の近くで使用する予定なら問題ないかもしれませんが、ダイニングで使う場合などには、ニオイ対策・煙対策がしっかりした製品を選びましょう。多くの製品にフィルターが付いていますが、その性能は異なります。ニオイや煙の除去率を実際に検証して、結果を公表しているメーカーの製品ならかなり信用できますから、こういった製品がおすすめです。

フィッシュロースターの人気おすすめ製品ランキング

ここからは、人気のフィッシュロースターをランキング形式でご紹介します。それぞれの製品の特徴を見極めて、自分にあった製品を見つけてください。

第10位 パナソニック フィッシュロースターけむらん亭 NF-RT800

パナソニックフィッシュロースターけむらん亭NFRT800

本体サイズ外寸(幅×奥行×高さ) 45.0×35.5×18.5cm
本体サイズ庫内(幅×奥行×高さ) 32.8×22.3×5.2cm
焼き網サイズ(幅×奥行) 28.5×19.5cm(内寸)
質量 5.4kg
消費電力 1300W

6つの自動メニューで手軽に使える

パナソニックフィッシュロースターけむらん亭NFRT800メニュー

2位でご紹介している「けむらん亭」の「くんせいメニュー」がないモデルです。燻製機能がなくてもいいという人には、こちらの方が安価でお得です。遠赤外線ヒーターとシーズヒーターの2つのヒーターが様々な素材を美味しく調理します。

この製品の特徴としては、6つの自動メニューが搭載されている点があります。マイコンで火力・温度・焼き時間をコントロールすることで、手軽に美味しく焼き上げることができます。6つのメニューは、生・姿焼き、切身・干物、つけ焼き、とり肉、焼きナス、焼き芋です。魚料理以外も任せられる便利機能です。

もちろん自動メニューを使わず、手動で焼き加減や時間を調節して様々な素材を焼くこともできます。焼き加減は弱・中・強から、タイマーは1分刻みで1分~30分まで設定できます。

手軽に色々な素材が焼ける、便利な製品です。価格が高めなので、コスパを考えて10位にランキングしていますが、機能面ではトップクラスのロースターです。

第9位 ユアサプライムス コンパクトロースター PNR-603P

ユアサプライムスコンパクトロースターPNR603P

本体サイズ外寸(幅×奥行×高さ) 約36.7×22.3×18.0cm
本体サイズ庫内(幅×奥行×高さ)
焼き網サイズ(幅×奥行) 22.4×13.4cm
質量 約2.7kg
消費電力 600W

軽量コンパクトなロースター

ユアサプライムスコンパクトロースターPNR603Pフタ開き

コンパクトサイズのロースターです。フィッシュロースターは全般的に、「サンマが4尾一度に焼ける」といったようにワイドに焼けることをアピールするものが多いのですが、この製品は、それとは逆にコンパクトであることが特徴になっています。

今回ご紹介している製品の中でも最もコンパクトなもので、一人暮らしで一度に沢山魚が焼けることが必要ない人にとっては、むしろ使いやすいサイズになっています。コンパクトとはいっても、網に斜めに置けばサンマも丸ごと焼けるサイズです。

火力はやや弱めですが、価格も安めですし、一人暮らしの人や、あまり使用頻度が高くない、たまに魚が食べたくなるといった人におすすめです。

第8位 VERSOS ワイドマルチロースター VS-KE12

VERSOSワイドマルチロースターVSKE12

本体サイズ外寸(幅×奥行×高さ) 約48.5×28.0×19.5cm
本体サイズ庫内(幅×奥行×高さ)
焼き網サイズ(幅×奥行) 34.0×18.5cm
質量 約4.4kg
消費電力 1100W

鮮やかなオレンジカラーが映えるフィッシュロースター

VERSOSワイドマルチロースターVSKE12サンマ焼

メーカーのVERSOS(ベルソス)は、ジェネリック家電・アイデア家電の企画・開発・輸入を主な事業としています。この製品も最先端の機能を搭載しているようなモデルではありませんが、フィッシュロースターとしての基本的な機能は押さえた上で、低価格で販売されています。

ワイドサイズで、分解掃除が可能(本体・ヒーターは丸洗い不可)、両面焼きで裏返し不要など、機能的には十分なものを備えています。フタに調理時間の目安が記載されているのも、ちょっと便利です。

第7位 東芝 グリル&フィッシュロースター FG-20SB

東芝グリル&フィッシュロースターFG20SB

本体サイズ外寸(幅×奥行×高さ) 44.1×28.5×18.4cm
本体サイズ庫内(幅×奥行×高さ)
焼き網サイズ(幅×奥行) 32.2×21.2cm
質量 約4.7kg
消費電力 1250W

臭いや煙を大幅にカットするプラチナ触媒

この製品にはプラチナ触媒が使用されていて、魚を焼いたときに出る臭いや煙を大幅にカットすることができます。

プラチナというと装飾品のイメージが強いかもしれませんが、自動車の排気ガスの浄化にも使われている触媒として高い性能があります。触媒というのは、それ自体は反応せずに反応を促進する物質のことをいいます。この製品の脱臭性能は、メーカーの実施した試験では、実験に使った有機成分の97%の除去に成功しています。

また焼き網の間隔が狭いマルチ焼き網に、ブラックシリコーンコーティングを施してありますから、魚を焼いても焼き網に身がこびりつきにくく、簡単に汚れが落ちるのもポイントです。もちろん、魚の焼きあがりも上々で、高温赤熱ワイドヒーターが高火力で、魚を美味しくこんがりと焼き上げます。

第6位 タイガー フィッシュロースター KFA-H130

タイガーフィッシュロースターKFAH130

本体サイズ外寸(幅×奥行×高さ) 43.8×33.2×19.9cm
本体サイズ庫内(幅×奥行×高さ)
焼き網サイズ(幅×奥行) 33.5×24.5cm
質量 5.1kg
消費電力 1300W

最大クラスの焼き網とクロスワイドヒーターで焼きにこだわり

「さんま4尾がゆったり焼ける業界最大の焼きアミ」とメーカーHPにあるように、大きめの焼き網で一度に多くの食材が焼けるフィッシュロースターです。

焼き網が大きくなると隅の方がしっかり焼けなくなってしまうことがありますが、この製品の場合、上下のヒーターの方向を違えて配置しているため、焼きムラが出にくくなっています。

焼き網が大きい分、本体も大きめで重めなので、この点が気になる人には積極的におすすめできませんが、家族の人数が多い家庭などでは重宝する製品です。

第5位 吉井電気株式会社 フィッシュロースター AFR-1103S

吉井電気株式会社フィッシュロースターAFR1103S

本体サイズ外寸(幅×奥行×高さ) 約45.5×30.0×17.5cm
本体サイズ庫内(幅×奥行×高さ)
焼き網サイズ(幅×奥行) 約31.6×19.8cm
質量 約3.8kg
消費電力 1000W

ワイドで軽量、そして低価格

メーカーの吉井電気は、アビテラックスやエラヴィタックスというブランド名で、冷蔵庫やホットプレートなどの商品を販売しています。いわゆるジェネリック家電のメーカーで、特別高性能というわけではありませんが、必要な機能を満たした製品を低価格で提供しています。

この製品は本体重量が約3.8kgで、ワイドに焼ける製品としては軽量な製品です。フィッシュロースターは、テーブルの上で使ったりすることもできる製品ですが、持ち運んで使う場合は軽量な方が便利です。

また焼き網にフッ素加工がされ油汚れが落としやすかったり、セラミック触媒消臭フィルターが臭いや煙を軽減したりと、フィッシュロースターに求められる基本的な性能は十分に備えています。

コスパを重視して製品を選びたい方におすすめです。

第4位 象印 フィッシュロースター EF-VG40

象印フィッシュロースターEFVG40

本体サイズ外寸(幅×奥行×高さ) 約48.5×29.5×19.5cm
本体サイズ庫内(幅×奥行×高さ)
焼き網サイズ(幅×奥行) 約35.0×21.0cm
質量 約4.7kg
消費電力 1300W

「こんがり反射板」で魚が美味しく焼ける

象印フィッシュロースターEFVG40サンマ焼

この製品には「こんがり反射板」というものが付いてきます。こんがり反射板は、ヒーターの下の水受皿に浮かべて使います。この反射板がヒーターの熱を反射するため熱効率が良くなり、水分の蒸発量を約60%に下げるため、魚がべしょっとしてしまうことなく、上手に焼きあがります。身はふんわりと、皮はパリッと焼きあがるので、一層美味しく魚が食べられます。

また上の写真のような「魚取器」が付いてくるのも嬉しいところです。先端部が焼き網の間隔に合わせてあるので、魚の下に滑り込ませるようにすると、魚の身をくずさずに簡単に魚が取り出せます。

煙・匂い対策としては、プラチナ触媒フィルターを搭載しています。煙とニオイ成分の除去率は90%以上です。少し価格は高めですが、その分、美味しい魚がニオイや煙を気にせずに焼ける製品となっています。

第3位 山善 ワイドグリル NFR-1100

山善ワイドグリルNFR1100

本体サイズ外寸(幅×奥行×高さ) 46.0×30.0×21.0cm
本体サイズ庫内(幅×奥行×高さ)
焼き網サイズ(幅×奥行) 31.5×20.5cm
質量 4.5kg
消費電力 1100W

安定して売れ続けている人気商品

山善ワイドグリルNFR1100おすすめポイント

この製品は、今回ご紹介しているものの中で、Amazonのカスタマーレビューが最も多く集まっているものです(2017年11月現在)。レビューの評価も平均で星4つ以上を獲得しています。Amazonでの取り扱い開始は2010年で最新の機種というわけではありませんが、長年売れ続けている人気商品です。

つまみを回すだけでフタが外れ簡単に分解掃除が可能、ベル付きの30分タイマー、安全装置のサーモスタットと、一般的なフィッシュロースターの機能は全て揃っています。

安心して購入することができるフィッシュロースターの定番商品の一つです。

第2位 パナソニック スモーク&ロースターけむらん亭 NF-RT1000

パナソニックスモーク&ロースターけむらん亭NFRT1000

本体サイズ外寸(幅×奥行×高さ) 45.0×35.5×18.5cm
本体サイズ庫内(幅×奥行×高さ) 32.8×22.3×5.2cm
焼き網サイズ(幅×奥行) 28.5×19.5cm(内寸)
質量 5.4kg(くんせい容器、くんせい網含まず)
消費電力 1300W

くんせいも作れる、最高ランクのロースター

パナソニックスモーク&ロースターけむらん亭NFRT1000スモークチーズ

「スモーク&ロースター」の名前の通り、簡単に燻製(くんせい)が作れるロースターです。燻製を作る場合は、くんせい容器にチップを入れ、くんせい網を載せ、その上に食材を載せて、アルミ箔を被せます。後は、調理時間を合わせて、スイッチを押すだけです。これだけで様々な食材の燻製が作れます。もちろん除煙対策もバッチリなので、部屋が煙たくなってしまうようなことはありません。

魚を焼くための機能も充実しています。新たに「切り身」の専用メニューが用意され、より美味しく焼けるようになっています。10位にランキングした製品と比べていただければ分かるのですが、従来は「切り身/干物」メニューだったものが独立して、切り身をより美味しく焼けるようになったものです。

また「オートクリーン」モードが搭載され、お手入れも簡単にできるようになっています。多機能、高性能のロースターですが、その分価格は高くなります。今回ご紹介している中でも最も高価な製品です。燻製を作る予定がなく魚や他の食材を焼くだけなら、他のもっと安価な製品で十分かもしれませんが、購入した人の満足度は極めて高い製品です。

第1位 アイリスオーヤマ マルチロースター EMT-1101

アイリスオーヤママルチロースターEMT1101

本体サイズ外寸(幅×奥行×高さ) 約49.6×30.6×19.2cm
本体サイズ庫内(幅×奥行×高さ)
焼き網サイズ(幅×奥行) 約34.8×21.5cm
質量 約4.2kg
消費電力 1100W

必要な機能を手頃な価格で

アイリスオーヤママルチロースターEMT1101分解して洗える

必要な機能に絞った使い勝手の良い製品を、手頃な価格で提供してくれるアイリスオーヤマの製品です。この製品も特に目立って高性能の製品ではありませんが、押さえるべきところはしっかり押さえたものになっています。

フタの裏には反射板があり、熱効率を上げ、魚をパリッと焼き上げます。フタと水受皿、反射板は簡単に取り外せて水洗いができるので、お手入れが簡単です(反射板については洗剤の使用不可)。タイマー付きで、庫内がよく見える大きな窓もあるので、使い勝手がよくなっています。

ちなみに、この製品は従来品(EMT-1100)とあまり大きな違いがない製品なのですが、焼き網の中心に軸が追加され、外枠が太くなり、安定感が増すように改良されています。この点からも分かるように、細かい点までよく考えられた製品です。

価格も手頃で、フィッシュロースターとして十分な機能を備えた製品なので、どなたにもおすすめできる製品です。

まとめ

フィッシュロースターの選び方とおすすめ製品をご紹介しました。自分に合いそうな製品は見つかりましたでしょうか。

フィッシュロースターがあれば、魚を手軽に焼いて食べることができます。肉よりも魚を中心にした食生活の方が健康にも良いとされていますから、これを機会にフィッシュロースターを手に入れて、美味しく魚を食べる、健康的な生活にシフトしてみてはいかがでしょうか。