プリンター

今回はプリンターの選び方とおすすめ製品をご紹介します。プリンターというのは、文書や写真を印刷するための機器のことですが、最近では単に印刷の機能だけの単機能プリンターよりも、スキャナーやコピーの機能も併せ持った「複合機」の方がむしろ一般的です。この記事では複合機を中心にご紹介しますが、「単機能プリンター」も合わせてご紹介します。

家庭用のプリンターの分野では、キャノンとエプソンが二強の地位を占めています。この記事では、おすすめのプリンターをランキング形式でご紹介していますが、ランクインしているのは、この2つのメーカーの製品が中心です。

複合機も単機能プリンターも非常に多くの機種が販売されていて、どれを買えば失敗しないのか迷うことも多いと思います。この記事を参考に、自分に合った製品を見つけて、後で後悔しないようにしてください。

【後悔しないプリンター選び!】プリンターの選び方ポイント解説

プリンター写真印刷

ここからはプリンターの選び方についてご説明します。沢山の製品の中から、どんな点に注意して自分に適した製品を選べばいいのか、是非参考にしてください。

【どれを選べば後悔しない?】プリンターの種類と適した用途

プリンターの分類の仕方にはいくつかありますが、冒頭にも書いたようにプリンター機能だけの「単機能プリンター」と他の機能もあわせ持った「複合機」に分ける方法があります。この2つは言うまでもなく、印刷するだけなら単機能プリンター、スキャナーやコピーの機能も欲しいなら複合機ということになります。

もっとも単機能プリンターには、より高画質の印刷ができる、プリンター機能に特化した製品ならではのモデルもあり、一般的な複合機にはない特別な機能を持ったものもあります。こういった機能が欲しい場合には、単機能プリンターを選択する必要があります。

複合機は、スキャナー・カラーコピー機能が付いたものが一般的です。ファックスの機能が付いたものもありますが、家庭用のプリンターとしては少数派です。ビジネス向けの製品の場合はファックス機能が付いたものも多くなり、一部には電話機を備えたものもあります。ファックスや電話の機能があるものは、小さな事務所や店舗、SOHOで使用する際には特に便利です。

次に、印刷方式による区別として、インクジェットプリンターとレーザープリンターがあります。それぞれに単機能プリンターと複合機があります。

インクジェットプリンターは、本体価格が安くサイズも小さいので、家庭用のプリンターとしては最も一般的ものです。写真印刷に強いので、年賀状印刷などにも向いていて、この点からも家庭用に適したプリンターといえます。

これに対して、レーザープリンターは、文字印刷に強いのが特徴です。また印刷速度が早く、大量印刷に適しているので、ビジネス用途に向いています。価格も高く、大きく重い製品が多いので、この点でも家庭用にはあまり向いていません。ただ最近では家庭用を意識したコンパクトなレーザープリンターあり、このタイプの製品は価格も抑え目で、家庭で導入するのもあまり困難ではありません。

またレーザープリンターは、本体価格は高いものの、ランニングコストは安く済む傾向にあります。これらの特徴から、一般的な家庭用としてはインクジェットプリンター文書中心で大量に印刷する場合にはレーザープリンターを選択するのが基本です。

もっともインクジェットプリンターの中でも「ビジネスインクジェット」と呼ばれる機種では、レーザープリンター並みにランニングコストが安く抑えられています。レーザーを選択する前には、ビジネスインクジェットについても検討対象に入れるべきでしょう。

ちなみに、プリンターの種類としては、インクをピンで打ち付けるようにして印刷するため複写式の用紙にも対応できる「ドットインパクトプリンター」とい製品もありますが、家庭用として用いられることはほとんどない製品ですから、この記事では扱う対象にはしないことにします。

【多ければ多いほどいい?】解像度とインクの色数

プリンターの基本性能を示すものとして、解像度というものがあります。解像度はdpiという単位で示されます。dpiは、デジタルで画像処理をする場合には一般的に用いられるもので、スキャナーやディスプレイの性能を表す場合などにも用いられます。

dpiというのは、dots per inch(ドット・パー・インチ)の略で、「1インチの長さにいくつの点を表現することができるか」という単位です。基本的には、この数字が多いほどより細かい表現が可能ということになります。もっとも、細かければ細かいほど良いのかというとそうともいえません。

画像データの場合、人間の目で識別できるのは350dpiくらいまでだと言われています。これ以上細かく表現したとしても、人間には区別ができないということになるわけです。一方でdpiの数字が増えるほど扱うデータ量は確実に増えるので、無駄に重いデータになって扱いにくいということになってしまいます。

ただしプリンターの解像度の場合は、少し事情が違います。プリンターでカラーを印刷する際には、インクの微細な粒を噴射して行います(インクジェットプリンターの場合)。この粒には、もともとプリンターに搭載されたインクの種類の分だけしか色数がありません。

プリンターで中間色を印刷する場合は、色を並べて表現しています。正確な表現ではないかもしれませんが、簡単に言うと「赤青赤青」と極めて小さな点を並べていくと、人間の目には紫に感じられるということです。

このような仕組みで色を表現しているため、プリンターの場合には1つのdotで多くの色を表現できる画像データの場合よりも、より多くの解像度が必要になるのです。このためプリンターの解像度については、350dpiを超えると意味がなくなるといったことはありません。

もっともプリンターの解像度も高くなれば高くなるほど良いというわけではありません。印刷する元の画像データの解像度が低ければ印刷解像度だけ上げても鮮明な画像になるわけではありませんし、解像度が高くなればなるほど処理が重くなり印刷スピードが遅くなります。解像度は高すぎてもあまり良いことはありません。

後でご紹介している「おすすめ製品」のところを見ていただいても分かるのですが、高画質をウリにしているプリンターであっても、必ずしも高解像度ではないことがあります。このことは、解像度と印刷画質が直結しないことを示しているといえるとでしょう。各メーカーのサイトやカタログの製品紹介を見ても、高解像度であることを強くアピールしている製品は皆無です。

では、高画質を追求した製品を選びたい場合、何を基準にすればいいのでしょうか。それは、インクの色数です。解像度が画質に直結しないのに対して、インクの色数は画質を大きく左右します

先程も書いたように、プリンターでの印刷は、印刷したい色そのものを印刷しているわけではありません。色の基本になるのは、色の三原色と呼ばれるシアン、マゼンダ、イエローの3色です。これにブラックを加えた4色を使用するプリンターが多くなっています。原理的には三原色を混ぜ合わせれば黒になるのですが、色味を再現しきれないため、別にブラックを用意しているのです。この4色と、印刷する紙の地の色である「白」の計5色で全ての色を表現しています。

しかし、理屈の上では全ての色が表現できるといっても、インクの色を並べることによる表現には限界があります。色を並べることで表現しにくい色については、初めから調色しておいたインクを使った方が鮮やかな色彩が得られます。

具体的にどんなインク色があるかはメーカー・製品によって異なりますが、淡い色(キャノンのフォトブルー、エプソンのライトマゼンダ・ライトシアンなど)や、グレーといったインクがあります。

写真のプロ用として開発された機種では、インク色は12色にもなる製品もありますから、高画質を追求する上でインクの色数というのがとても重要であることがお分かりいただけると思います。画質にこだわりたい人は、プリンターのインクの色数に注目して製品選びをしてみてください。

【インクの種類にも注目!】染料インクと顔料インクの違いについて

これはインクジェットプリンターの機種選びの際にポイントになります。インクジェットプリンターのインクには染料インクと顔料インクの2種類があります。

染料インクは、水に溶け紙に染み込むタイプの色素を使ったインクです。発色が良く、グラデーションをなめらかに表現できます。光沢紙との相性もいいので、写真印刷に向いています。だたインクがにじむことがあるので、文字印刷には不向きな面があります。

顔料インクは、色素が紙に染み込まずに表面に留まるタイプのインクです。にじみにくいので、文字印刷に使用すると、クッキリと見やすく仕上がります。普通紙の印刷にも向いています。ただインクの粒状感が出やすく、写真印刷の仕上がりに影響することがあります。光沢紙を使っても染料インクよりも光沢が出にくいので、この点からも写真印刷の際には染料インクに劣る面があります。

これらの特徴から、基本的には写真印刷がメインの人は染料インク文書印刷がメインの人は顔料インクを使用するプリンターを選ぶと良いということになります。もっとも写真印刷には適さないとされる顔料インクは、色の階調(色の濃淡のこと)の表現に優れているという特徴もあり、写真のプロ用のプリンターにはあえて顔料インクを採用するモデルもあります。

また写真は染料インクで、文字は顔料インクで印刷するという両方のインクのいいとこ取りをしたハイブリッドタイプのプリンターもあるので、写真も文字もキレイに印刷したいという人は、こういった製品を選ぶのもおすすめです。

【ランニングコストを左右するポイント!】インクカートリッジの形状もチェック

これもインクジェットプリンターを選ぶ際のポイントです。インクジェットプリンターのインクの補充は、多くの製品がインクカートリッジを交換することで行います。このインクカートリッジにはいくつかの形状の違いがあり、プリンターのランニングコストの多くはインク代で占められているので、どのタイプのインクカートリッジを使う製品を選ぶかによってランニングコストが変わってきます。

まず着目すべきは、各インクが独立したカートリッジか一体になったものかの違いです。各色が独立したプリンターでは、無くなったインクだけを交換できるので、コストを抑えることができます。基本的には、独立型のインクカートリッジを採用するプリンターがおすすめです。

一方で、一体型のインクカートリッジには省スペースで済むという利点があり、モバイルプリンターのようなコンパクトな製品に採用されています。コストの面では劣りますが、その他の要素から一体型インクのプリンターを選択すべき場合はあり得ます。

次に着目するのは、大容量タイプのカートリッジに対応しているか否かです。プリンターの中には標準サイズのカートリッジの他に大容量タイプのものも使える製品があります。大容量タイプのカートリッジが使えると、プリント1枚当たりのコストがかなり抑えられますから、大量に印刷する人におすすめです。

またカートリッジではなく、本体にインクタンクを搭載していて、インクボトルからインクだけを補充するタイプの製品もあります。このタイプはさらにインクコストを抑えることができます。

なお、リサイクルインクや互換インクといったプリンターのメーカーが製造している純正インク以外のインクを使うと、インクコストはかなり下がります。ただし、純正インク以外を使用した場合には、プリンターが故障した際の対応が保障期間内であっても有償になることがありますから、これらのインクは自己責任での使用ということになります。この点にはご注意ください。

【製品特徴を見極めて選びたい】単機能プリンターについて

最後に単機能プリンターについて簡単に述べておきます。

単機能プリンターは、複合機以上に個性的な製品が多くなっています。単機能というと、複合機から機能を省いた製品と思われる方が多いかもしれません。実際にも、そういったタイプの製品もあり、このタイプは低価格で購入できるのが魅力です。

しかし、一方で単機能プリンターには、複合機にはない機能を追及した製品もあります。例えば、写真のプロを対象にした画質を極限まで追求した製品や、A2・A3といった大型の用紙に対応した製品、コンパクトさを追求したモバイルプリンターといったものです。

単機能プリンターを選ぶ際には、複合機の場合以上に、その製品の特徴をしっかり把握して、自分が求めるものに合った製品を選ぶようにしてください。

プリンター【複合機】のおすすめ人気製品ランキング

ここからはプリンターのおすすめ製品をご紹介します。自分に合った製品がないか探してみてください。

第17位 キャノン PIXUS XK70

キャノンPIXUS XK70

印刷方式 インクジェット
印刷解像度 4800×1200dpi
印刷スピード L判光沢紙:約14秒
インク プレミアム6色ハイブリッド(染料インク:シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック、フォトブルー 顔料インク:ブラック)
スキャナ読み取り解像度 光学最大2400×4800dpi ソフトウェア補間最大19200×19200dpi
サイズ(幅×奥行×高さ) 約372×324×140mm(用紙サポート・排紙トレイ格納時)
質量 約6.7kg(プリントヘッド・インクタンク取り付け時)

デザイン性にこだわったキャノンの新製品

キャッチコピーは「画質とコストが進化したプレミアムデザインモデル。」です。その通り、デザインに特にこだわったモデルとなっています。機能面では同じXKシリーズのXK50と同等のようですが、シャープなデザインと、かなり大きな5.0型タッチパネルが特徴となっています。

確かにデザイン的には魅力的な製品なのですが、かなり高価な製品なので、デザインにこだわらない人には、この後でご紹介するXK50の方をおすすめします。

第16位 キャノン Satera MF632Cdw

キャノンSateraMF632Cdw

印刷方式 レーザー
印刷解像度 600×600dpi
印刷スピード 18枚/分
インク トナーカートリッジ4色(シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック)
スキャナ読み取り解像度 600×600dpi
サイズ(幅×奥行×高さ) 451×460×400mm
質量 約22.0kg(トナーカートリッジ含む)

スモールオフィス向け、カラーレザー複合機

キャノンSateraMF632Cdw正面

カラーレーザー複合機はどうしても高価になりますが、この製品は「A4カラー複合機のエントリーモデル」ということで、比較的安価です。

レーザーカラー複合機としてはコンパクト設計で、個人でも購入することができるレベルの大きさではないかと思います。

基本的にはスモールオフィス向けですが、モノクロもカラーも毎分18枚印刷可能な性能がありますし、モノクロの場合は約3.3円と印刷コストも安いので、頻繁に多くの印刷を行う人におすすめです。

第15位 キャノン PIXUS XK50

キャノンPIXUS XK50

印刷方式 インクジェット
印刷解像度 4800×1200dpi
印刷スピード L判:約14秒
インク プレミアム6色ハイブリッド(染料インク:シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック、フォトブルー(独立型) 顔料インク:ブラック)
スキャナ読み取り解像度 光学最大2400×4800dpi ソフトウェア補間最大19200×19200dpi
サイズ(幅×奥行×高さ) 約372×324×139mm(用紙サポート・排紙トレイ格納時)
質量 約6.5kg

キャノン製プリンターのハイスペックモデル

キャノンPIXUS XK50使用中正面

キャノンの新しいラインナップXKシリーズの低価格モデルです。機能面ではXK70と同等のようなので、デザイン面にこだわりがないのであれば、こちらを購入した方がお得です。

XKシリーズの機能面の特徴としては、「フォトブルー」という新しいインクが採用されていることがあります。明度の高い青から白の領域のプリントが、従来よりも粒状感のない繊細な仕上がりになります。また大容量インクタンクに対応しているので、印刷コストも抑えられます。

シャープな印象のコンパクトなデザインで、インテリアとしてもおしゃれな製品です。特にコンパクトさが際立っているのですが、そのため用紙を収納するとカセット部分が本体からはみ出す形になるのは、評価が分かれるところです。

第14位 エプソン エコタンク搭載モデル EW-M770T

エプソンエコタンク搭載モデルEWM770T

印刷方式 インクジェット
印刷解像度 5760×1440dpi
印刷スピード カラー:約10ipm モノクロ:約13ipm
インク 5色(染料インク:シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック(エコタンク方式) 顔料インク:ブラック(エコタンク方式))
スキャナ読み取り解像度 1200×2400dpi
サイズ(幅×奥行×高さ) 425×359×161mm(収納時) 425×598×196mm(印刷時)
質量 約8.0kg

エコタンク方式の採用で印刷コストを大幅削減

エプソンエコタンク搭載モデルEWM770Tエコタンク

エコタンク方式採用のプリンター。プリンターを使っているときに一番コストがかかるのは、インクです。この製品は、インクカートリッジを交換するのではなく、上の写真のようにボトルからインクを補充するエコタンク方式を採用することで、インクにかかるコストを大幅に削減しています。

メーカーの試算によれば、「5年間で約32万円もお得」とのことです。ただし、この試算はA4文書を月に500ページ印刷した場合のものです。本体の価格がかなり高価ですから、かなり大量に印刷する人でなければむしろコスト高になる可能性もありますから、この点は要注意です。

またインクタンクは大容量なので、インク交換の手間も省け、一般的な使い方なら1年間は持つとされています。印刷する枚数がかなり多い人、プリンターを長く使い続けたい人におすすめの製品です。

ちなみに、上の印刷スピードの欄にある「ipm」というのは、images per minute の略で、1分間に何面の印刷をできるかという単位です。かつては「ppm」というpage(ページ)で表す単位も使用されていましたが、ページというと片面なのか両面なのかといった紛らわしさがあるため、現在では印刷面を単位にしたipmが使われるのが一般的です。要するにipmは、「片面印刷をした場合に1分間に何枚印刷できるか」という意味になります。

第13位 エプソン カラリオ EP-810AW

エプソンカラリオEP810AW

印刷方式 インクジェット
印刷解像度 5760×1440dpi
印刷スピード A4:約1分1秒 L判:約13秒
インク 6色(染料インク:シアン、マゼンダ、イエロー、ライトマゼンダ、ライトシアン、ブラック)
スキャナ読み取り解像度 1200×2400dpi
サイズ(幅×奥行×高さ) 390×339×141mm(収納時) 390×598×196mm(使用時)
質量 約6.9kg

カラリオのスタンダードモデルの中間機種

エプソンカラリオEP810AW使用時

2017年に発売されたカラリオの新製品の一つ。このランキングでは2位と11位にランキングしている製品の中間機種に当たる製品です。

上位機種よりも低価格で、下位機種よりも操作性に優れているので、値ごろ感がある製品ともいえますが、やや中途半端な印象があるのも否めません。

もう少し費用をかけられるのであれば、評判の良いEP-880Aの方をおすすめしたいところです。もっともEP-880Aのような多機能の製品を特に必要としない人は、価格面を優先してこちらのモデルを選ぶのも賢い選択です。

第12位 キャノン ビジネスインクジェットプリンター MAXIFY MB2130

キャノンMAXIFY MB2140

印刷方式 インクジェット
最大用紙サイズ A4
印刷解像度 600×1200dpi
印刷スピード A4片面:モノクロ約19.0ipm カラー約13.0ipm
インク 4色(顔料インク:シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック(独立型))
スキャナ読み取り解像度 光学最大1200×1200dpi ソフトウェア補間最大19200×19200dpi
サイズ(幅×奥行×高さ) 約463×389×260mm(収納時) 約463×459×260mm(印刷用紙収納時) 約463×607×298mm(排紙・ADFトレイ展開時)
質量 約10.6kg(プリントヘッド・インクタンク含む)

低コストが魅力のビジネスインクジェット

キャノンMAXIFY MB2140斜め

レーザープリンター並みにランニングコストを抑えた「ビジネスインクジェット」と呼ばれるタイプの製品です。大容量のインクカートリッジを使用した場合、インクコストはモノクロ印刷の場合で約3.1円、カラー印刷で約8.9円まで抑えられます。

ビジネス用途がメインなので、インクは顔料インクを採用しています。書類印刷には強いプリンターですが、写真印刷にはあまり向いていません。

その名前の通りビジネスインクジェットは基本的にビジネス用ですが、この製品の場合、本体サイズもあまり大きくなく、価格も安めなので、個人で導入することも十分可能です。文書を印刷する枚数が多い人におすすめのプリンターです。

第11位 エプソン カラリオ EP-710A

エプソンカラリオEP710A

印刷方式 インクジェット
印刷解像度 5760×1440dpi
印刷スピード A4:約1分7秒 L判:約17秒
インク 6色(染料インク:シアン、マゼンダ、イエロー、ライトマゼンダ、ライトシアン、ブラック(独立型))
スキャナ読み取り解像度 1200×2400dpi
サイズ(幅×奥行×高さ) 390×338×163mm(収納時) 390×504×163mm(使用時)
質量 約5.9kg

カラリオ新製品の低価格モデル

エプソンカラリオEP710Aスキャナ部オープン

カラリオ複合機の低価格モデル。6色インク対応で高画質の写真印刷ができるプリンターが、初期費用を抑えて導入できます。

難点としては、低価格モデルなだけに本体に搭載された液晶画面が1.44型という小さめなもので、本体での操作がやりにくいという点があります。また印刷スピードも上位機種に比べれば遅くなりますが、価格の面を考えれば許容範囲でしょう。

エプソンは写真印刷の美しさに定評があるメーカーですから、エプソンのプリンターの写真印刷の仕上がりを気に入っていて、安価なプリンターが欲しいという人におすすめの製品です。

第10位 ブラザー レーザープリンター複合機 JUSTIO DCP-L2520D

ブラザーJUSTIO DCP-L2520D

印刷方式 レザー
印刷解像度 600×600dpi
印刷スピード 最高30枚/分
インク トナーカートリッジ(ブラック)
スキャナ読み取り解像度 600×2400dpi
サイズ(幅×奥行×高さ) 409×398.5×267mm
質量 10.1kg(消耗品を含む)

安価なレザーモノクロ複合機

ブラザーJUSTIO DCP-L2520D右向き

「レーザープリンターが欲しいけど、値段が高い」という人におすすめの製品。モノクロでの印刷しかできませんが、レーザープリンターを購入する人の目的の多くは文書を大量印刷することだと思いますので、あまり大きなデメリットにはならないでしょう。カラー印刷ができませんから、もちろん写真印刷を主な目的としてプリンターを購入する人には全くおすすめすることはできません。

レーザープリンターとしてはかなり安価な製品ですが、印刷スピードは最高毎分30枚とインクジェットとは比べものにならない早さです。ちなみに印刷はモノクロですが、スキャンはカラーで行えます。

家庭用にはあまり向いてないかもしれませんが、多くのモノクロ文書を印刷する人には是非おすすめしたいプリンターです。

第9位 ブラザー PRIVIO MFC-J737DN

ブラザーPRIVIO MFC-J737DN

印刷方式 インクジェット
印刷解像度 6000×1200dpi
印刷スピード L判:約34秒 A4普通紙:カラー約6ipm、モノクロ約12ipm
インク できる4色インク(染料インク:シアン、マゼンダ、イエロー 顔料インク:ブラック)
スキャナ読み取り解像度 光学最大1200×2400dpi ソフトウェア補間最大19200×19200dpi
サイズ(幅×奥行×高さ) 400×341×151mm(突起部除く)
質量 約7.2kg

ファックスや電話も付いた複合機

ブラザーPRIVIO MFC-J737DN正面

家庭用の複合機では、FAX機能がある製品はあまり多くありません。ところが、この製品の場合FAXに加えて電話機能までついてきます。電話機能は家庭用としてはあまりニーズは高くないかもしれませんが、小規模な事務所や個人商店、SOHOでは便利に使える製品です。

プリンターやスキャナーとして機能は当然として、電話機能としても迷惑電話の「おことわり機能」「迷惑電話番号指定」「おやすみモード」といった充実した機能を搭載しています。

この製品は子機が1台のタイプですが、MFC-J737DWNは子機が2台付いていますから、電話機能を重視される方にはこちらもおすすめです。

ちなみに、この製品のような電話機付きのモデルは、ブラザーが充実しています。このタイプの製品が欲しい方はブラザーの製品を探してみてください。

第8位 キャノン PIXUS TS8130

キャノンPIXUS TS8130

印刷方式 インクジェット
印刷解像度 4800×1200dpi
印刷スピード L判:約18秒
インク 6色ハイブリッド(染料インク:シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック、グレー 顔料インク:ブラック)
スキャナ読み取り解像度 2400×4800dpi
サイズ(幅×奥行×高さ) 約372×324×139mm(カセット収納時 トレイ類・突起部を含まず)
質量 約6.5kg(プリントヘッド・インクタンク含む)

ピクサスTSシリーズの最上位機種

キャノンPIXUS TS8130使用時正面

キャノンのピクサスには、2017年からXKシリーズがラインナップに加わりました。高機能の製品ですが、家庭用プリンターとしてはかなり高価な製品なのが難点です。「高性能のプリンターが欲しいけどXKシリーズは高すぎる」という方におすすめなのが、TSシリーズの最新モデルであり最上位機種であるTS8130です。

ハイスペックモデル」と称されているのにふさわしく、使用するインクは、写真も文字もキレイに表現できる、グレーインクを加えた6色ハイブリッド。高密度プリントヘッド技術「FINE」が搭載され、写真の補正には「自動補正Ⅱ」を採用と、美しいプリントを実現する多くの技術がコンパクトなボディに詰め込まれています。

またパソコンがなくても手書き文字がプリントできる「手書きナビ」、フォトカレンダーが手軽に作れる「カレンダー印刷」などプリントコンテンツも充実しています。大型の「4.3型タッチパネル」が搭載されていて、パソコンなしでも操作がしやすいプリンターです。

第7位 ブラザー PRIVIO DCP-J973N-B

ブラザーPRIVIO DCPJ973NB

印刷方式 インクジェット
印刷解像度 6000×1200dpi
印刷スピード カラー:10ipm モノクロ:12ipm
インク できる4色インク(染料インク:シアン、マゼンダ、イエロー 顔料インク:ブラック)
スキャナ読み取り解像度 光学最大1200×2400dpi ソフトウェア補間最大19200×19200dpi
サイズ(幅×奥行×高さ) 400×341×172mm(突起部除く)
質量 約8.6kg(インクカートリッジ含む)

ADFが搭載され、沢山の原稿を読み取る際に便利

ブラザーPRIVIO DCPJ973NB原稿自動読み取り

ブラザーのプリビオの一機種で、スキャナーとしても便利に使えるプリンターです。上の写真のようなADFと呼ばれる装置が搭載されていて、セットした原稿を自動で読み取らせることができます。いちいち原稿を読み取り台にセットする手間がなく、大幅に作業効率が上がります。裏写りを除去する機能や、自動で本の傾きを補正して中心部にできる影を消すブックコピー機能も搭載されています。

またプリンターとしても高性能で、色を淡く印刷することでインクの消費を抑える「インク節約モード」、カラーインクが切れてもモノクロで印刷をすることができる「クロだけ印刷」といった機能を搭載。インク節約モードでは輪郭は強調して印刷されるので、色が淡くなっても見にくくなることはありません。

多彩な機能を備えている割に価格はあまり高くないので、かなりお買い得なプリンターです。

第6位 ブラザー PRIVIO DCP-J567N

ブラザーPRIVIO DCPJ567N

印刷方式 インクジェット
印刷解像度 6000×1200dpi
印刷スピード L判:約34秒 A4カラー:約6ipm モノクロ:約12ipm
インク できる4色インク(染料インク:シアン、マゼンダ、イエロー(独立型) 顔料インク:ブラック)
スキャナ読み取り解像度 光学最大1200×2400dpi ソフトウェア補間最大19200×19200dpi
サイズ(幅×奥行×高さ) 400×341×151mm(突起部を除く)
質量 約7.1kg

高コスパが魅力のブラザー製

ブラザーPRIVIO DCPJ567N両面印刷

家庭用のプリンターでは、キャノンとエプソンが二大メーカーと言っていい状態ですが、第3のメーカーを挙げるとすれば、ブラザーということになります。ブラザーの製品は、キャノンやエプソンのものよりも安価に購入できるのが魅力です。

この製品は、実売価格が1万円を切るモデルでありながら、Wi-Fi対応で、自動両面プリントも可能。インクは写真に強い染料インクと文字に強い顔料インクのハイブリッドタイプです。

安価であることを強調すると品質の面が不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、Amazonのレビューでは約50%が星5つの評価をしていますから、ユーザーの評価も高いことが分かります。1万円前後の価格帯でプリンターを探している人におすすめの製品です。

第5位 エプソン カラリオ EP-979A3

エプソンカラリオEP979A3

印刷方式 インクジェット
印刷解像度 5760×1440dpi
印刷スピード A3:約1分55秒
インク 6色(染料インク:シアン、マゼンダ、イエロー、ライトマゼンダ、ライトシアン、ブラック(独立型))
スキャナ読み取り解像度 4800×4800dpi
サイズ(幅×奥行×高さ) 479×356×148mm(収納時) 479×668×295mm(使用時)
質量 約8.8kg

コンパクトサイズながらA3サイズの印刷が可能

エプソンカラリオEP979A3室内

A3用紙まで印刷可能なプリンター。ただしA3サイズに対応しているのは、背面手差しからの給紙のみです。メーカーのキャッチコピーにも「ふだんはA4、ときどきA3」とあるように、本格的なA3プリンターではないので、常時A3を印刷する人よりも、「たまにA3を印刷したいときがある」といった程度の使用頻度の人に向いています。

A3に対応しているのは印刷だけでなく、A3を2つ折にした原稿をスキャンして合成することでA3サイズをスキャンする機能も備えています。原稿の継ぎ目が分かりにくくなる合成処理ができるソフトが同梱されているので、パソコンが使える人の場合は、継ぎ目のないキレイなA3原稿の読み取りが可能になります。

A3サイズが印刷できるプリンターとしてはコンパクトなサイズなので、A3原稿が印刷したい機会がたまにあるといった人には、持って来いの製品です。

第4位 エプソン カラリオ PX-049A

エプソンカラリオPX049A

印刷方式 インクジェット
印刷解像度 5760×1440dpi
印刷スピード A4:約2分49秒
インク 4色(顔料インク:シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック)
スキャナ読み取り解像度 1200×2400dpi
サイズ(幅×奥行×高さ) 390×300×145mm(収納時)
質量 約3.9kg

普通紙への印刷に強い4色顔料インク

エプソンカラリオPX049A使用時

4色顔料インク採用のプリンター。家庭用のプリンターでは、光沢紙との適合性が高く写真プリントに向いた染料インクが多く使われていますが、この製品はカラーも含めて全てが顔料インクとなっています。

顔料インクなので、文字や図・罫線などがくっきりと見やすく印刷されます。耐水性が高くマーカーなどを使う際にもにじみが少ないので、資料作成などには特に向いているプリンターです。小規模な事務所・店舗などでは、ご近所に配るチラシ・DMなどの作成にも適しています。

コンパクトなサイズや低価格な点も嬉しいプリンターです。

第3位 キャノン PIXUS TS6130

キャノンPIXUS TS6130

印刷方式 インクジェット
印刷解像度 4800×1200dpi
印刷スピード L判:約31秒
インク 5色ハイブリッド(染料インク:シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック(独立型) 顔料インク:ブラック)
スキャナ読み取り解像度 光学最大1200×2400dpi ソフトウェア補間最大19200×19200dpi
サイズ(幅×奥行×高さ) 約372×315×139mm(用紙サポート及び排紙トレイ格納時)
質量 約6.2kg(プリントヘッド・インクタンク取り付け時)

キャノンの新しいスタンダードモデル

キャノンPIXUS TS6130使用時

キャノンの新製品、スタンダードモデルと位置づけられています。キャノンのプリンターの特徴として、文字印刷に適した顔料インクのブラックを染料インクのカラーインクとは別に用意する「ハイブリッドインク」がありますが、この製品では染料インクに「写真ブラック」を加えることで、写真印刷時の色再現度を高くしています。

インクタンクは独立型で、なくなった色だけの交換で済みお得です。ただ従来機(TS6030)では対応していた大容量インクタンクに対応しなくなってしまったのは残念です。この点が気になる人は、値段も若干安くなりますし、あえて型落ちの旧モデルを買うという手もあります。

第2位 エプソン カラリオ EP-880AW

エプソンカラリオEP880AW

印刷方式 インクジェット
印刷解像度 5760×1440dpi
印刷スピード A4:約50秒 L判:約13秒
インク 6色(染料インク:シアン、マゼンダ、イエロー、ライトマゼンダ、ライトシアン、ブラック(独立型))
スキャナ読み取り解像度 1200×4800dpi
サイズ(幅×奥行×高さ) 349×340×142mm(収納時) 349×527×183mm(使用時)
質量 約6.8kg

プリントもコピーもキレイに鮮やか

エプソンカラリオEP880AW写真印刷

エプソンのカラー複合機「カラリオ」の新製品。カラリオにはより高画質で写真印刷ができる「V-edition」というシリーズがあるのですが、この製品はそれを除いたスタンダードモデルのラインナップの中では最上位機種になります。

ライトシアンとライトマゼンダを加えた6色インクによる高画質のプリントが可能で、本体はコンパクト、家庭用のプリンターとして使いやすい製品です。またスキャナーとしても高性能で、紙地の色を消去して見やすくコピーする背景除去機能や、細い線や文字をくっきりとコピーする機能などの便利な機能を数多く搭載しています。

本体のデザインはすっきりとした印象でインテリアとも調和性も高く、4色のカラーバリエーション(ホワイト、ブラック、レッド、ニュートラルベージュ)があり、好みのカラーが選べます。売れ筋ランキングでは、カラーバリエーションのそれぞれがランクインしている人気商品です。

第1位 キャノン PIXUS MG3630

キャノンPIXUS MG3630

印刷方式 インクジェット
印刷解像度 4800×1200dpi
印刷スピード L判:約37秒
インク 4色ハイブリッド(染料インク:シアン、マゼンダ、イエロー(一体型) 顔料インク:ブラック)
スキャナ読み取り解像度 光学最大1200×2400dpi ソフトウェア補間最大19200×19200dpi
サイズ(幅×奥行×高さ) 449×304×152mm(フロントカバー格納時)
質量 約5.4kg

機能と価格のバランスが取れた売れ筋製品

キャノンPIXUS MG3630写真印刷

この記事を書いている時点でAmazon売上ランキング1位に輝いている人気商品です(2018年1月現在)。最新の機種ではありませんが、その分価格が安定していて、お買い得です。「ベーシックな機能をコンパクトに。」というキャッチコピーが付けられている通り、コンパクトなボディに家庭用プリンターに必要な機能が詰め込まれています

インクはキャノンが得意とするハイブリッドタイプ。写真も文字もキレイに印刷することができます。標準サイズの他、大容量タイプのインクタンクにも対応しているので、印刷頻度が高い方は大容量タイプを使用することで印刷コストを下げることが可能です。

ルーターなしでもスマホやタブレットでWi-Fiに接続できるダイレクト接続の機能も搭載しているので、パソコンユーザーでなくても便利に使えます。スマホやパソコンからのプリント指示で電源が自動的にONになる「自動電源ON」の機能もあり、両面プリントも自動なので、いちいちプリンタのところまで行って操作をする手間がありません。

充実した機能に対して、価格はかなり抑えられているので、コスパが良い製品だといえます。製品選びに迷ったら、これを選んでおけば間違いありません。おすすめです。

【単機能】プリンターのおすすめ人気製品ランキング

ここからは、印刷機能のみの単機能プリンターのおすすめ製品をご紹介していきます。個性的な製品が沢山あるので、自分に合った製品を是非見つけてください。

第8位 キャノン SELPHY CP1300

キャノンSELPHY CP1300

印刷方式 インクフィルム(昇華型熱転写方式)
印刷解像度 300×300dpi
印刷スピード Lサイズ:約39秒
インク 専用カセット(イエロー、マゼンダ、シアン、オーバーコート)
サイズ(幅×奥行×高さ) 180.6×135.9×63.3mm
質量 約0.86kg

持ち運びができる小型のフォトプリンター

キャノンSELPHY CP1300写真印刷

持ち運べるフォトプリンター。スマホなどで撮影した写真を簡単に印刷することができます。パーティ会場で盛り上がっている様子を撮影してその場でプリントしたり、実家に帰省した際に孫の写真をおじんちゃん、おばあちゃんにプレゼントしたりと、アイデア次第で様々な使い方ができるプリンターです。

インクフィルムから熱でインクを気化させてフィルムにプリントする昇華型熱転写方式で印刷をするため、グラデーションなどのなめらかな表現が可能です。

SELPHYは、デジカメやスマホと一緒に使えばチェキのような小型のインスタントカメラと同じような使い方ができますが、チェキとは違って様々な用紙に対応できますし、写真のレイアウトも豊富に用意されています。写真をもっと楽しめるプリンターです。

第7位 キャノン カラーレーザービームプリンターSatera LBP612C

キャノンカラーレーザービームプリンターSateraLBP612C

印刷方式 レーザー
印刷解像度 600×600dpi
印刷スピード 18枚/分
インク トナーカートリッジ4色(シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック)
サイズ(幅×奥行×高さ) 430×418×274mm
質量 約15.5kg

大量印刷に適したカラーレーザープリンター

キャノンカラーレーザービームプリンターSateraLBP612C正面

本体価格が高いのが難点ですが、レーザープリンターは印刷スピードが早く、印刷コストが安いのが魅力です。この製品の場合、A4を1分間18枚印刷できる能力があり、印刷コストはA4片面印刷の場合でカラー18.0円、モノクロ3.3円です(大容量トナーカートリッジ使用時)。

レーザープリンターは大型の製品が多く、家庭で使用するには不向きな面があります。しかし、この製品の場合、コンパクト設計で、トナー交換や用紙補給が前面操作だけで行えるので、横や背面に余分にスペースを空けておく必要がありませんから、家庭で使用することもできます。

初期費用は高くなりますが、日常的に沢山の書類を印刷する方におすすめです。

第6位 キャノン PIXUS iP110

キャノンPIXUS iP110

印刷方式 レーザー
印刷解像度 9600×2400dpi
印刷スピード L判:約44秒
インク 5色ハイブリッド(染料インク:シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック(一体型) 顔料インク:ブラック)
サイズ(幅×奥行×高さ) 約322×185×62mm
質量 約2.0kg

コンパクトなプリンターとしても使えるモバイルプリンター

キャノンPIXUS iP110斜め

キャノンのモバイルプリンター。3位でご紹介しているエプソンの製品は、ビジネスユースを主な用途として割り切った製品ですが、この製品は写真に強い染料インクと文字に強い顔料インクを組み合わせたハイブリッドタイプのインクを使用していますから、家庭で写真印刷をするような場合にも便利です。

ただモバイルプリンターは通常のプリンターよりも高価ですから、設置スペースの問題がなければ普通のプリンターを購入した方がお得です。自営業の方などで、普段は家で使うけど、時々はプリンターを持ち運んで使いたいことがあるといった人に向いている製品です。

第5位 キャノン PIXUS PRO-10S

キャノンPIXUS PRO10S

印刷方式 インクジェット
印刷解像度 4800×2400dpi
印刷スピード L判:約1分5秒
インク 顔料インク10色(マットブラック、フォトブラック、シアン、マゼンダ、イエロー、フォトシアン、フォトマゼンダ、グレー、レッド、クロマオプティマイザー(独立型))
サイズ(幅×奥行×高さ) 約689×385×215mm(用紙サポート・排紙トレイ格納時)
質量 約20.0kg(プリントヘッド・インクタンク取り付け時)

本格的な写真のプロ向けプリンター

キャノンPIXUS PRO10S印刷物

キャノンが展開している「Canon PRO LINE PRINTER」のラインナップの一つ。写真のプロのために特に高画質で印刷することができるハイスペックの製品です。

この製品は顔料インクを使用するタイプで、黒だけで3色、光沢の均一性を高める役割を果たす透明インク(クロマオプティマイザー)も含めた10色のインクを使用します。同ラインナップのPRO-110Sは染料インクタイプで発色性・光沢性に優れた8色を使います。好みに合わせてインクの種類を選べるラインナップになっています。

写真のプロ、あるいはプロ並の高画質を求めるセミプロ級の方におすすめのプリンターです。

なお、今回はご紹介していませんが、更に高画質を追求した12色の顔料インクを使用するPRO-1000というモデルもあります。こちらは10万円を軽く超える高級機です。

第4位 キャノン PIXUS iP8730

キャノンPIXUS iP8730

印刷方式 インクジェット
印刷解像度 9600×2400dpi
印刷スピード L判:約30秒
インク 6色ハイブリッド(染料インク:シアン、マゼンダ、イエロー、グレー、ブラック 顔料インク:ブラック)
サイズ(幅×奥行×高さ) 約590×331×159mm(トレイ類含まず)
質量 約8.5kg

A3ノビまで印刷できるコンパクトなプリンター

キャノンPIXUS iP8730製品特徴

A3ノビといわれるA3よりもさらに一回り大きな用紙サイズにも対応したプリンターです。A3ノビ対応のプリンターとしてはコンパクトで、価格も比較的安めです。

A3ノビというのは、A3フルサイズでの印刷物が欲しいときに大きめの用紙に印刷して端を裁断して使うための用紙サイズです。一般的にはあまり必要がないかもしれませんが、デザインの分野などでは必須のものです。

A3ノビサイズを印刷できるプリンターが必要な人のためのエントリーモデルとして位置づけられている製品です。

第3位 エプソン ビジネスプリンター PX-105

エプソンビジネスプリンターPX105

印刷方式 インクジェット
印刷解像度 5760×1440dpi
印刷スピード カラー:約4.7ipm モノクロ:約9.0ipm
インク 4色(顔料インク:シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック(独立型))
サイズ(幅×奥行×高さ) 392×530×269mm(使用時) 392×264×148mm(収納時)
質量 約3.3kg

ビジネス用途を強く意識したプリンター

エプソンビジネスプリンターPX105用紙挿入

ビジネス向けの単機能プリンター。インクジェット方式のプリンターはインクコストが高くなりがちですが、この製品の場合、ビジネス向けにインク増量のブラックカートリッジが用意され、モノクロの印刷コストは1ページあたり約4.1円に抑えられています。

またコンパクトなボディでありがから、印刷耐久枚数は約5万ページという高い耐久性能を誇っています。有線/無線LANインターフェイスを搭載しているので、様々なオフィス環境にも適応できるのも魅力です。

ビジネス用途を意識したプリンターですが、ランニングコストが低いプリンターとして家庭で使用するのもおすすめです。

第2位 エプソン モバイルプリンター PX-S05B

エプソンモバイルプリンターPXS05B

印刷方式 インクジェット
印刷解像度 5760×1440dpi
印刷スピード カラー:約4.0ipm(ACアダプター使用時)、2.0ipm(バッテリー使用時) モノクロ:約7.0ipm(ACアダプター使用時)、3.5ipm(バッテリー使用時)
インク 4色(顔料インク:シアン、マゼンダ、イエロー(一体型)、ブラック)
サイズ(幅×奥行×高さ) 309×154×61mm(収納時) 309×232×217mm(使用時)
質量 約1.6kg(本体のみ、消耗品含む)

コンパクトで軽量のモバイルプリンター

エプソンモバイルプリンターPXS05B使用時

モバイルプリンターの一番の長所は言うまでもなく、持ち運びができるということです。そのために最も大事な性能は、コンパクトで軽いことではないかと思います。この点、この製品はモバイルプリンターの中でも特に小さく軽いものの一つです。またボディ表面にはキズがつきにくい加工が施されていて、持ち運んで利用することに配慮されています。

そして、モバイルプリンターは主にビジネス用途であることを考慮してインクには文書印刷に強い顔料インクが採用されています。顔料インクは水に強く、マーカーなどを使用してもにじみにくいので、打ち合わせ・会議の資料の印刷に適しています。

持ち運んで使うことを最大限意識した、モバイルプリンターのイチオシ製品です。

第1位 キャノン PIXUS iP2700

キャノンPIXUS iP2700

印刷方式 インクジェット
印刷解像度 4800×1200dpi
印刷スピード L判:約46秒
インク 4色ハイブリッド(染料インク:シアン、マゼンダ、イエロー(一体型) 顔料インク:ブラック)
サイズ(幅×奥行×高さ) 約445×250×130mm
質量 約3.4kg

コスパ抜群の低価格プリンター

キャノンPIXUS iP2700斜め

ここまでは単機能プリンターの中でも一般的な複合機にはないような個性を持った製品を中心にご紹介してきました。これに対して、この製品は低価格であることを主なウリとなっているプリンターです。

もっとも単に低価格というのでなく、コンパクトで軽量なので置き場所を選びませんし、使用するインクは顔料インクを併用するハイブリッドタイプなので、写真も文字もキレイに印刷することができます。

インクタンクとプリントヘッドが一体化したカートリッジ(FINEカートリッジ)を使用するのでインクコストはやや高めになりますが、インクを交換する度にヘッドも交換することになるため、インク詰まりに悩まされる危険性が減るというメリットもあります。

プリンターは日常的に使用しないとインク詰まりを起こす危険性が高まるので、たまにしか印刷をしない人、例えば年賀状印刷が主な用途で普段はあまりプリンターを使わないといった人には、特におすすめです。

今回ご紹介している製品の中でも最も低価格で、印刷だけできれば十分という人にとっては導入コストを低く抑えられるおすすめの製品です。

なお注意点として、この製品にはパソコンと接続する際に使用するUSBケーブルが付属しませんので、流用できるケーブルをお持ちでない方は一緒に購入するのを忘れないようにしてください。

まとめ

プリンターの選び方とおすすめ製品をご紹介しました。プリンターは似た仕様の製品も多く、どれを選べばいいのか迷うことも多いと思います。

画質を優先したい人、本体のコスパが良いものが欲しい人、ランニングコストを抑えたい人など、プリンターに求めるものは人によって異なりますが、それぞれの人に向いた製品があります。この記事を自分に合ったプリンターを選ぶための参考にしていただけたら幸いです。