格安スマホとキャリアスマホを徹底比較。違いは結局なに?どっちがおすすめ?

毎月の利用料金が安いと評判の格安スマホと、docomoやau、ソフトバンクといった大手キャリアスマホとの違いを、それぞれの特徴や、メリットやデメリットなどで紹介していきます。またそれぞれのスマホがどのような人に向いているかも紹介していきます。

格安スマホとキャリア(docomo、au、ソフトバンク)の違いは?

スマホの月額料金が格安スマホだと大手キャリアの半額以下ほどになると聞くと、すぐに格安スマホに乗り換えたくなってしまいますが、どうしてそんなに料金が違うのでしょうか。格安スマホが「安い」理由を、大手キャリアと格安スマホのメリットとデメリットから見ていきましょう。

キャリアスマホのメリット・デメリット

以下に、大手キャリアスマホのメリットを挙げます

  • 通信速度が速く、通話品質が高い
  • 店舗で初期設定や故障対応など、対面によるサポートが受けられる
  • かけ放題プランなどがあり、通話料は大手キャリアスマホの方が安いことが多い
  • 最新のハイエイド機種が割引購入できる
  • 端末が故障した時の補償がある
  • キャリアメールを使える(@docomo.ne.jp/@ezweb.ne.jp/@softbank.ne.jp)

大手キャリアスマホのメリット

格安スマホに比べると、サポート体制や補償サービス、通信速度や通話品質などどれも優れているキャリアスマホですが、やはりデメリットは、利用料金が高額だということです。特にデータ通信料は格安スマホに比べて高額です。

格安スマホのメリット・デメリット

続いて格安スマホのメリットです

  • 利用料金が安い
  • データ通信料が格安
  • 契約の縛り期間が短い(データ専用SIMは縛りがない)

格安スマホのメリットは、その名の通り“安いこと”です。特にデータ通信料は圧倒的に安く、例えば、ドコモの料金プラン・ギガライトで3GB使用すると月額料金は4,150円(税別)~ですが、格安スマホでは月額900円ほど、通話プランを加えても2,000円前後で3GBを利用することができます。
また契約の縛り期間が6カ月~12カ月など、大手キャリアより短く設定されていることがほとんど。そのため乗り換えのための解約がしやすいメリットがあります。

ただし、このようなデメリットが考えられます

  • 音声通話料は大手キャリアより割高
  • 通信速度が遅いことがある
  • 対面でサポートサービスを受けることができない

データ通信料が安い反面、音声通話料は大手キャリアに比べて割高です。「定額でかけ放題」のようなサービスを提供しているところが少なく、通話料は利用した分だけかかるケースがほとんどです。中には10分以内の通話が無料になるプランや、家族間通話が無料になるプラン、専用アプリで通話料が安くなるようなサービスを提供している格安スマホもあります。

また格安スマホの最大の欠点が「通信速度」です。大手キャリアに比べるとどうしても不安定で、昼時や夜間など多くの人がスマホを使用する時間帯やエリアでは、回線が混み合って通信速度が遅くなってしまいます。数値で見てみると、大手キャリアの通信速度が平均40Mbps前後、格安SIMの平均通信速度(下り)が13.6Mbps。動画やオンラインゲームをストレスなく楽しみたい場合には、通信環境を選ばない大手キャリアに軍配が上がります。

さらに格安スマホを販売する事業者のほとんどが実店舗を持たないため、サポート体制も大手キャリアに比べると受けにくいデメリットがあります。インターネットや電話でのサポートが中心となるため、初めてスマホを持つ人やインターネットに慣れていない人にとっては負担となるかもしれません。

格安スマホに乗り換えるとお得?

料金が安いからといって格安スマホに乗り換えると後悔してしまうかも!スマホの使い方によってキャリアスマホの方が良いケースと、格安スマホを使った方が良いケースがあるのです。どのような使い方だとキャリアスマホの方がいいのか、格安スマホの方がいいのか、格安スマホへの乗り換え手順などもあわせて紹介していきます。

キャリアスマホに向いている人

前述したキャリアスマホと格安スマホのそれぞれのメリット・デメリットから、キャリアスマホに向いている人は次のような人です。

  • 使用するエリアや時間帯に左右されず快適にスマホを使用したい人
  • 料金が高くても、サポートや補償サービスをしっかり受けたい人
  • 通話を多く使うから“かけ放題”プランが欲しい人
  • キャリアメールを使いたい人

インターネットやスマホの扱いに慣れていないため初期設定や故障、トラブルなどを店舗で対面対応をしてもらいたい人や、通話をメインに使用する人は、料金が高くてもキャリアスマホを使用した方が安心といえそうです。

格安スマホに向いている人

前述したキャリアスマホと格安スマホのそれぞれのメリット・デメリットから、格安スマホにしてもストレスなくスマホを使用することができる人は次のような人です。

  • とにかく安くスマホを使いたい人
  • データ通信はあまり使わない人
  • データ通信はWi-Fi環境で使用することが多い人
  • 通話はあまり使わない人やLINE通話などを利用する人
  • インターネットやスマホの操作に慣れていて、対面でのサポートが必要ない人

料金の安さと引き換えに、対面でのサポートサービスや補償サービス、通信速度、音声通話などが犠牲になってもスマホの使用に差し支えない人にとっては、月額料金が半額以下になる可能性のある格安スマホがおすすめです。

キャリアスマホから格安スマホに乗り換える手順と注意点

キャリアスマホから格安スマホへ乗り換える手順は次のようになります。

①キャリアの解約手続き・NNP転出手続きを行う

現在使用している電話番号を格安スマホでも引き続き使用したい場合は、MNP(モバイルナンバーポータビリティ)の転出手続きを行います。MNPの転出手続きには手数料が2,000円~3,000円がかかります。
転出手続きを行うとMNPの予約番号が発行されます。MNPの予約番号は、各キャリアの店舗や電話、ネットから取得することができます。
また現在使用している端末を格安スマホでも使用したい場合で、これまで使用していたキャリア以外の回線を使用する格安SIMに乗り換える場合は、SIMロック解除が必要です。

②格安スマホの購入手続き・MNP転入手続き

格安スマホは、“スマホ本体+SIMカード”か“SIMカードのみ”で購入・契約手続きをします。
またMNPを利用する場合は、予約番号の有効期限が15日間なので期限内に転入手続きを行いましょう。MNPの転入手続き料として3,000円程度かかります。

乗り換えの際の注意点

■違約金の有無を確認しよう
大手キャリアの契約を解約する際には、違約金が発生しないか注意が必要です。大手キャリアでは、“2年縛り”と呼ばれる契約更新月以外に解約をすると違約金が発生します。違約金は、キャリアや契約内容によりますが4,000円~10,000円ほどかかります。
■使っている端末が乗り換え先でも使用できるか確認しよう
またこれまで使用していた端末を引き続き使用する場合は、その端末が乗り換え先の格安SIMで正常に使用できるか動作確認されていることを確認しましょう。

格安スマホからキャリアスマホに戻す手順と注意点

格安スマホからキャリアに戻す手順は、キャリアから格安スマホへ乗り換える手順と同じです。

  1. 格安スマホの解約手続・MNP転出手続きを行う
  2. キャリアの申し込み・NMP転入手続きを行う

MNPの転出料・転入料は格安スマホ・キャリア各社異なりますが、それぞれ2,000円~3,000円程度です。
格安スマホからキャリアスマホへ戻す場合も、最低利用期間の縛りによって解約時に違約金が発生する場合があるので注意しましょう。多くの格安スマホでは、大手キャリアより縛り期間が厳しくありませんが、キャンペーンを利用していると通常より長い縛り期間が設定されている場合があります。事前に確認をしておきましょう。